2010-12-28[n年前へ]
■iPhone4でマーカレス拡張現実のPTAMを動かす
Aaron Wetzlerさんが行った「(カメラに映る画像から空間把握を行うことができる) PTAM(Parallel Tracking and Mapping for Small AR Workspaces) のiPhoneへの移植作業レポートとプロジェクトソース」がGitHubに公開されています。そこで早速ビルドし、iPhone4でPTAMを動かしてみることにしました。
下の動画が「PCのディスプレイにiPhoneを向けて、PTAMで空間認識をスタートさせたようす」を撮影してみたものです。「思った通りには動かない部分が残っている」ということですが、それでも手元のケータイ(スマートフォン)が空間自動認識をしているようすを眺めていると、たとえ動きが不十分であるにしても、なかなかに楽しいものです。(プロジェクト設定やソースコードを眺めた限りでは)高速化する余地がまだまだ多くありそうに見えますから、色々なことをさせる機能を追加したりして、実用的なものへとさらに作り変えるのも面白いかもしれません。
現実にはありえないような不思議なものを映し出してみたり、あるいは、現実の世界をより現実(と思えるもの)に見せてみたり、あるいは目の前の世界を誰か全然別の時(空間)にいる人たちと共有してみたり・・・色々なことができそうな気がします。下に貼付けてみた(PCで動かした)PTAMのデモ動画でも眺めつつ、「あんなこといいな、できたらいいな」と思えることを色々考えてみることにしましょうか。
2011-11-23[n年前へ]
■「現実は正解・事実」で「現実に向かえない奴を馬鹿」という。
立川談志の「ことば」から。
現実は正解なんだ。…現実は事実だ。現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因がある。現状を認識して把握したら、処理すりゃいい。その行動を起こせない奴を、俺の基準で馬鹿という。
立川談志
酒が人間を駄目にするんじゃない。「人間はもともと駄目だ」ということを教えてくれるものだ。
立川談志
2015-04-08[n年前へ]
■「おっぱい紐」を現実世界の巨乳女優に適用してみる
二の腕を上げるとおっぱいも上を向く「おっぱい紐」が魅力的…。そんな話題・そんなおっぱい紐があったなら「どう思う?」と(高槻監督に)話を振られたので計算してみることにします。
まず、「おっぱい紐」を見て気になるのは、おっぱいの重量を「紐」で支える構造になっていることです。たとえば、高槻監督が撮影された女優の叶紀美子さんを例に取ると、アンダーバスト60cmのKカップで、乳の直径は約16cm、重量は片乳あたりおよそ1100gです。それはつまり、結構な重量構造物です。
この重量を、たとえば直径5mmの紐で支えようとすると、Boussinesqの線荷重解からバスト変形量を概算することができます。もしもバストが柔らかめのヤング率10の3乗だったなら、バストに紐が2cm強くらい食い込む計算になります。つまり、紐は柔らかなKカップバストに食い込んで、外部からはほぼ見えなくなる…という計算結果です。(参考:「10%ゼラチン・ゼリーの柔らかさ」は「おっぱいより、ほんの少し堅いくらい」という必ず役に立つ豆知識!?)
というわけで、「おっぱい紐について、ひとこと」という高槻監督のトスに応えると、叶紀美子さんの場合で紐が2cm食い込んでいたら(ほぼ見えない状態になっていたら)自然だけど、そこまで食い込んでいなかったとしたら、おっぱいの柔らかさ(ヤング率)的に不自然かもしれないですね…という具合でしょうか。…うーん、実に面白いですねぇ。
2016-10-16[n年前へ]
■「現実にはありえない」照明状態の「道路沿いのパラドクス」を現実にしてみよう!?
アニメーションの作画をする際に、絵の印象を良くするために「現実にはありえない」照明状態で描くという「道路沿いのパラドクス」テクニックの話を面白く読みました。この話を読みながら、ふと「そんな不可能立体を杉原厚吉先生風に現実に作り出してみるのも面白いかも」と考え、雑に適当に「現実にはありえない」照明状態の「道路沿いのパラドクス」を現実にしてみました。
雑に3Dラクガキした程度なので出来はイマイチだったり、「そもそも現実にはありえない」感じが増幅しただけ…のような気もしますが、とりあえず「がんばりました」と日記には書いておくことにします。