2012-08-17[n年前へ]
■夕暮に輝く「夏雲の尻尾(シッポ)」
湿気て暑い夕暮れ時、「シッポを垂らした雲」たちが空に浮かんでいました。日没を過ぎて、地平線の無効から夕日が雲の尻尾を赤く照らしています。
雲から伸びるシッポ(尻尾)は「尾流雲」と呼ばれ、雲から降り落ちる雪や雨です (参考:「雲のシッポ」の中に入ってみた。, 雲のシッポは「雲からこぼれ落ちる雪」)。 雲からこぼれ落ちていく雪や雨が、地上に届く前に空気中で蒸発し、シッポのように見えるのです。
まだまだ蒸し暑い真夏日の夕方、空に浮かぶ雲が垂らす赤白い尻尾は、それは「雨」なんだろうか?それとも「雪」なんだろうか?と考え・想像すると、何だか少し涼しくなってくる…わけもなく、昔ながらの蒸し暑い「日本の夏」を感じる夏の夕暮れ、です。