2009-04-20[n年前へ]
■自分や世界にまつわる基本的なことへの答えを作る
しりあがり寿の「表現したい人のためのマンガ入門 (講談社現代新書) 」から。
その場その場で対処療法的な「言葉」があふれてて、そこらへんからいいとこどりしてきたって絶対追っつかない。自分も世の中もどんどん変わる中でつぎはぎの価値観じゃしんどい、しんどい。なんかいろいろよくわからなくなって、リアリティがないってことになっちゃう気がします。
だからウソでもいいから、人間はやっぱり自分や世界にまつわる基本的なこと、「なぜ生きるか」とか「世界って何なの?」とか、そういったことに自分なりの答えを出して、それなりに納得して了解しといたほうがいいと思うのです。
「しりあがり寿」をマネージメントする
2009-04-26[n年前へ]
■選択肢が広い時代の「自分自身の見極め」
福田和也の「悪の対話術 (講談社現代新書) 」から。
自分の適性なり、好みなりといったものは、実はかなり把握しにくいものです。何が自分にとって一番大事なのか、肝要なのか、ここだけは譲れないというのは何なのか。
…特に現在のように、選択肢が広い時代には、自分自身の見極めが大事になります。
p.180 「焦りと緊張」
2009-05-14[n年前へ]
■日本の会議は”怪議”という
扇谷正造の「聞き上手・話し上手―市民のための講座(講談社現代新書) 」から、王克敏によるものらしいという言葉。
「(日本の会議は)人を集めて議せず、議して決せず、決して行わず、行って責任をとらず、これを”怪議”という」
2009-05-26[n年前へ]
■”データ先行病という現代病”
週刊SPA! 2009/6/2号 坪内祐三×福田和也「これでいいのだ!」VOL.340より。
(坪内祐三)実感よりも、データが先行する、データが優先される。・・・例えば、出版の現場も、データ主義になっていてさ。ずっと雑誌にいた知り合いの編集者が、15年ぶりに書籍に移ったの。そしたら、団塊の世代くらいの上司が、「データ、データ、データ、売上データ!」で仕事をしていて、驚いちゃったんだって。・・・「偏差値秀才は良くない」って言ってた人たちが、逆に、偏差値的なデータに振り回されちゃってさぁ。(右上のサムネイルは「経済成長という病 (講談社現代新書) 」)
2009-07-26[n年前へ]
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