2001-08-09[n年前へ]
■消えたねこぢる
本屋で「消えた漫画家」の文庫版を見かけた。最初の本には入っていなかったねこぢるのことが書き加えられていた。締め切りを律儀にいつも守っていた、というのはかなり意外だった。そして、仕事で体を壊していたというのも。ファンならもちろん知ってる話なのだろうけど。
2003-07-13[n年前へ]
2004-06-14[n年前へ]
■情熱大陸
宇多田ヒカルは漫画家の西原理恵子嬢と実はすごく似ている。顔もどことなく似ているし、なんといっても性格が酷似。照れ加減、その反動のちょっと粗暴な感じのつっぱり加減。でも実は人に気をすごく使ってるのが丸わかり。頭の回転も早い。
2009-04-27[n年前へ]
■「世間」と呼ばれ「消費者」と呼ばれ「大衆」と呼ばれるモンスターと
文章が限りなくロジカルで、なのにとてもラジカルで、それでいてリリカルな、しりあがり寿の「人並みといふこと 」から。この本は、というより、しりあがり寿は、やはりとても素晴らしい。もっともっと早く、しりあがり寿が描いたもの・書いたものを読んでおけばよかった。
もし娘が「お父さんやお母さんのように漫画家になりたい」なんて言ってきたらどうしよう。
君が大きくなるころ、「世間」と呼ばれ、「消費者」と呼ばれ、「大衆」と呼ばれる快楽と安穏を貪るモンスターは、さらに巨大になり、さらに素早く獰猛(どうもう)になり世界中を嵐のように暴れまわるだろう。君はそんな中、自分を見失わないでスックと立ってられるかい?
p.104
2009-12-15[n年前へ]
■NEWS今昔物語 「支え」と「未来」編 (初出2005年1月27日分)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
いつか、『グラフ計算機』の開発秘話と似た話、自分がよく知っている話を書いてみたいと思うが、なかなかこういう話を書くことができるものではないに違いない。だからこそ、こういう話を読めたことの楽しさを、改めて感じてしまう。
(記事を書いた時の)ひとこと
ソフトウェア開発・メイクアップ・自動車開発、どれも「作る」ということに繋がります。今回は、色々な「作る」を集めてみました。
『グラフ計算機』の驚くべき開発秘話
Macintoshのクラシック環境(MacOS Xより前の環境)に標準添付されている「グラフ計算機」(MacOS 10.4には別の「グラフ計算機」が標準添付されるらしい」の開発秘話が開発者自身により昨年末に公開された(日本語記事)。なんでも、失業中のプログラマ二人が、貯金で生活しながら、出勤してきた社員の後ろにぴったりついてApple社の警備をすり抜け敷地内に入り込み、空き部屋で作業し、さらには自腹を切って下請けプログラマーを雇い、チェック担当と研究担当からなる開発チームに自分のソフトウェアの改良まで行なわせ開発をした、という。そして、ついには標準ソフトにまでなったのだから、これはまるで映画「摩天楼はバラ色にグラフ計算機」を彷彿させる、何だかとても心躍らされる話だ。
ちなみに、グラフ計算機の開発者曰く「Windows 98にも同じことをしてみたかったけれど、Microsoftは建物の警備が厳しくてできなかったよ」だって。
「理想の目元」を作る秘密
化粧品を製造販売する株式会社イプサが、「目を大きくするメイクアップアイテム」というものを今年の元旦に発売した。これを使うと、「目の横幅は縦幅の3倍」「目の縦幅幅とまぶたの縦幅が同じ」「目頭から目尻の角度が10倍」という目もとの理想的なバランス(オプティマムバランス)、目もとの「理想的なバランス」を実現するという。シミュレータを使って自分に適した「理想のバランス」実現の方法(つまりは化粧品の選び方)を調べることもできる。
理想の目元を描こうとする女性のパワーには驚くばかりだ。(一重の女性のための)パッチリふたえの作り方なんて驚きのあまり腰が抜ける。何を得るにも影の努力が必要なんだなぁ、とつくづく思う。
Goolgle videoでテレビ番組を検索しよう
アメリカでは、一定量以上のテレビ番組に字幕をつけることが義務づけられている。Googleが、そのテレビ番組の字幕文章に対する検索サービスGoogle Videoを先月25日からベータ公開し始めた。例えば、"Japan"なんていうキーワードで検索をかけると、そのキーワードにマッチしたテレビ番組のサムネイル画像や放送時刻や時間が表示され、さらに番組で放映された内容の詳細を知ることもできる。
字幕放送の普及率が低い日本でサービスを運用する日はまだまだ先かもしれないが、テレビ局が視聴率をかせぐために字幕内容に対してもSEO(検索エンジンに対する最適化)対策に明け暮れる日は近い。
鳥山明デザインの電気自動車が限定発売
株式会社タカラから、ドラゴンボールやDr.スランプで有名な漫画家の鳥山明デザインの電気自動車が3月27日から販売開始される。これは「乗れるチョロQ」の第四弾として全5色 9台限りの限定品だ。鳥山明によりQVOLTと命名され、素晴らしく気持ちが良くなりそうなデザインを見ると税込み199万円という値段は安いと思う。マンガの世界の自動車に乗るなら、「今がチャンス」かもしれない。