2010-10-23[n年前へ]
■ハサミとテープでマイクロSIMカードアダプタを作る
使っていないiPhone3GのOSをアップデートさせてみることにしました。しかし、問題が一点あって、iPhone3Gに最初に刺さっていたソフトバンクのSIMカードは「はさみでチョキチョキと切り取ることで、マイクロSIMカードに変えて」しまってあります。そのため、OSインストール後にしなければならない(SIMカードを要求される)アクティベーションをさせることができないのです。
そこで、手持ちのプラスチックカード(b-microSIMのカード外枠)に”マイクロSIMカードとSIMカードの位置対応を描いた”型紙(この記事からリンクしてあります)をセロハンテープで張り付けて、その上からはさみでチョキチョキとプラスチックを切り取ることで、マイクロSIMカードをSIMカードに変換するアダプタを作ってみることにしました。
トータル10分ほどの作業時間で、見た目はかなり不細工な「変換アダプタ」ができあがりました。何だか、少しひしゃげていたりもしますが、SIMカード電極は(本体に対する)位置ズレの許容度は結構高いはず…と考えて、とりあえずひしゃげていることは気にせずにiPhoneに変換アダプタ付きの(マイクロ)SIMカードを差し込んでみました。そして、iPhoneの電源を入れると、何事もなくSIMカードを認識しており、アクティベーションも問題なくさせることができました。
ところで、SIMカードを持っていない人がiPhoneのアクティベーションをする時のために、iPhone Activation Card アクティベーションカード というものが流通しています。その一方で、手元に使用期限が過ぎて3G接続はできなくなってはいるけれど、アクティベーションならさせることができる、というSIMカードを何枚も余らせている人もいたりします(使用済みカードをキャリアに返却しているという話はあまり聞きませんし)。そう考えると、少しモッタイナイような気がしてきます。
ちなみに、iPhone3GをiOS4.2(Beta3)にアップデートしてみたのですが、(iPadではなく)iPhoneというデバイスにとってのiOS4.2は、特にアップデートする必要を感じないバージョンだったように思います。