2007-04-20[n年前へ]
■Mannequin Head Maker
Mannequin Head Maker は、アップロードした写真に写っている人の「マネキン頭」を作り出すWEBサービスです。写真や画像中から「人の顔」を抽出して、その顔をスキンヘッドにした上で、その顔を組み立てることができる正二十面体展開図を作り出します。ブラウザ画面中に生み出された展開図を(マウスの右クリックで)ローカル・ディスクに保存し、プリンタで厚紙に印刷して、展開図をはさみやカッターで切り取って、ののりしろ部分に両面テープやのりをつけてて、組み立ててみることにしましょう。すると、あなたの手元には、スキンヘッドの「マネキンの頭」が出現するはずです。あなたが手にした写真に写っている人の顔を、あなたは掌の上でその重みを感じながら持つことができます。あなた自身や、あなたの友達や、あなたが好きなタレントたちの顔を、小さな紙細工としてあなたの掌の中に実際に作り出すことができるのです。
けれど、組み立てた坊主頭のマネキン・ヘッドは、その段階では、まだ素材に過ぎません。太い油性マジックを手にとって、あるいはカラフルなクレヨンを握り、好きな髪型でも描いてみましょう。あるいは、赤いクレヨンを口紅に見立てて唇を赤く彩ってみるのも面白いことでしょう。はたまた、薄い色鉛筆で頬に彩りを添えてみたり、眉を整えてみるのも良いかもしれません。組み立てたマネキン・ヘッドをキャンバスにして、あなたが好きな化粧や髪型を作り出して描いてみるのが、それがMannequin Head Maker の楽しみ方です。立体的に顔が描かれたキャンパスに、筆を走らせてみることができるのが Mannequin Head Maker の味わい方の1つです。好きな髪型や化粧の下書き・あるいは苦手な髪型の実験台として、本当の人の代わりにマネキン・ヘッドを使ってみるのも、きっと面白いと思います。
紙でできたマネキン・ヘッドを横に向ければ、その顔はあなたに横顔を見せることでしょう。その顔を下に向ければの口や目の配置から、少し「笑顔」を見せるはずです。そして、マネキン・ヘッドを少し上に向ければ、その顔はちょっと怒った顔を見せるだろうと思います。あるいは、斜め下から眺めれば、なぜか憂いを帯びた顔を見せ、斜め上から眺めれば含み笑いを浮かべている…。そんな具合に、マネキンヘッドの表情がカラフルに変化するように、顔の部品が正二十面体上の適切な位置(変上)に配置されています。それがMannequin Head Makerです。
つまり、Mannequin Head Maker は、好きな顔を掌の上に作り出し、あなたの思い通りの装いをさせることができ、そして、あなたの好きな表情を作り出すことができるWEBサービスです。平面的な写真から、立体的な表情や姿を作り出すことができるちょっとおかしなWEBサービスです。
Icosahedron Worlds と同じように、処理された展開図は、ブラウザ上では一見小さな画像に見えます。しかし、実際には非常に大きなサイズの画像ファイルです。また、その他の使い方自体も、Icosahedron Worldsと同じになっています。組み立てる時には、のりでなく両面テープを使った方が楽でしょう。
2008-06-20[n年前へ]
2017-09-23[n年前へ]
■続「妄撮カメラソフト」WEBアプリ版(胸限定)を作ってみた。
春が終わる頃、京都の街を散歩中に学生時代を思い出し、「男子の夢な(衣服の下を透視する)妄撮カメラ」を作りました。そして、梅雨が終わり夏本番に入る頃、そのコードをもとにして、WEBカメラアプリ「私、脱いだらスゴイんです!ー筋肉自慢 版」を動かしてみました。…ただ、筋肉自慢ソフトというのは、「かつての自分がやりたかったこと」とは違う「画像入れ替え処理」のせいか、心のモチベーションがどうにも上がらないな、とも感じていました。
そこで、自分で使い倒すソフトにするなら「こうありたい(こういう機能が欲しい)」という初心に戻り、「妄撮ソフト(胸限定)」として、多少のコードを書いてアップデートさせてみました。
使い方は簡単で、右のQRコードもしくは、上記のリンクからカメラソフトを立ち上げ、「カメラ撮影/もしくは撮影済みなどの画像を選択」した上で、「妄想する!(Strip it off!)」ボタンを押すと、その妄想が現実のものとして具現化するのです。
HTML5ベースで動くので、特に環境を選ぶことはないと思いますが、動作テストをしたのはApple iPhone 6s(iOS10/iOS11 Safari)のみです。
また、試しに使っているようすを撮影したものが、下に貼り付けた動画です。簡単に「現実の世界から妄想が生まれる」さまがわかるかと思います。