2001-04-01[n年前へ]
■今日の共感 いろいろなInsideout、あるいはLiberation
ちょっと長い引用をする。
「マンションの管理人さんが3月いっぱいでやめることになりました。私、というかマンションのほとんどの人は、この管理人さんのファンでした。
お花が大好きな管理人さんのおかげで、マンションの周りは植木だけでなく、ハーブや、たくさんの宿根草が手入れよく育っているのです。マンションの前で、息子が自転車で転倒した時、救急車を呼んでくれたのも管理人さんでした。
ところがこの前の、マンションの管理組合総会で、ひとりの住民の方が「管理人が女性なのは心もとないのでは?」と発言されたとか。委員の中では、当然、今までの管理人さんでお願いする意向だったそうです。でも、管理会社の方が、(たったひとりの!)住民発言に気を遣ったのか、突然、3月いっぱいで管理人さんの交代をさせた??ようです。(推測ですが)
女性だからって、なにが「心もとない」のだろうか?と思います。掃除もきれいにやってくださっていたし、電気の交換だって切らしたこともないのに、って。
きょうで最後の日だったのでご挨拶に行きましたが、私は残念でたまりません。午後に出かけようとしたら、玄関前の小さな門扉の間に、ラベンダーや、ペパーミント…のハーブの苗がたくさんおかれていました。きっと管理人さんです」 from Mido-diary 2001/03/31
「女と男」も一つの「表と裏」かもしれないですね。そんな一見二つに分けられているように見えるものも"Inside out"に考えてみれば、やっぱり結局の所「同じ一つの表面」かもしれないですよね?
ところで、Liberationは辞書を引くと「解放(運動)」なんて出ています。例えば、ウーマンリブはWoman Liberationの略ですね。あぁ、なんかそんなことを考えていると、またドラクロワの"Liberty Leading the People"が頭の中に浮かびます。
(リンク)
■季節外れのサンタクロース
今日のサイト。(リンク)
■今日の衝動買い march Cabriolet
散歩の途中で買った。そんな自分にちょっとびっくり。色は当然ワインレッド。エスクードとの乗り分けはどうしよう?(リンク)(リンク)
2002-04-01[n年前へ]
2003-04-01[n年前へ]
■研究奨励賞?
エンターテイメント性が評価されたのだろうか、今年は日本画像学会の研究奨励賞を頂けるらしい。一昨年に頂いた論文賞に続き、背中がこそばゆいのである。
これがエイプリル・フールであれば、「巨乳ビジョンをはじめとする地球防衛のための正義の研究を奨励して」となるのだろうが、残念ながらエイプリル・フールではないので、そういう理由ではないらしい(多分)のが実に残念なのである。
■今日の必ずトクする一言
先月で、「今日の必ずトクする一言」が休止した。「地球とヒトのリソースを消費せずに満足感を実現する」という類いまれなポリシー、hirax.netの「できるだけ役に立たないことに無駄に力をかけよう」「そうしたら、ほんの小さな小さな(これまで気づかなかった)とるに足らないかもしれない満足感が得られるかも知れない」という愚善連盟的なアプローチとは対極的な技術と文化の至高のサイト。エアコンやら何やらで、ちょっと一緒に遊べて面白かったな。同じKORGユーザーだったし。
とりあえず、お疲れ様でした。
2004-04-01[n年前へ]
■「ババ抜きは自分の前が重要だ」
なるほど、私の前はたださんだったか、と昨夜知ったわけです。で、それと同時に知ったのは「あっ、電子ブックが消えた… あっ、いやな日記モノも消えた…」ということなのでした。で、木曜の今日(ホントは今は金曜のAM2:00)が〆切です。
「IPv6糸電話が消えた…」というOliverさんの気持ちが実に良く判りました。
■四月といえば新入社員
四月といえば新入社員。何でも今年は「ネットオークション型」で去年が「カメラ付きケータイ型」らしい。その前は、と眺めてみるとこんな感じだ。さてさて、「ネットオークション型」の彼らはどんな風に成長していくのでしょうね。
2005-04-01[n年前へ]
■「科学のブラ」が株式会社トリソプから新発売
株式会社トリソプが認知心理学を応用した「科学のブラ」を今日発売。キツく寄せて上げる必要もない「女性に優しい」ブラジャーの誕生です。「科学は人(女性)を助けるために生まれ来た」わけですから、こんなブラジャーだって生まれて当然なのかもしれません。
なにはともあれ、地道に続けられてきた人間工学の研究成果がようやく製品になったようでなによりです。肩がこりがちなあなた、「科学の力」があなたの体を楽にします。試しに、おひとついかがでしょうか?
