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2011-07-29[n年前へ]

iPad版(電子書籍版)『論理的にプレゼンする技術』 始めました。 

 ソフトバンククリエイティブ新書『論理的にプレゼンする技術』 iPad版(電子版)の販売が開始されました。2011/07/29~2011/08/11までは、通常価格700円ナリのところ450円の「持ってけドロボー!のバナナ叩き売り」を行っています。iPadユーザの方にもしもご覧頂けたなら、著者として、少しうれしく思います。

 いつの間にか、アナログTV放送がほとんどの地域で終了し「テレビは地デジ」の時代になりました。だから、先週の「燃えないゴミ」には「(もう使えないゴミになった)TVアナログ・チューナ」をゴッソリ出しました。すべて過去の遺物になりました。 アナログレコードからCDに移行した時も、VHSビデオテープからDVDに、そしてブルーレイに移行した時も、ずっと親しんでいたはずのモノとの「別れ」は、意外なほどにアッサリとやってくるものです。

 過去の技術から未来の技術に移行するに際して、必ずしもすべての特性がより良くなるとは限りません。全体のバランスから見れば、次に来る技術の方が(過去の技術に比べてみれば)良いとはいえど、いくつかの点においては消えていく過去のモノの方が良い、ということもよくあるものです。…それでも、時代はその姿を変えていきます。

 家に配達する「新聞」というシステムは、ある購読者数の閾(しきい)値を下回った瞬間から持続し得なくなる、という話を聞いたことがあります。新聞の購読者がある程度まで減ってしまうと、各家庭まで新聞を配達システムを持続させるためのコストを補うことができなくなり、ドアのポストに新聞が届けられるというシステムは成り立たなくなる、というわけです。その変化にともなって、その技術・機器の変化に伴って、私たちの生活は変わります。

 ソフトバンククリエイティブ新書『論理的にプレゼンする技術』が電子書籍になりました。電子書籍、はじめました。

2011-11-19[n年前へ]

「これは凄い!最速自炊カメラソフト」と「本を捨てるという”選択”」 

 本の頁をパラパラ…とめくるようすをiPhoneのカメラで検出・撮影することで、書籍の電子化をするという『最速自炊カメラ「Jucie」』をiPhone4で試してみました。 試してみた結果、想像した以上に実用的であることに驚かされました。 日本語で書かれた文庫本でも、特に大きな問題もなく、かなり綺麗に読み取ることができるのです。

 下の動画は「三脚にiPhone 4をとりつけ、文庫本の頁をめくり、電子化している」ところを写したものです。 (読み取りのようすを撮影するために)片手で本の頁をめくっているにも関わらず、なかなかに良い感じで読み取りを行うことができています。 参考に、この動画撮影時に読み取った実際の読み取り画像を眺めてみれば、(右手で作業風景の動画撮影・左手で頁めくり、という)その読み取り作業のラフさを考えれば、その画質に驚かれるのではないでしょうか(WEB表示用に小さくリサイズ&解像度変換しています)。

 ふと、気づかされたことがあります。 それは、「裁断せずに電子化することができる」という「自由度」の高さ、裁断しなくていいという利便は、必ずしも「自由」ではないのかもしれない、ということです。

 裁断して電子化をした場合、裁断済みの本を何の迷いも未練も無く捨てることができます。 しかし、裁断もせずに本を電子化した場合、電子化した本が「そのままの形」で存在し続けている、ということになります。 すると、その本というモノを「捨てる」ということが「(心情的に)しにくい」ようにも思えるのです。 本という形あるモノがそのままの形で目の前に残っていると、そのモノを離れて自由になりづらい、とも感じます。

 そして、「本を裁断して、もう捨てるしかないような形にしてしまう」という電子化作業の背後には、「捨てる」という「大きな選択」が隠れていたのだな、と今更ながらに気づかされたのです。
twitter から

「これは凄い!最速自炊カメラソフト」と「本を捨てるという自由」「これは凄い!最速自炊カメラソフト」と「本を捨てるという自由」「これは凄い!最速自炊カメラソフト」と「本を捨てるという自由」「これは凄い!最速自炊カメラソフト」と「本を捨てるという自由」






2013-04-07[n年前へ]

電子化ドキュメントはマインドマップ(FreeMind)で管理しよう!  

 1年くらい前から、ある人の言葉をきっかけにして、本棚に積み重ねた本や、毎日ボールペンで書きとめる手書きノートを、できる限り電子化するようになりました。それは、電子化した方が、それらのドキュメントと(できる限りの)長い時間を一緒に時間を過ごすことができるに違いない・そういう「分水嶺・しきい値」をどうやら超えてしまったようだ…と考えたからです。

 大きな書斎を持つわけでもなく、定住する場所もなく、西へ東へとケセラセラにオロオロ歩く毎日が日常になるとしたら、末永く共に歩くことができる「書籍」は電子化したものでなければならない…と考えたのです。

 電子化すると、「スペース」をとらないがゆえに、二度と眺めることも・使われることもない存在になりかねません。たとえば、書籍を電子化したけれど・手書きノートをスキャンしたけれど、その電子ドキュメントの存在を忘れたままになってしまう…ということはよくある話です。

 そんな時、便利な「知識、忘却防止テクニック」が、マインドマップツールである FreeMind の「ファイルシステムのインポート機能」を使いって、電子化ドキュメントを保存したディレクトリを「マインドマップ」にしてしまうという技です。つまり、コンピュータ上のディレクトリ(枝)構造を、そのままマインドマップにしてしまうというテクニックです。

 たとえば、下に貼り付けた図は、私のiPad miniに入っている電子ドキュメントをマインドマップ化したものです。「親ノード」しか表示していませんが、こんな風に手持ちの本やノートを”マインドマップ”にしてみると、「自分の本棚やノート」の構造や全体像を(大げさに言えば)漏れなく眺めることができるような気がします。

電子化ドキュメントはマインドマップ(FreeMind)で管理しよう!








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