2011-10-09[n年前へ]
■「断面形状(発光)表示+長時間露光=未来のアート」という方程式
3次元形状を作った上で、その断面(断面表面)をiPadで(発光)表示させつつ、iPadを動かす。そして、そのようすを長時間露光で撮影するというアートでもあり・ビジネスでもある"Making Future Magic: iPad light painting"が面白い。まるで、逆CTスキャンのようなその発想と実装と、さらに結果としての美しさが実に魅力的だ。(from Radium Software)
さらに何かを作るなら、このグリッド版はどうだろう?たくさんの人が持つiPadに、いや数多くの電子デバイスに個々の場所・時間に合わせてレンダリングされた情報を送る。そして、それを遠く離れたところから撮影する。
…たとえば、人工衛星から、大陸にカメラを向けシャッターを切る。すると、そのカメラで撮影された画像には一つの大きな絵が浮かび上がってくる、というのはどうだろう?
いや、もっと大きなスケールもある。iPadを空に向け一年365日の発光表示を続けてみる。それを、地球から遙か離れたところから撮影してみる、というのはどうだろう?…すると(以下同文)。
2017-02-12[n年前へ]
■Ricoh Theta S で2017年旧暦1月満月の夜を撮ってみる
思い返せば2015年は忙しかった。長身の国オランダに入り浸ったり、大学病院に入院したり、タイのスコータイやチェンマイあるいはバンコクで Ricoh Theta S と自作治具を抱えて全天周HDR距離マップ付き動画に挑戦したり、人生で2回目のスカートを送風機でめくる実験をしたり…と七転八倒の毎日だった。
そんな人生七転八倒のお友達 Ricoh Theta S ともっと戯れたい!というわけで、OpenSphericalCameraのTheta S 制御用 Python コードを3.x用に書き換えて、長時間露光の微速度撮影で満月の夜を撮影をしてみた。
旧暦1月の満月の夜を、露光60秒で20分ほどの時間、微速度動画を撮ってみる。太陽のように明るい満月と、都会に近いけれどそれでも見えるいくつもの星 は、北極星を中心に廻っている。もしも、渋谷のスクランブル交差点や、上野公園の桜の下、あるいは、山手線のホームで眺めてみたら、一体どんな景色が見えてくるだろう。