2009-08-14[n年前へ]
■「あなたの欲しいもの」作ります
自分自身が「欲しいな」と思うものをなかなか作ることができません。なぜかというと、自分自身が欲しいと思うものであって、かつ、自分自身が作ることができるものならば、すでに作り上げているに違いないからです。もちろん、これまでは欲しいと思わなかったり、急に欲しくなったりしたものなら、自分で作れる「自分が欲しいもの」になることもあります。けれど、そういうことがある機会というものは、それほど多くありません。
待っていても未来はこない。ほうっておけば、くるのは今のつづきだけだよ。
そうか。まっていても未来はこない。未来はつくるものなのか。
「宿題ひきうけ株式会社」 P.180
ところが、他人が「欲しい」と言ったものであれば、意外に簡単に作ることができることがあります。理由は簡単で、他人と自分は「できること」「苦手なこと」が違っているのが普通だからです。その人にはできないことでも、自分にはできる場合もあるのですから(もちろん、その逆のパターンも数限りなくあるはずです)、「その人が欲しいと思っているのに作れないもの」を作る手伝いをすることができたりすることもあるわけです。
ところで、誰かが「欲しい」と思ってることというのは、なかなかわからなかったりします。自分自身ができることでも、他人が「欲しい」と明示的に言ってくれなければ、その「役に立つかもしれない何か」を作ろうと思いつかないわけです。
というわけで、ひとことこんなものが「欲しい」と言って頂ければ、そんなもの(できれば小物)を作ってみようと思います。
「あなたの欲しいもの」作ります。