2009-11-08[n年前へ]
■川面の上をゆっくり歩く
通りからは見えない川があった。川を挟む2本の道沿いは家がすべて面していて、そんな家々の下を綺麗な水がゆっくりと滑らかに流れてる。そして、その水面には青空と白雲と、そして、緑の木々が写り込んでいる。水面に映る青空は、頭上の空より遥かに青く、木々の緑も水面を通して眺めると、より強く見える。
水面はさざめき、それはまるで印象派の絵画を見ているようだ。鮮やかな絵の具を素早く走らせたような、そんなマチエールを感じる。不思議なくらい、印象派絵画を思い起こさせる。
川面の上には、小路が作られていて、流れる川の上を歩くことができる。時には、その川を見下ろすようなテラスがあって、ランチを食べている人々もいる。日差しを木陰で遮り、その下で飲むワインは、きっととても美味しいに違いない。
(この町に)実家があるんだ。水がきれいでね。この町に来たら、川面を歩いてみたり、時には川の水に足を少し浸してみる、のがお勧めです。そういう場所が、たくさんあります。
万城目学 「プリンセス・トヨトミ」
2013-09-01[n年前へ]
■麻雀博物館所蔵の「偏光材料を使った(実在する!)麻雀牌」
JR京葉線(外房線)の東浪見駅から徒歩20分の場所にあるという麻雀博物館に所蔵されている「インチキ牌」の現物を眺めてみたいと思っています。インチキ麻雀牌の仕組みは、多分とても単純で透明な偏光材料を上手く組み合わせ・作り上げたものだろうと思います。
仕組みは単純でも、そんな麻雀牌は滅多に見ることができないわけですから、それを実際に眺めてみたいと思います。…けれど、麻雀博物館は休館中ということで、しかも二度と開館しなさそうな雰囲気に満ちてます。
麻雀博物館所蔵の「偏光材料を使った(実在する!)麻雀牌」を見てみたい!と思いませんか?
2013-09-04[n年前へ]
■「自由自在に目を操れるサイコロ」や「透視できるカードや麻雀牌」
「遠くから、自由自在に出る目を操ることができるサイコロ」や「中身を自由自在に知ることができるカードや麻雀牌」…そんなものが、実はわりと売られていたりします(カタログ例)。千葉にある麻雀博物館には(残念なことに休館中です…)、偏光材料を使ったイカサマ麻雀牌が展示されていたと言いますが、そういう裏技道具というものが、各種存在していたりします(麻雀博物館所蔵の「偏光材料を使ったー実在する!ー麻雀牌」)。
電子部品や、偏光材料や紫外線蛍光インクや赤外線吸収インク。…そういった色んな材料を「お金に直結する”賭け事”」に結びつける感性と実行力は、何だかとても魅力的で面白いなぁ、と思います。
ランダムに動くはずのサイコロが自由に操ることができたり(するかもしれなかったり)したり、偏光性材料塗料と偏光コンタクトレンズと銘打った商品が売られていたり(ちゃんと機能するかは全然わかりませんが)…結構面白く新鮮ですね。
2014-01-25[n年前へ]
■偏光サングラスの「効果検証カード」は古き良きバッタモンの香りがする!?
新年明けのバザーを眺めていると、偏光サングラスが置いてありました。そして、その横には、偏光サングラスの効果を検証するためのカードが付いてます。道路や海辺の景色が描かれた(あるいは何も描かれていないように見える)カードや、偏光サングラスを掛けて眺めてみれば、(それらのカードに描かれた)道路の上には走る車が見えてきたり、海面に垂らされたや釣り竿の先には魚が見えてきたり、あるいは、何も描かれていないように見える場所には、美人が浮かんで見えてきたりします。
こんな「偏光サングラス向けの効果検証カード」を見て、「これ、欲しい!」と思う人は決して多くないような気もします。何しろ、無地模様のカードから「美人が浮かび上がってきた」としても、うれしく感じない人が多いでしょう。…けれど、私個人としては、この偏光サングラスの「効果検証カード」を見ると、何だか「古き良きバッタモン(&温泉街の土産モノ)の香り」がして、心から無性に懐かしく感じます。
2014-08-24[n年前へ]
■夏休みの自由工作・自由研究「超テカリ・超サラサラな画像を作ってみよう!?」
野辺山に行く前後、昨日早朝と今夜に作ってみた夏休みの宿題的工作が超原始的な右のガラクタです。自動回転偏光フィルタを備えたカメラです。(試しに使ってる様子と撮影した動画例)。…夏休みの自由工作課題や自由研究を全然やってない!もう夏休みの終わりも近いのに!というありがちコドモがいたら、「宿題引き受け株式会社」的にセールスして回ってみたくなります。
もちろん、夏休みの自由工作・自由研究的には、何か「調べて見た的要素」が必要でしょうから、たとえば、この超原始的装置で撮影した動画を使って作り出した「表面反射成分を取り除いた色画像・表面反射のみ画像・表面反射を誇張した超テカリ画像」を作り出してみた結果が、下に貼り付けたものになります。表面反射における偏光具合の違いを使い、表面反射成分を取り除いています(生画像と表面反射除去後画像の例はたとえばこのような具合です)。こうした使用例とか考察とかサンプルコード付きで夏休みの自由課題・自由研究「宿題引き受け株式会社」営業中です!(ウソ)