2005-01-22[n年前へ]
■フラクタル音楽作成プログラム
フラクタル音楽を作成するプログラムのFractMus 2000。
2005-06-03[n年前へ]
■数学とソフトウエア
「数学とソフトウェア」は、教育用の資料がとても大量に提供されている。「数学大好き」というわけでなくても、結構楽しめる。何ていったって、「マスオ博士の気ままに数学」なんていうコーナーもあるくらいだし。
ライフゲーム・暗号・折り紙・フラクタルなんていう言葉に惹かれる人は「数学のかたち」を読むと、嬉しくなるかも。
2007-10-25[n年前へ]
■「フラクタル」な「リベロ」
ブノワ・マンデルブロが描いたフラクタル図形のように、どんなに小さく狭い場所にだって、広い世界の縮図が詰まっているんだ、と感じることがあります。 from 「エンジニアよ! 女子バレーの魅力と科学にハマれ」
私は人をうらやましいと思ったことがありません。人をうらやむ時間があったら私は走りたい。 吉原知子女子バレーボールのことを調べた時、気になったのは「リベロ」というポジションでした。「自由」を意味するリベロ、他の選手とは違うユニフォームを一人着て、レシーブを続けるリベロ、そんなポジションは、昨今とてもよくある姿です。
極端に言えば同じタイプの選手は必要ありません。そのために12人がいるのです。 吉原知子また、ローテーションという「自分の得意でない役割を担わなければいけない期間がある、というルール」、自分の得意なことだけを続けられるわけではない、という、広い世界や長い人生の縮図のようなルール、も興味深く感じました。
やめることは簡単で、続けることは難しいと思います。また、悪い環境ほどチャンスであって、ここで頑張れるのが強い人だと思うんです。 吉原知子
2008-02-11[n年前へ]
■「ギャラリーフェイク」と「コピー」
美術の歴史を知ると面白く感じる。そして、ミステリー=謎解きも好きだ、と感じる人がきっと好きになるマンガが「ギャラリーフェイク」だ。時には、「カルマン渦」や経済学者でもあったマンデルブローの"株価変動予測"フラクタルを考える「連立不当方程式」といった理系心をくすぐる話も詰まっている(13巻目第2話)、そんなマンガだ。
「フェイク」つまり、「偽造した絵画」を題材にしたマンガ「ギャラリーフェイク」を読むとき、いつも思い出すのが「コピーの時代」という美術展だ。『現代の私たちの日常生活には多種多様な「コピー」が満ち溢れています』という言葉で幕が開く美術展を見たとき、感じたのは「コピー」が持つ劣化性だ。そして、「コピー」が持つ「進化能力」言い換えれば「可能性」だ。
時に、自分が何かの「コピー」になってしまいそうに感じる瞬間がある。影響を受けたものをただなぞるだけ、になってしまいそうになる。しかも、幸か不幸か「テキストをなぞるのが不得手」なせいか、劣化コピーになってしまうことが多い。
…これは困ったものだと感じながら、そんな時は、小器用なコピーでは、無限縮小コピーになってしまいそうだから、「とても質の悪いコピー」は「一種の進化だ」と眺めなおそう、と思ったりもする。小器用な縮小コピーを続けていたら、原始生物も人類も生まれなかったかもしれないし。