2013-09-01[n年前へ]
■赤外線で体中の血管を浮かび上がらせてみよう!
コーラや醤油を赤外線で眺めると、あらまビックリ!驚くほど透明な姿に変わります。可視光では真っ黒クログロと見えていたのに、赤外線で眺めると、いきなりドロン!と消えてしまいます(右の写真は、 グラスに透明な水が注がれているように見えますが、実は可視光で眺めると黒く不透明なコーラが入ったグラスです)。
それとは逆に、可視光では見えなかったものが、赤外線で見るとイキナリ浮かび上がってきたりします。たとえば、赤外線カメラを自分に向けてみると、肉眼では全然見えない血管が、そこらかしこに浮かび上がってくるのです。ヘモグロビンが近赤外線を強く吸収するために、赤外線で眺めると、こんな不思議な姿が見えてきたりします。
それにしても、こうして北斗の拳の「秘孔」丸見え状態な血管配置を眺めてみると、血管が描く模様が左右対称でないことに気づかされたりして、新鮮で面白く感じます。