hirax.net::Keywords::「カメラ」のブログ



2014-08-31[n年前へ]

【夏休みの自由工作】昼間なのに「夜景風の写真」が撮れるカメラを作ってみよう!? 

 【夏休みの自由工作】昼間なのに「夜景風の写真」が撮れるカメラを作ってみよう!?を書きました。

 8月31日の夜、つまり、「夏休みが終わるまであと少し」の瞬間というわけで、夏休みの自由工作をしてみました。作ってみたのは「昼間なのに夜景風の写真を撮ることができるカメラ」です。
 本当のところ、実際の夜景で見える景色はその物体自身が光り輝き示す色ですが、このカメラに映し出される夜景風の景色は物体自身が発する色ではなく・他から発せられた光をただ跳ね返すだけの色に過ぎません。そんな風に、正反対の180度違うかに思える光なのに、私たちには区別できず同じように見えるというのが面白いものですね。

【夏休みの自由工作】昼間なのに「夜景風の写真」が撮れるカメラを作ってみよう!?【夏休みの自由工作】昼間なのに「夜景風の写真」が撮れるカメラを作ってみよう!?【夏休みの自由工作】昼間なのに「夜景風の写真」が撮れるカメラを作ってみよう!?






2014-09-05[n年前へ]

自動回転偏光カメラを使って、サンノゼ駅で特殊な「撮り鉄」をしてみよう!? 

 この前作った「マブチ工作モータで自動回転する偏光フィルタ付きカメラ」をリュックに入れて持ち歩いています。…というわけで、今日の夕方はサンノゼ駅のホームに行って三脚を立て、ホームに停車中の列車を撮影してみました。

 たとえば、この特殊カメラで撮影した画像(群)から、列車自身の色や映り込みを分離してみたのが、下に貼り付けた画像になります。左から順に「撮影生画像・列車色画像・映り込み画像」です。列車色画像は、その物体自体の色を比較的素直に表していて、映り込み画像はあたかも物体が鏡面だった時のような画像になります。こうした”特殊”加工も、特殊なカメラを使えば簡単に行うことができます。

 …といったスナップ撮影をしていると、「…まずいぞ。これは、第三者的に冷静に見れば、どうみても単なる変な撮り鉄にしか見えないぞ!」とも、思えてきます。見た目をもう少し普通にするには、どうしたら良いでしょうか?

自動回転偏光カメラを使って、サンノゼ駅で特殊な「撮り鉄」をしてみよう!?自動回転偏光カメラを使って、サンノゼ駅で特殊な「撮り鉄」をしてみよう!?






2014-09-10[n年前へ]

特殊カメラ撮影で、ルノワール描く「ルグラン嬢」の鮮やかな色や表面で反射する光のさまを眺めてみよう!? 

 最近、自動回転する偏光フィルタが備え付けられた自作カメラを持ち歩いて、物体の表面内部から染み出る色と表面で反射する光を振り分ける(一風変わった)写真を撮っています。今日は、その変なカメラで、自作米国フィラデルフィア美術館に飾られている絵画群を撮影してみました。

 下に並べた画像は、ルノワールの「ルグラン嬢の肖像("Portrait of Mademoiselle Legrand")」を、撮影画像例(偏光フィルタが回転してる際に撮影された20枚程度の画像群の1枚です)・内部拡散色画像例・表面反射画像例色・合成画像例(自動回転偏光フィルタ付きカメラ手持ち撮影による)です。

 油絵具の表面で数パーセントから数十パーセントも反射する照明光の映り込みを取り除いた 内部拡散色を眺めた画像は、色鮮やかな(描いた画家ですら眺めることがなかったかもしれない)色を映していて、とても綺麗に見えるものです。そして、表面で反射する光の量が多い箇所は、油絵の具を多く塗り重ねた箇所(色)であったりして、キャンバスの凹凸や筆のマチエールを、少し想像させたりします。

 というわけで、今日は、ルノワールが描く柔らかく丸みを帯びた女の子の油絵を、自動回転する偏光フィルタが備え付けられた自作カメラで撮影・解析してみました。

ルグラン嬢特殊カメラ撮影で、ルノワール描く「ルグラン嬢」の鮮やかな色や表面で反射する光のさまを眺めてみよう!?






2014-09-17[n年前へ]

XYプロッタを組み立てて、色んな遊びをしてみたい!? 

 月曜日から、Kickstarterでスタートアップした深圳のMakeblockのXYプロッタキットの組み立てをしています。色々やってみたいことがあるのですが、たとえばデジタル・カメラを載せて簡易的に開口合成をして、超々強大なボケ味も作り出せる開口径80cmくらいの超大径カメラをを仕立ててみたい…とか思っています。

 組み立て動かしてみると…何かとりあえず動いてるようでありつつも、怪しい感じ120%です。

XYプロッタを組み立てて、色んな遊びをしてみたい!?






2015-05-15[n年前へ]

フェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみた 

 アムステルダム美術館(ライクスミュージアム)で、夏休みの自由工作カメラを構えて特殊撮影したフェルメール「ミルクを注ぐ女」を、微細なマチエールから額の形状まで、マルチスケールに3次元可視化してみました。(これまで作ったことがあるのは比較的大きな形状は無視したものばかりだったので)

 マスターピースを描いた筆致を、ブラウザ上でWebGLを使いグリグリ眺めていると、数年後の美術館はバーチャルリアリティを使った(触れるくらい近くから眺めることができる)リアルな展示物公開をしていたりするのかも…と想像したりします。たとえば、今現在は、ルーブル美術館で公開されている「モナリザ」は遠くからぼんやり眺めることがでこる程度の存在ですが、いつか手元で・目の前で大きく眺めることができたりするのかも…と想像したりします。

フェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみたフェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみた








■Powered by yagm.net