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2011-10-12[n年前へ]

Apple、Windowsから無料クラウド「iCloud」を利用できるソフトを公開 

 Apple、Windowsから無料クラウド「iCloud」を利用できるソフトを公開

 新たにiCloud Control Panel for Windowsを導入すると、Windowsパソコンからも一部データを同期できるようになる。対象となるデータはメール、アドレスデータ(アドレス帳)、カレンダー、タスク(スケジュール)、ブックマーク、フォトストリーム。
 なお、注意点としてWindowsパソコンを持っているだけでは、iCloudを利用できない。いったんiOS 5を搭載したiPhone、iPad、iPod touch、またはMac OS X Lion v10.7.2を搭載したMacintoshパソコンから、iCloudのアカウントを作成することが前提だ。

2012-04-01[n年前へ]

iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す! 

 『iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す!(期間限定公開)』

 今年の後半に発売される予定のiPhone 5 には、画像認識エージェント 「ハピネス “Happiness”」 が搭載されます。 その画像認識エージェント「ハピネス」は、「(言葉にできない)人が見つけられないもの・けれど人が求めているものを、iPhone が見つけ出す」という機能です。
 現行機種 iPhone 4s の目玉機能は、音声認識エージェント Siri でした。 Siriを使えば、音声を認識して、音声に応じて適切な処理・作業をしてくれます。 「やって欲しいこと」をiPhoneに言うだけで、音声認識エージェントSiriは色々なことをしてくれます。 しかし、Apple によれば「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というのです。
 この「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というApple関係者の言葉は、”ユーザ”だけでなく、”他メーカ”に対しても向けられているのではないか、と(気のせいかもしれませんが)感じました。

2012-05-10[n年前へ]

日経BP『iPhone/iPadには”見えないデザイン”が込められてる』記事がホントかどうか検証してみた(エミュレータ編) 

 特許文献を根拠として書かれている『iPhone/iPadに込められた「見えないデザイン」』(日経BPネット)という記事を読みました。こうした「特許を根拠に書かれた」記事の真偽はとても怪しい(間違っていることの方が多い)と思っています。

 まず、特許(出願)書面に書かれたことは「そこに書いてあることが正しい」とは限りません。 たとえば、わかりやすいあたりで、特許公開平7-136207「感度が向上するコンドーム」を眺めてみることにしましょう。 発明者はドクター中松、発明の名称は「感度が向上するコンドーム」です。

 「男性の抽送(ピストン)運動によりマグネットも抽送運動され、フレミング左手の法則により、女性性器内血管が発電し、その電流は女性のみならず導電性コンドームにより男性側にも流れ脳神経に達し、ベータードパーミンを脳内に発生させ、男女共に性感度が著しく増大する」
フレミングもファラデーもビックリなこの超技術、特許出願書面に書かれているけれど「内容は(何だか)正しくなさそうだ」と思わざるを得ないのではないでしょうか。…もちろんドクター中松の例は「極端な例」ですが、特許(出願)書面に書かれていることは、別に正しいこととは限らないのです。

 さらに、その特許に書かれた技術が、実際に使われている・使われるとは限りません。 特許出願はしても「特許に記載された内容を製品には使っていない」ということの方が、実はずっと多いのです。

 つまり、何か「ひとつの特許」を引っ張り出してきても、それは「こんな技術が使われている!」とか「こんな技術が近日登場する!」といった根拠にはならないのです。

 さて、『iPhone/iPadに込められた「見えないデザイン」』は、米国特許7844914を根拠に「iPhoneやiPadのタッチパネル上の文字入力では、キー検知領域は六角形になっている(ようだ)」と主張します。

 この場合、アップルは画面上に表示される「見せかけ」のキーボードとは別に、実際の入力のための別のキーボードを用意しているようだ。上記特許の場合、図Cが画面上の「見せかけ」のボタンは四角いが、実際のタッチセンサー上に配列されているボタンの配列や境界線は図Dのような6角形になっている。これならば指で触れるポイントが実際に狙っている位置から下ぶれしても、ある程度のミスを防げるというわけだ。
 しかし、実際にスタイラスを使いiPhoneのソフトキーボードを使ってみた感覚では、キーを判別するための領域分割は日経BPの記事のようにはなっていないように思われました。 (この”感覚”というものが、実にあてにならない、先入観や勘違いが入りやすいものなんですけど、ね)

