2009-07-30[n年前へ]
■身体がつないできた記憶
赤坂真理「モテたい理由 (講談社現代新書) 」から。
上体をリーンアウトにしてバランスをとる。(中略)シンプルな物理学を体で信じる幸せ。オフロード車の2ストロークエンジンが燃やす、エンジンオイルの甘い匂い。
心がなんとかつくろおうとした物語でなく、身体がつないできた記憶。そんな意味のなさに私は助けられていたのかも知れないと思うことがある。
2009-08-13[n年前へ]
■見巧者なくして名優なく、聞き上手なくして話し上手なし。
扇谷正造の「聞き上手・話し上手―市民のための講座 (講談社現代新書 535) 」から。
見巧者なくして名優なく、聞き上手なくして話し上手なし。
2009-08-14[n年前へ]
2009-08-31[n年前へ]
■「空気」と「世間」
鴻上尚史の「「空気」と「世間」 (講談社現代新書)」の「おわりに」から。
壊れかけた「世間」の力を、幽霊のように大きく見ては損だと僕は思っています。激しい力を持っているにしても、それは、かつての「世間」とは違うんだと、相手を見極める必要があると思っているのです。
そして・・・
2009-09-25[n年前へ]
■「のりしろ」という、ムダではない「ムダ」
瀧口雅仁「平成落語論─12人の笑える男 (講談社現代新書) 」から。
文化でいう「のりしろ」と言えばいいのか。ムダではない「ムダ」。あとになって切り捨てられるかもしれない部分があってこそ、芸というものの良し悪しは見えてくるのではと、最近強く思うのだ。
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