2010-08-17[n年前へ]
■夏の夕焼け空には「蜻蛉(トンボ)」が似合う
真夏日の夕暮れ、駐車場の隅に立ちつつ夕焼けを眺めていると、トンボが飛んでいました。トンボは目の前の花に止まり、しばらくの間、目と顔をクルクル回していたかと思うと、飛び去って行きました。
蜻蛉と書けば、カゲロウとも読めますし、トンボとも読むことができます。その逆に、カゲロウという響きを聞くと、「陽炎」という文字も心に浮かびますし、「蜉蝣」というようにも響きます。真夏に見る陽炎と、空に浮かぶ蜻蛉は全然違うものなのに、なぜか似た気持ちを起こさせます。
夏の夕焼け空には「蜻蛉(トンボ)」が似合います。そんな魅力な景色を、ケータイで動画をマクロ撮影してみたのが、下の動画です。
2010-10-22[n年前へ]
■夕暮れに見上げる空
何日も何日も暗い雲と雨が続く中、夏川りみの「涙そうそう 」をふと思い出し、本名でもあるらしき「りみ」という名前はどんな祈りや希望を込めた名前なのだろう、とひとしきり考える。
晴れ渡る日も、雨の日も。
一番星に祈る、
それが私のくせになり、
夕暮れに見上げる空、
心いっぱいあなた探す。
2012-08-17[n年前へ]
■夕暮に輝く「夏雲の尻尾(シッポ)」
湿気て暑い夕暮れ時、「シッポを垂らした雲」たちが空に浮かんでいました。日没を過ぎて、地平線の無効から夕日が雲の尻尾を赤く照らしています。
雲から伸びるシッポ(尻尾)は「尾流雲」と呼ばれ、雲から降り落ちる雪や雨です (参考:「雲のシッポ」の中に入ってみた。, 雲のシッポは「雲からこぼれ落ちる雪」)。 雲からこぼれ落ちていく雪や雨が、地上に届く前に空気中で蒸発し、シッポのように見えるのです。
まだまだ蒸し暑い真夏日の夕方、空に浮かぶ雲が垂らす赤白い尻尾は、それは「雨」なんだろうか?それとも「雪」なんだろうか?と考え・想像すると、何だか少し涼しくなってくる…わけもなく、昔ながらの蒸し暑い「日本の夏」を感じる夏の夕暮れ、です。
2014-05-04[n年前へ]
■オート3輪が排気ガスをまき散らしてた「あの時代」の夕焼けを眺めてみよう。
「”三丁目の夕日”の頃は大気汚染も酷くて、全然美しい時代じゃなかった*」みたいな話を読んで、ふと考えました。大気汚染が酷いならとても夕焼けが美しそうだ…。というわけで、ド派手にエアロゾル2倍の汚染状態にして、夕日レンダリングしてみました。その結果が、下に貼り付けた画像です。一番左が基準画像で、真ん中が「エアロゾル2倍な大気汚染時代」です。レイリー散乱の影響で、綺麗で赤みがかった綺麗な夕暮れ空になりました。
*三丁目の夕日の舞台となった昭和三十年代は大気混濁係数の変化を見ると、まだ大気は(現在と比べても)まだそれほど汚れてなかった時代のようです。
そこで、さらに調子に乗り、エアロゾルを「倍々ゲーム」で倍返しだ!(古い)という感じでさらに大気汚染の度合いを増やせば、もっともっと美しいはず!と「大気汚染が進んでいるという北京の夕日」をレンダリングしてみた。それが、一番右の景色です。
…うーん、これは少しばかり、暗く陰り過ぎな夕暮れ景色になってしまったかも。