2009-02-26[n年前へ]
■錯視をフィルタで除去したはず…なのだけど!?
朝日新聞に(地震波や株価などの解析に使う数学的手法を応用し)錯視画像から錯視を引き起こす要素を取り除く研究の話題が書いてあった。右に貼り付けた画像がその記事に載っていた画像で、上図が「錯覚で反時計回りのらせんに見える同心円図形」で、下図が「錯覚を引き起こす要素を取り除いた画像」である。
しかし、これが何だか妙だ。「錯覚を引き起こす要素を取り除いたはずの画像」でも、やはり錯視が見えてしまうのである。作成画像を印刷するまでの過程で、「錯視を取り除く処理」の逆変換に似た処理がかかってしまった、なんていうこともありそうだ。
…とはいえ、錯視が解消されていないように見えるのは私だけで、他の人には実は錯視が解消して見えたりするのかもしれない。他の人には、一体どのように見えているのだろうか?
2009-03-19[n年前へ]
■「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトのまとめページ
これは、「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトのことを、まとめた記事です。とりあえず、手っ取り早く使ってみたいのであれば、一番下のWEBアプリ版で試してみるのがよいかもしれません。
「本城直季」風なミニチュア写真を作り出すソフトを作ってみました。つまり、こんな風に実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理をするソフトウェアです。
とりあえず、Windows用の叩き台バージョンを ここに置いておきます。マウスで「(グレーの矩形で表示されている)ピントが合ってる領域」を決めるたびにレンダリングしますので、あまり大きい画像は使わない方が良いかと思います(800ピクセル x 600ピクセル くらいの画像であれば特に問題はないでしょう)。手直し版と使い方・遊び方の説明などは、近々ちゃんと書いてみます。
Mac持ってる人の場合は、結構な割合で(こういう機能を手作業ですることができる)Photoshopなどを持っていそう…と考えると、Macintosh用は作っても意味なさそうですね…。
さて、「本城直季」風ミニチュア写真を作り出すソフト 叩き台バージョンを作ってみたわけです。こんな風に 実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理を行うソフトウェアです。このソフトウェアには大きな問題がありました。つまり、動作があまりに遅かったのです…。そこで、今回は気持ちよくサクサク動く高速動作版を作ってみました。動作環境は、(以前と同じく)Windows版ですが、Mac OSX版・Linux版などを順次公開していく予定です。今回作成したアプリケーションはToyImage2.20061126.lzh (2.4MB)に置いてありますので、ダウンロード・展開して使ってみて下さい。
このソフトウェアの使い方は、下記のようになります。
- 画像ファイルをExeアイコンにドラッグ&ドロップする
- 画像中からマウス(クリック&マウス移動)でピントを合わせたい領域を選択する
- キーボードの"s"ボタンを押すと、結果画像が"○×の処理.00.jpg"というようなJpegファイルとして保存される
- ソフトウェアの終了はキーボードのESCを押す
あなたの撮った写真を、色んなミニチュア写真にしてみると面白いかも知れません。そして、そんなミニチュアの景色をブログなどに張って、みんなに見せてみるのはいかがでしょうか。
上で作成した高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト、今回は画質改良や機能追加をしてみました。さらに、Windows版だけでなく、Mac OSX (intel) 版も作ってみました(ただし、今回のバージョンでは画像ファイルの保存ができません)。ファイルは、Windows版が toyphoto.20061129.lzh (2.4MB) で、Mac OSX (intel) 版 が toyphoto.i.20061129.dmg (6.1MB)toyphoto.i.20061130.dmg(11MB) になります。画質改良については、処理速度を落とさない範囲で疑似輪郭が出にくいように(少しだけ)してみました。また、使われる方がコントラストや鮮やかさをスライダーで調整できるようにしておきましたので、画像を色々変える楽しみも追加されているかも…しれません。
Mac OSX (intel) 版を使うには、ディスクイメージを展開して、アプリケーションフォルダに"toyphoto"フォルダをコピーし、インストールスクリプトを動かせば、(多分…)動くのではないか…と思います。動くのではないか…と思ってはいますが、テストをしていないので、もしかしたら動かないかもしれません。実際、Mac OSX (intel) 版については、冒頭に書いたように、今回のバージョンでは画像ファイルの保存ができません。なぜかというと、この記事を書きながらMac OS X で適当に動かしてみたところファイル保存ができなかった…(アプリが落ちてしまう)というわけです。そこで、とりあえず、「Command + Shift + 4 + Space 」で適当な範囲を(マウス/ポインタで)選び、画面キャプチャ・画像ファイル保存することで遊んで頂けたら…と思います。というわけで、今回はまるでMac OS X版に関しては体験版のようになってしまいましたが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
さてさて、今度はわざわざミニチュア写真を作るアプリケーションを使うのも面倒なので、WEBアプリケーション版 「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトも作りました。それが、たとえば下のようになります。
2009-03-20[n年前へ]
■ソフトウェア・トゥー、ポラロイドや赤外フィルムに対応した「FilmPack v2」
ソフトウェア・トゥー、ポラロイドや赤外フィルムに対応した「FilmPack v2」発売
ソフトウェア・トゥーは、DxOのフィルムシミュレーションソフト「FilmPack v2日本語版」のパッケージ版を4月30日に発売する。価格は1万2,980円。FilmPack v2は、デジタルカメラで撮影した画像に銀塩フィルムの色や粒状感を再現できるソフト。新バージョンでは27種類のフィルムプロファイルを追加したほか、8種類のカラーフィルタも利用可能になった。フィルムプロファイルでは、新たに「ポラロイド669」などのインスタントフィルム7種類や、「コダック HIE」などの赤外線フィルム3種類を追加した。そのほか、ポジ、ネガ、モノクロフィルムの新銘柄が利用可能になった。
2009-03-25[n年前へ]
■iPhone dev: basic image processing package
iPhone dev: basic image processing package
Ars looks at a Google Code repository that provides basic image processing tools for the iPhone.
2009-06-06[n年前へ]
■並列アプリケーションを作ってみよう
並列処理は、一般には実装が難しい、という印象があるようだ。確かにスレッドを駆使して処理を並列化する場合、スレッドの管理やスレッド毎の連携など、考慮しなければならないことが増え面倒ではある。しかし、プログラムを並列化するための言語規格「OpenMP」や、C++用の並列化ライブラリ「Threading Building Blocks」といった並列化支援技術を利用することで、プログラムの並列化へのハードルは大幅に低くなる。・・・本記事では、このような技術を利用した並列処理の実装方法を、簡単な画像処理アプリケーションを例に説明していこう。