2008-05-08[n年前へ]
■「巨大なぷちぷち」の達成感
ビニールの緩衝材をプチプチ潰し音を立てる「ぷちぷち」好きな人は多い。目の前に緩衝材があれば、無意識のうちにつまんで「パチッ」と心地良く響く破裂音に耳を澄ます人はたくさんいるだろう、と思う。
「ぷちぷち」には、やたらに巨大なものもある。 大きな空気の玉を掴んで、力いっぱい潰してみると、やっぱり「パチッ」という音がする。心地良い音が「響く」というよりは、バチッっと力強い音が「響き渡る」という風だ。
普通のぷちぷちが無意識的な暇つぶし感覚なら、この巨大なぷちぷちの場合は、意識的にやるスポーツのような感覚だ。バチッと三回くらい音を響き渡らせれば、それで「十分やった」というような達成感が得られる。「巨大なぷちぷち」には、普通のぷちぷちとはまた違う魅力がある。
2008-07-05[n年前へ]
■日本人が感じる「理想の体型」は7.7頭身!?
イラストレーション・ソフトを作ったりする時のために、デッサンの勉強をしている。輪郭線に影響を与える人体骨格を改めて眺め直したり、あるいは、その骨格を包み込み繋いでいる筋肉の形などを見て、その構造に沿って人体を描こうとしてみる。そんなことをしていると、どのように頭部と胴体を分けた処理をすれば良いか、どのように輪郭線抽出の際の手抜きをすれば良いか、が見えてくるような気がする。
人体の骨格や筋肉を眺めなおしていると、知らなかったことばかりで面白い。たとえば、男性の尾骨より女性の尾骨の方が後ろに丸く広がっていたり、骨盤の形・前後左右への広がり方が全然逆だったり…と当たり前のようにも思えるけれど、それらの骨格・筋肉図を頁の上で眺めなおすと、それはとても新鮮だ。
そしてまた、「日本人が理想とするプロポーションは8頭身ではなくて、7.7頭身だ」といった言葉も、比較用の図を眺めながら読むと、実に自然に納得させられる。ギリシャ時代から理想のプロポーションは8頭身だとされてきたが、日本の女性誌人気モデルはおよそ7.7頭身ほどだという。理想プロポーションとされている8頭身のミロのヴィーナスを見ると、確かに、妙に頭が小さくて逆にやたらに胴体が大きく感じてしまい、「理想のプロポーション」には感じられない。ボッティチェリの9頭身のヴィーナス(の誕生)に至っては、大きな胴体に頭部がおまけのようについているように見えてしまう。
日本人のプロポーションは平均6~7頭身だという。実際に比較用の画像を眺めてみると、なるほど、6.5頭身の女性像が一番魅力的に思える。それが、6.8頭身にもなると、ちょっと顔が小さく・胴体が大きく見えて、感じる「親しみ」が少し減じてしまうように見えてくる。5%の違いがそんな印象・感性的な大きな違いを生むというのが、何だか不思議で面白い。
下の動画は、イラストレーション化したレッシグ教授の動画だ。全身像を見ると意外に顔が小さいのだけれど、この動画のように、胸から上だけを写した「頭身」を感じさせない画像からは、「親しみ」を強く感じるように思う。そういった感じ方への個人差・地域差・地域差といったものは、どういう具合になっているのだろうか。
2009-05-31[n年前へ]
■君の魅力は「伸びしろ」だ
朝日新聞、小山薫堂の『君の魅力は「伸びしろ」だ』から
数多くの成功ノウハウ本に感化されたり、ITに通じているというだけで、若い人は何か勘違いしているのかもしれない。即戦力にならなくては生き残れないという就職活動の方法論を刷り込まれていないだろうか。やる気は必要です。でもそれは、未熟な自分がこれからどこまで伸びていけるか、その伸びしろに注ぐやる気にしませんか。
2009-07-04[n年前へ]
■おとなの進路教室。
ズーニー山田 「おとなの進路教室。 」から。
自分を説明する言葉は増えた。でも、(中略)素の人間力は、どのくらいついただろうか?むしろ、弱くなった、そんな気がする。
そこで勝負しないといけない、と私は思う。 (p.63)
「お金」は、どこからくるか?というと、必ず、「人間」から出てきます。つまり、「一人の人間を喜ばすか、役に立つか」です。(中略)人は、口ではなんとでも言いますが、人のお財布の口は正直です。(p.120)
いま、私が魅力を感じる人は、お金とか、地位とか、権威とか、自分にはりつける強いアイテムを何ひとつ持たず。「自分はこれからだ」ともがいている人たちだ。(p.187)
2009-12-17[n年前へ]
■NEWS今昔物語 「女性の魅力」編 (初出2005年3月24日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
この時、2度と救急車には乗りたくないと書いた。しかし、今年の夏も車に轢かれ、救急車に乗った。やはり、その時に道の上で見上げていた夕焼けはとても綺麗なのが印象的だった。
また、私も「美人の微分方程式」や「帰ってきた「美人フィルタ」で眉毛処理 編」と似たような、ワンデー アキュビュー ディファインや瞳を大きくする美人化処理は今では日常生活に溶け込み、当たり前の商品・技術になっている。
(記事を書いた時の)ひとこと
先日、インフルエンザをこじらせてしまい、初めて患者として救急車に乗った。あんな経験は二度としたくないが、救急車から担架で担ぎ出された瞬間に見上げた青空は、とても綺麗で美しく忘れられない。
解き明かされた「バラの香りの秘密」で「女性は魅力的な顔」になる!?