 「いずれ、XYステージにスタイラスをとりつけて、実際にiPhone(もしくはiPad)のキー領域分割を調べてみることにしよう」と考えつつ、今日は「Apple 謹製 iOS Emuator 上で、iOSのUIKitが提供するソフトキーボードのキー領域分割状況を調べてみる」ことにしました。 Apple純正とはいえ、実機とシミュレータは完全に同じ動作をするわけではありませんが、「iOS emulator上ですら入力領域の分割が6角形になっていたとしたら、”特許に記載された内容が実際に使われている”と判断して(日経BP記事を信用しても)良いだろう」と考えたのです。

 確認手順はとっても簡単、iOS emulator 上で画面をしらみつぶしにクリックさせ、iOS上で入力されたキーをXY座標上に配置するPostScriptコードを吐かせ、そして(ソフトキーボードを表示している)iPhone画面上に重ねてみた、というだけです。(作成した小物ツールはgituhubに置いてあります



 その結果、つまりiOS Emulator上でのキー領域分割状況、が下に貼り付けた画像です。 少なくとも、iOSエミュレータ上では、いたって普通の「矩形」分割がなされていました。

 さて、実機で検証したら、UIKitの「キー領域分割状況」は一体どのようになっているのでしょう?・・・果たして、日経BP(日経デザイン)が書く『iPhone/iPadに込められている「見えないデザイン」』は実在するものなのでしょうか。それとも、記事中に登場する「見えないデザイン」は、「見えないもの」を(こうあって欲しいという)”思い込みパワー”が勝手に作り出した幻想なのでしょうか?

『iPhone/iPadに「見えないデザイン」が込められてる』ってホントかどうか検証してみた(エミュレータ編)『iPhone/iPadに「見えないデザイン」が込められてる』が果たしてホントか検証してみた(エミュレータ編)






2012-05-14[n年前へ]

1m離れ30μmの「大きさ」が見えたら…視力10と呼ぶのです!? 

 スギ花粉は、およそ直径30μm(マイクロメートル)です。つまり、直径0.5mmのシャーペンの芯の1/10の大きさです。

 そのスギ花粉の「大きさ」を、1m離れたところから見ることができる人はいません(存在を見ることはできます)。何しろ、それを(ランドルト環で計る)「視力」に換算すると、視力「10」というビックリ数値になるくらいです。

 身の回りに視力検査で視力10になったという人がいる…なんてことはありません。「ありえない」ということは、細かな数値を調べるまでもなく、目の大きさや光の波長を思い浮かべるだけで、実に当り前の話です。

 アップルによれば、人間の目の解像度では、1メートル離れた直径30マイクロメートル以下のものを見ることができないという。

日経BPデザイン『実は「だましのテクニック」を利用しているiPhoneのデザイン
 ”アップルによれば…という” …この「という」”という”言葉は便利かもしれません。しかし、そんな便利な頻出語句を使うことで書き手が何の理解も消化もしないままに書かれてしまった記事が積み重なっていくことは、デザイン(設計)というものを考える人たち(そうなるかもしれない可能性がある人たち)にとっては、少し残念なことだと思います。

2012-05-31[n年前へ]

Macbook Air(2011以降)内蔵SSDを(他のコンピュータから)SATA接続する方法 

 2011年以降に発売されたMacbook Air に内蔵されているSSDを他機器で使いたくなることがあります。たとえば、Macbook AirのSSD をより大容量なものに入れ替えたとき、余ったSSDを他のコンピュータで使いたくなったりします。あるいは、Macbook Airが壊れてしまった時、Macbook Airの内部に保存されているデータを(外部PCで)サルベージしたくなったりします

 そんな時のために、この(Macbook Air SSD<−>SATA)変換基板配線を参考に、「こんな感じにハンダ付けすればOKかな?」というラクガキをしてみました(検証無し&ビール飲みつつ描いたもの)。

 Macbook Air のSSDは3.3Vの給電を必要とするので、SATAの電源ケーブルが3.3Vを出力している場合には、Vdcに3.3Vを突っ込んで、データ配線+GND/Vdcのトータル6本をハンダ付けするなどすれば…Macbook Air(2011以降)内蔵SSDを他コンピュータでSATA接続して使うことができるかもしれません!?

Macbook Air(2011以降)内蔵SSDをSATA接続する方法Macbook Air(2011以降)内蔵SSDをSATA接続する方法








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