hirax.net::Keywords::「包茎」のブログ



2004-12-30[n年前へ]

「おち○ちんと△の成長」 

The Natural PenisThe First CutThe Natural Penis 「おち○ちんと△の成長」を解説する"The natural development of a penis and its foreskin"(The facts about circumcision the world's oldest operation) . What is an adult, natural penis like?の後半の「表皮における種々の問題(別名:包茎問題)」を読むと、日本男子は何か一言言いたくなるかも。「日本人男性の50%は大いなる問題を抱えている」って言うし、それに加えて、(とある)最後の画像に対する解説が「こんな祭りを行うこと自体が、その問題の日本における重大さを意味している…」なんだもの。

2009-05-13[n年前へ]

「美的曲線」と「包茎手術」 

 「美しい曲線」とはどんなものだろう?とふと思い、ネット検索してみると「美的曲線」というものが見つかった。

  「美しさ」をアピールできることは,工業製品がマーケットで成功するために非常に重要です.例えば,自動車のボディの特徴線は,その車の美しさに対する印象を大きく左右します.本研究では,曲率対数分布図が直線で表される曲率変化の単調な平面曲線を美的曲線と呼びます.
 和歌山大学の原田利宣先生が,「自然界や人工物におけるさまざまな美的曲線の多くは,曲率対数分布図が直線で近似できるということ」を指摘さまれました.原田先生が調べた美的曲線には,蝶の羽や自動車のボディのキーラインなどが含まれています.美的曲線の特別な場合として,曲率対数分布図における直線の傾きα=-1の場合にはクロソイド曲線,α=1の場合には対数螺旋となることが指摘されています.

 なるほど、確かに「美的曲線」の例を眺めていると、その曲がり方の変化が気持ちの良い感覚にさせてくれるような気がしてくる。単調なカーブを描くのではなくて、曲率がほどよい速さで変化し、不思議な新鮮さを感じさせてくれる

 ・・・で、さらに「美的曲線」を調べていると、「美しい仕上がりの理由」というページを見つけた。「ひとつウエノ男になる上野クリニック」提供の「包茎治療を説明するページ」である。

 上野クリニックでは「複合曲線作図法」という高度な技術を駆使した手術法を採用しています。これは、切除ラインが亀頭の傘の下に隠れるよう作図する美的曲線と、男性自身の裏スジの包皮小帯というひじょうに重要な部分を残す機能的曲線を組み合わせて作図する方法です。
 患者様一人ひとりの皮の余り具合に合わせ、切除線を亀頭から3~5mmの箇所に設定します。傷跡がきれいに隠れ、手術したことが目立たない自然な仕上がりです。

 上野クリニックの「美的曲線」が「曲率対数分布図が直線で表される曲率変化の単調な美的曲線」になっているかどうかはわからないが、「自動車のボディの特徴線」を語る言葉と、「男性自身の特徴線」を語る言葉が同じだったりすることが、何だか少し可笑しい。

2009-12-16[n年前へ]

NEWS今昔物語 「過去と未来と成長」編 (初出2005年1月27日分) 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

(16才の頃)知っておきたかったこと  この後、自分なりに「16才の頃、知っておきたかったこと」をまとめたPowerPoint資料を作ってみました。いつものように、今回の記事の中には、一見おかしなネタもあるかと思います。けれど、それらはいずれも過去から未来へ繋がっていることがらです。

 25年前に、"We are the world."を映した「10人だけの閉会式」があったということに、マイケル・ジャクソンが亡くなった今、もう一度思いを馳せてみる今日この頃です。

 さて、「過去と未来と成長」という言葉を眺めるとき、私はshiroさんが訳された文章、そして、その時に書かれた言葉をいつも連想し、前を向こうと思い直したいと思います。素晴らしい文章というものを掌の上で結晶にしたら、きっとこういうものなのだろう、と思います。

 16才の頃、同じ高校一年生として同じ高校へ通っていた、つまりは同窓生のShiroさんなどを見ると、「自分は二十年の間に何もできなかったなぁ」とつくづく思う。
 人生の到達点はそれまでの積分なんだから、同じアドバイスがどの時点でも有効なはずだ。 やりたいことはたくさんある。それなら、絶対後悔しないから、貪欲に、遠慮せずにやればいい

