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2007-07-02[n年前へ]

ニュートンと旧約聖書(科学と魔術) 

 ニュートン(1642-1727)が、旧約聖書のダニエル書をもとに「西暦2060年以降に世界の終わりが来るかもしれないが、それ以前に終わる理由は見つからない」と書いた文書がヘブライ大図書館に保管されていて、その文章が18日から公開されているという記事を見た。

 小山慶太が10年前に書いた「神さまはサイコロ遊びをしたか—「宇宙の法則」に挑んだ人々(講談社学術文庫)」で、「心臓と血液の運動(1628)」を書いた近代生理学の創設者ハーヴィ、「学問の進歩(1605)」を書いたベーコン、彼ら17世紀の科学思想の巨人らを指して、こう書いていたことを思い出す。

 後に科学と呼ばれるようになる知的営みの原型と、それと相反する迷信とみなされる魔術が、彼らの頭の中で同居していたことは、我々の目にいかに奇妙に映ろうとも、まぎれもない事実である。 それが歴史の複雑さであり、そして自然を理解しようとする人間の精神の複雑さであった。 「神さまはサイコロ遊びをしたか」一章 ケプラーと魔女 (P.25)

2010-04-10[n年前へ]

「プログラマブルなサイコロ」が欲しい!? 

 Wikipediaのサイコロの項目を眺めていると、各種多様なサイコロが並んでいて、とても面白く思います。特に、面が百個もある100面体ダイスなんていうものを見ると、思わず欲しくなる気持ちを抑えることができません。

 今、一番、私が欲しいと思うサイコロは、面に書いてある数字を書きかえることができる、そんなサイコロです。任意のある「ルール」にしたがった数字群を作りだし、そして、その数字群を各面に表示する、そんなサイコロです。また、できれば、選ばれた面(=賽の目)以外に書かれている数字はぼんやりとしていてわからない、そんな機能も備えたものが欲しいな、と思っています。

 それなら、数字をディスプレイに表示する電子サイコロでも良いではないか、と言われるような気もします。しかし、電子サイコロだと、「賽を振っている」感じがしないように思われて、今一つ面白くないのです。それでは、「実感・体感」できなくてつまらないのです。

 そんな多面体の形を持って転がすことができる、けれど、プログラマブルで色々な機能を持っている、そんなサイコロがある、という情報、あるいは、この辺りの道具を使ってる来ると良いよ、といった情報などありましたら、教えて頂ければ幸いです。

2013-09-04[n年前へ]

「自由自在に目を操れるサイコロ」や「透視できるカードや麻雀牌」 

 「遠くから、自由自在に出る目を操ることができるサイコロ」や「中身を自由自在に知ることができるカードや麻雀牌」…そんなものが、実はわりと売られていたりします(カタログ例)。千葉にある麻雀博物館には(残念なことに休館中です…)、偏光材料を使ったイカサマ麻雀牌が展示されていたと言いますが、そういう裏技道具というものが、各種存在していたりします(麻雀博物館所蔵の「偏光材料を使ったー実在する!ー麻雀牌」)。

 電子部品や、偏光材料や紫外線蛍光インクや赤外線吸収インク。…そういった色んな材料を「お金に直結する”賭け事”」に結びつける感性と実行力は、何だかとても魅力的で面白いなぁ、と思います。



 ランダムに動くはずのサイコロが自由に操ることができたり(するかもしれなかったり)したり、偏光性材料塗料と偏光コンタクトレンズと銘打った商品が売られていたり(ちゃんと機能するかは全然わかりませんが)…結構面白く新鮮ですね。



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