2004-08-01[n年前へ]
■北朝鮮の秘密 マスゲーム編
北朝鮮の得意なマスゲーム、人間モザイク画の秘密は専用ソフトウェアによるマスゲーム用の本を印刷することらしい。電光掲示板で表示されたコードを眺め、コード変換表にしたがって指定されたページをめくり、ページを切り替えていく、ということである。ほとんど昔の暗号解読の手順のようだ。
北朝鮮の子供達は各自の本のページ数が異なっていても日頃の訓練のためノープロブレムだが、他の国の子供だとみんなが同じページ数でないと混乱してしまうという辺りが北朝鮮の「日頃の訓練」の偉大さを感じさせる。さすが「偉大なる」領主さまの国である。力を注ぐ箇所を間違えている。
資源節約のためにページ数をそれぞれ変えているということだが、その「北朝鮮が誇る」階調表現・データ圧縮のアルゴリズムを知りたいところ。
from huixingの日記
2004-08-14[n年前へ]
■AirMac Express・iTunesがハックされる
AirMac Expressはとても小型だ。だから、いつも持ち歩いている。いつでも、どこでも周囲を無線LANの環境に変えてしまうことができるので、とても便利だ。
そんなユーザーにとっては「AirPort ExpressがiTunesとワイヤレスベースステーション間で音楽をやり取りする際に、暗号化に利用している公開キーが公表された」というこの記事は要注目かも。
2004-11-27[n年前へ]
2005-06-03[n年前へ]
■数学とソフトウエア
「数学とソフトウェア」は、教育用の資料がとても大量に提供されている。「数学大好き」というわけでなくても、結構楽しめる。何ていったって、「マスオ博士の気ままに数学」なんていうコーナーもあるくらいだし。
ライフゲーム・暗号・折り紙・フラクタルなんていう言葉に惹かれる人は「数学のかたち」を読むと、嬉しくなるかも。
2009-10-16[n年前へ]
■Mathematica Player用.nbpファイルに埋め込まれた画像データのナゾ
Wolfram社の数式処理プログラムで作られたファイルをWolfram社のサーバに送信すると、(無料で使える)MathematicaMathematica Playerを使って誰でもインタラクティブにグラフなどを処理させて眺めることができます。通常のMathematicaファイルは.nbという拡張子を持つファイルですが、Wolfram社のサーバで処理された「誰でもインタラクティブに眺めることができるファイル」は、.nbpという拡張子を持つ形式になっています。
この「nbpという拡張子を持つ形式のファイル」の中身が何をさせるものなのかかを調べてみたときに、不思議なことに気付きました。一見、元のファイルと何の関係もなく、特に表示されているわけでもない、不思議な圧縮データが埋め込まれているのです。
そこで、ためしに、その圧縮データの中身を展開し、画像として眺めてみました。・・・すると、右上の赤い部分のような画像になったのです(黒いテキストがテキスト文として圧縮されたデータです)。
おやおや?、この画像は、何かアルファベットのように見えます。そこで、ひっくり返してみると、右のようになります。そう、「Wolfram Mathematica Player」という画像データが圧縮されて、.nbp形式のファイルには埋め込まれているのです。一見、特に何に使われるわけでもない「Wolfram Mathematica Player」という文字が埋め込まれているのです。
さて、.nbpファイルに埋め込まれているこの圧縮画像データは、一体何のために使われているのでしょうか? 何らかの著作権対策のためだろうか(昔のファミコンのカートリッジの海賊版対策のような)、などと想像してみたのですが、本当のところは何のためにこのような作りになっているのでしょうか…?