(記事を書いた時の)ひとこと

 以前の記事、「恋人から夫婦への3.3cm」に対して、「夫婦の距離は3cm≒一寸」かもという面白い指摘を受けました。ためしに辞書をひいてみると、「一寸 = 最高級とは言いかねるが、とるに足りないものではない、相当のもの」とあります。実は、この話は奥が深かったりのするかもしれないですね。

「1985年から見た20年後の未来」

 20年前の1985年、未来技術をテーマに「つくば科学万国博覧会」が開催された。その「二十年前に展示された未来科学技術」の舞台裏(例えば、2000インチ!の超巨大ディスプレイ「ジャンボトロン」で"We are the world."を映した「10人だけの閉会式」の話など)を解説した「つくば科学万博クロニクル」という本が先月出版された。科学技術が好きで、つくば万博に遊びに行ったなんて人は読んでみるときっと面白いと思う。

 1985年と言えば、その年に出版された対談集「科学技術を考える」という本がある。その冒頭には、「万博会場では"世界"が科学の力で結ばれている。しかし、それで異民族・文化間の問題は何一つ解決していない」とある。そして、その「新技術は生まれてから一般化するまでに20年かかる」と当時東大理学部の助手だった東大の坂村健は言っている。1985年から20年後の未来、私たちがいる2005年の世界はどんな未来になったのだろうか。

「日本人男性が抱える重大な問題」

 「タートルネックから顔の上半分だけを出した男性の写真」といえば…、包茎手術で有名な某クリニックの有名な広告である。男性でこの広告を見たことのない人はいないことだろう。そのクリニックの広告によれば「男が100人いたら65人は包茎です。そのうち70%、45人の男性は結局治療を行っています」というからさぞかし顧客が多い…のだろう。

 そこで、情報を調べ始めると「表皮における種々の問題(別名:包茎問題)」を論じたページでは、「日本人男性の50%は大いなる問題を抱えている」と書きつつ、田縣神社の豊年祭りを例に挙げ、実際には「覆われていないペ○スが好まれていることは明白だ」と語る。この言葉を心強く感じる人も多いかもしれない。

 ちなみに、グラフでデータを示されるとモノがモノでも注目してしまうのが技術者には、「ペ○ス増長薬」を服用したり、「ペ○ス増長運動」を行ってみて、比較実験の結果をグラフで示した「ペ○ス増長薬は有効か?」というページも楽しめるかも…。何を得るにも影の努力が必要なんだなぁ…。

「復刻版キャンパスノート」

 20年前、16才の私は高校の教室でコクヨのキャンパスノートを机に広げ授業を受けていた。そのコクヨの歴代「キャンパスノート(初代='75年・2代目='83年・3代目='91年・現行='00年)」を4冊セットにした「復刻版キャンパスノート」が誕生30年を記念して2月1日から発売される。学校で勉強していた頃を懐かしく思い出す程度に年をとった人ならば、「買ってみようかな」なんて気持ちになってしまうニュースだと思う。

 小学校の低学年の頃にはキャンパスノートや大学ノートを使い、今ではそれがノートPCになった。どんなノートに変わっても、結局落書きばかりしている、という(私みたいな)人も多いかもしれない…けれど。

「16才の頃、知っておきたかったこと」

 16才の高校生の頃と言えば、(Lisp著書で有名な)Paul Grahamが、16才の高校生たちに向けて書いた「風上を目指せ。きみと同じ能力を持つ誰かができることなら、きみにもできる(=怠けたことで-できなかった-ということを-才能-のせいにするな)。そして自分の能力を過小評価しちゃいけない。好奇心があれば努力が楽しい遊びになる」という内容の(先月公開された)文章が、川合史郎氏の手により日本語訳され評判を呼んでいる。

 現役の高校生たちはさておき、年をとってもまだ自分が大人になりきっていないと感じている(少しは年を経た)人たちはぜひ読んでみると面白いと思う。「年をとる前に、知っておきたかった…」と感じたり、あるいは「今でもまだ遅くはない」と思ったりするかも。



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