2月24日、曽田香料は「バラの香り」の鍵となる成分を発見したと発表した。「花の中の花」のバラ特有の「ゴージャスで、瑞々しく広がる香り」はこれまで秘密のベールに覆われていたという。しかし、今回の研究結果により、バラの香りの秘密もようやく解き明かされ、その技術を応用した香水が今春にも発売されるという。
そういえば、去年10月には、バラの香り(ローズ香気)を嗅いでいると、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストラジオール)のバランスが適正化され、女性の表情が(男性から見て)魅力的になる、というカネボウと奈良教育大学の福井一助教授による研究も報告されている。ホルモンバランスと男性を手玉にとってみたい女性であれば、このバラの香りの香水は要チェックかもしれない。
女性の「肌年齢の5年毎の大ジャンプ」と「28才の曲がり角」
3月10日、結果を発表した。その">調査結果(PDF)を眺めてみると、「肌の変化(老化)を感じた年齢」などは25・28・30・35・40・45・50に明らかなピークがあることがわかる。「女性の肌年齢」は5年毎の大ジャンプがあって、しかも「28才に曲がり角」があるらしい?
(末尾が5や0の)切りが良い年齢で老化を感じる人が多い(そんな数字は書きやすいし)のは、納得できるような気もするが、28才というのは一体なぜなんだろう? と思ったら、今年の1月にも「お肌の曲がり角」の実感年齢は27.5才だ、という調査結果を報告していた(詳細PDF:http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/news/pdf/050113.pdf">)。何でも、女性にとってはストレスや生活スタイルの変化が28歳前後が一番激しい、ということらしい。なるほど、それは確かに(お肌にとっても)大変そうだ。 …だけど、28才なんて、まだまだとても若いと思ったりもするんだけれども。
「裁判で訴えられた巨大シリコンバスト」が「競売で1万7千ドル!!」
2月末から競売のeBayに出品されていた豊胸用のシリコンパックが、一週間後に1万7千ドルで落札された。なんと日本円にして180万円近くのスゴイ値段である…!? もちろん、これはただの使い古しの豊胸パックではなくて、1998年に男性から「(その巨乳で顔を叩かれたせいで)むち打ち症になってしまった」と裁判で訴えられたこともあるという伝説の「巨大シリコンバスト(の陰の立役者)」だという。
Tawny Peaksさんの胸に埋め込まれていたシリコンパックは一個あたりの重さが900gほどだというが、…それは確かに「凶器」と言えるかも。
「美人になるコンタクトレンズ」発売
2月24日、ジョンソン・エンド・ジョンソンが黒目をくっきり大きく見せるコンタクトレンズ ワンデー アキュビュー ディファインを発売開始した。このコンタクトレンズは、縁部分に黒い(ウソっこ)黒目が描かれていて、コンタクトを装着した途端に黒目がちの瞳美人に大変身してしまう、という。確かに、通常のコンタクトレンズを装着した場合と比べると、このコンタクトを付けていると確かに美人に見えるようだ(化粧をする女性なら、きっと美人の秘密は">黒目の大きさとまつげの濃さがにあるというのは、常識なのだろう)。普段コンタクトレンズをつけている女性(男性も?)なら、試しにこんな美人コンタクトで黒目がち美女(美男子)に変身してみるのも面白いかも。