■レゴや銅像やオッパイの4つのニュース
技術者向けの「リクナビNEXT / リクルートの転職サイト Tech総研」で、先週書いた「レゴや銅像やオッパイの4つのニュース」が公開されています。レゴの世界も、折田先生像(ちなみに、仮装を最初にさせたのはこの方ですね)も、凶器のオッパイも…、どれも「科学と技術と男と女」ではないかも…。うぅ。
■続「変わらないということは、変わるということ」
一つ抜けているファクターがありますよ『人は変われる』ってことを違う世界にいくと、今まで見えなかったものが見えてくるものです。考え方が変わって成長できるんですよもちろん、人との出会いによっても成長できるんですよ…なので、法則どおりには『無能』にはなりません。向上心がある限り…と、「有能」で「変わることができる人」(ちなみに、私は大切にしている「三つの座右の銘」のうちの一つはこの方の言葉だ)からツッコミを受けた。
この言葉を聞いて思い出したのが、「変わらないということは、変わるということ」 『ずっと「変わらない評価」を受け続けるためには、「変わらない努力」が必要だ。「変わらない努力」というのは、結局のところ「変わる努力」だ。人(状況)が変化している限り、自分も変化していかないと、取り残されてしまう』という言葉だ。
…もちろん、「それでも人には(それ以上変わることができなくなる)限界がある」とも私は思うが(「人の能力・可能性」は無限大だが、(その可能性を具現化するために必要とされる)「人の時間」は有限であるのだから)、それでも「向上心がある限り、変わり続けることができる(その結果として、ずっと「変わらない」でいられる)」と信じたいところだ(とはいえ、それは人には老化も寿命もないと考えるような話だが…)。
そういえば、「三つの座右の銘」の内のもう一つは
三十代前半は気をつけないといけない年齢だからという女性ライターの方(ちなみに、「シタッパーズ」という言葉を教えてくれたのはこの方で、さらにこの本の出版もこの方に因る)の言葉だった。その年頃の人って、自分の力を過信するから、会社とか他の何かの力を自分の力と勘違いするとか、(そのせいか)何かガマンができなくなったりしやすい…とか、そんなような意味の言葉だ。ちょうど、その年頃だった私は、この言葉を彫刻刀で消しゴムに刻み、私の座右の銘の一つにした。そして、それから何年か経った。
…ん?そう、気づいたらもう三十代前半でなくなっていた…。大切な「座右の銘」なのに、大切な言葉の使い道がない年齢になっていた…。まさか「座右の銘」が「生もの」の「期間限定」だったとは考えもしなかった…。うぅ。
いっそのこと、「永遠の三十代前半」って名乗ろうか。だけど、「永遠の三十代前半」って何だかとてもヤな感じだなぁ…。「永遠の十代」ならともかく…。
■「自分でない誰か」という言説
「リスナーへの愛が全く感じられません」という「リスナー」を引き合いに出すような言説、あるいは「みんなが困る」という言説、つまりは、自分でないだれかよその人を引き合いに出す言説を見聞きするたびに思い出すのは、この
ポルノ規制を求める人は、だれかよその人がポルノを見ると悪影響を受けると主張する。「俺がポルノを見たら、何をしでかすかわからないぞ」という人はいない。その方が、よほど説得力があるにも関わらず。 正義だの道徳だの倫理だのをめぐる言説は、そうして、つねに「だれかよその人」の問題であり続け(後略)や、この
1人称で語れ、語れなかったことを他人のせいにするな。自分への怒りと憎しみを他人への憎悪と不信にすりかえるな。それさえしなければ、世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい。 かつてすりかえた経験のある1人として、私も同じことを言いたい。という言葉だ。
2006-04-01[n年前へ]
■最高に小さなデジカメ一眼レフが登場!
