2004-10-18[n年前へ]
■「プリンタの指紋」を追跡する画像分析技術
「パーデュ大学の研究者が、プリンタで印刷された文書を分析して、それがどのプリンタで出力されたものかを割り出す技術を開発」という記事。一目見ればどのプリンタで出力したかわかる人も多いような気もするけれど…。発表自体はNIP20で報告される。
2004-10-24[n年前へ]
■国が育てる「サイエンスライター」
「難解な研究の成果を国民に分かりやすく解説できるよう、国の音頭でサイエンスライターを育てるべきだ。納税者である一般の国民に対しても、各家庭レベルでその価値と研究の重要性を分かりやすく説明することが重要」という文科省部会の提言に関するasahi.comの国が育てる「サイエンスライター」の記事を読む。asahi.comお抱え社員でもある科学部記者達の意見を尋ねてみたくなる。
それはともかく、「納税者である一般の国民に対しても、各家庭レベルでその価値と研究の重要性を分かりやすく説明する」ことは予算を獲得する研究者の義務であり特権であるとも思う。「科学誌だけでなく、一般誌でも研究成果が取り上げられるように研究成果を分かりやすく解説し、予算を獲得する」ことを、その予算の使い道が正しいと一番信じていて、その予算を使う当事者である研究者達以外の誰がするというのだろうか。「専門家同士でも最先端の研究を理解するのは難しい」というのであれば、それを「サイエンスライター」に期待するのはお門違いであるようにも思う。そんなスーパーマンみたいなサイエンスライターがホイホイいる、わけがない。
研究者達が「俺たちは前から難解な研究の成果を国民に分かりやすく解説しようとしてるぞ」というのであれば(実際そういう研究者達はたくさんいると思うのだが)、その「国の研究費からライターへの経費支出」分を研究者に渡して(そしてもっとガンバレと叱咤激励する)というのも当然アリだとも思う。あるいは,文科省部会の視界にはそういった人や現状は見えていないのだろうか.
2004-12-06[n年前へ]
■技術者・研究者のためのすぐに役立つプレゼンテーション技術
「★人の心を掴むプレゼントとは? - 技術者・研究者のためのすぐに役立つプレゼンテーション技術 - 【英語プレゼン・ツールで魅せるプレゼン】」という来年1月21日(金)に開催予定の講座。
「人の心を掴むプレゼント?」 「プレゼント」って何?という気にもなりますし、「人の心を掴む」なんて大層なことはよくわからなかったりもしますが、とりあえず「人に伝えようとする(実際に伝わるかどうかはさておき)・人の気持ちをできる限り想像するための講座」です。しかも、お題目だけでなく、(限られた時間の中で)実際に資料を作りつつ、各種報告を行うシタッパーズ・プレゼンツのプレゼンテーション技術講座です。プレゼン講座も三回目になると、結構熟しつつ(基本的にサービス精神旺盛ですから)中身もどんどん増えているかもしれません。会社のお金を使うことができるなら、ぜひ如何でしょう?
個人のお金しか使うことができないという方でしたなら、飲み代(と美味しい食事)だけで、どこにでも(交通費は私持ちで)伺います、ハイ。
2004-12-16[n年前へ]
■「技術者・研究者のためのすぐに役立つプレゼンテーション技術」
というわけで、来年1月21日(金)に開催予定の「技術者・研究者のためのすぐに役立つプレゼンテーション技術」の方も再度宣伝しておきます。
2005-01-12[n年前へ]
■電子写真技術のシミュレーションに関する講習会
以前紹介した、日本機械学会 情報知能精密機器部門主催で3月22,23日に開催される「電子写真技術のシミュレーションに関する講習会」ですが、リンク先には「受講料:会員30,000円 (学生員10,000円), 会員外40,000円, 一般学生20,000円 教材:会員4,000円,会員外5,000円」と書いてありますが、実際には「受講料:会員20,000円(学生員4,000円), 会員外30,000円, 一般学生6,000円 教材:会員3,000円,会員外4,000円」です。二日間で、しかも内容がぎっちり詰まっていてこの値段というのは格安です。特に、会員外の一般企業参加で30,000円というのはビックリするくらいに安いかも。(別に宣伝して得するわけじゃないんですけどね…)
そういえば、いつの間にやら来週開催予定の「技術者・研究者のためのすぐに役立つプレゼンテーション技術」講座もよろしくお願いします(申し込みはきっとまだまだ間に合うかと思います)。本屋に溢れてる「プレゼンテーション本」とはひと味違う内容で「わかりやすく」「楽しく」「なおかつ提示するストーリーが明解」を目指した「テクニカル・プレゼンテーション」への近道はを探してみますし、ね。