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女 に「最高に小さなデジカメ一眼レフが登場!〜 オリンバスとベンタックスが超小型デジカメ一眼レフを共同開発 〜」を書きました。フォーサーズ規格の超小型デジカメ一眼レフ、わずか172gの超軽量の素晴らしいカメラが登場です。女性用の小さなポシェットに、交換用レンズをボディと一緒に全部入れて持ち歩くことだってできます。
最近は、カメラ業界では「カメラ事業売却・撤退」「フィルムカメラから撤退」といった発表が続いていたが、今回のオリンバスとベンタックスによる共同開発製品の背景には、実はとても「自然な理由」がある。
■お笑いパソコン日誌@はてなダイアリ
今日、とても気に入った「お笑いパソコン日誌@はてなダイアリ」を、今日の記念に、ブラウザ・サムネイル画面をキャプチャしておく。引用部分はChic@お笑いパソコン日誌 氏の言葉ですよ、と念のために書いておきますね。
AA なんてカップサイズがあることを知らなかった
2008-04-01[n年前へ]
2009-04-01[n年前へ]
■アメコミの色彩と「技術品質」と「コスト」
「マンガ学―マンガによるマンガのためのマンガ理論 」を読んでいると、アメリカの新聞に連載されていたカラー・マンガでは、シアン・マジェンタ・イエローの3色の濃さを100,50,20パーセントの3種類に限り、輪郭線には黒線を入れていたという。新聞紙への印刷が不安定で、出力品質が決して良い状態ではなくても、色の識別がしやすいように、使う色種(インク量)を少なく限ったという。低コスト・低技術品質の中で、「わかりやすさ」を実現しようとしたわけである。
その結果として、アメコミの「派手な原色」「力強い輪郭線」と数少ない色種の組み合わせによる「識別の記号としての配色」という特徴が生まれたという。確かに、「ハルクの配色」「スパイダーマンの配色」・・・どの配色も似たような色が使われているはずなのに、「どのマンガ・どのヒーロー・どの悪役」であるかが、その配色を見れば不思議なほどにすぐわかる。
「技術品質」と「コスト」のバランスから生まれた文化、というのは意外に多いのではないだろうか。たとえば、吉野家の牛丼はだってそうだ。安い肉を大量に供給するために、吉野家の牛丼のあの調理法・味が生まれている。もしかしたら、「大量に売れる文化」というものは、ほとんどすべてが「技術品質」と「コスト」のバランスの上で立っているのかもしれない。
2010-04-01[n年前へ]
■「マティス」と「状態遷移」と「描かれなかった可能性」
マティスの「大きな横たわる裸婦(ばら色の裸婦)」の制作過程を、1935年5月3日の第1ステートから眺め、1935年10月30日の第21ステート、そして、1935年10月30日の最終ステートまで眺めていると、何度も何度も描き直されていることがわかる。その過程を写真で眺め、マティスが何を考えながら、変更・修正を加えていったかを想像することができて楽しい。
ところで、第1ステートとか、第2ステートと「ステート」といった言葉を眺めていると、「状態遷移(State Transition)」とか「State Flow」なんていうものを連想してしまう。
たとえば、「ばら色の裸婦」では、私たちが見ることができるマティスのステート(状態)はたかだか22ステートに過ぎない。
しかし、このステート以外にもたくさんのステートが存在しただろうし、あるいは、存在することはなかったけれども存在する可能性があったことだろう。
マティスが描いた作業過程を、あるいは、マティスが感じたけれど描かなかった構想を、描かれなかった可能性を、状態遷移図にしたとしたならば、それは一体どんな世界になるのだろうか。
2011-04-01[n年前へ]
■Thinkpad+OS X="Think Different"
時折、日本IBM(日本IBM大和事業所)が作ったこサブノートPC上で動くMac OSXを使っている夢を見ることがあります。B5サイズに12インチの1400×1050ピクセル高解像度液晶、心地良く頑丈なキーボードの中央に(指・掌の動きが最小限で済む)赤いトラックポイントを光らせて、Core2DuoのCPUに8GBのメモリを搭載することができて、そして、コンバーチブル(通常のノートブックとしてもタブレット・デバイスとしても使うことができる)のタブレットPCであるThinkpad X61tでMac OSXを使う夢を見たりします。
日本IBMとAppleが共同で開発したサブノート、PowerBook 2400cを愛用していたことがあります。 異なる得意分野を持つメーカ同士が組み、そのバランスがうまく作り上げられた場合には、それは限りなく素晴らしい道具になります。人が頭を動かし・足や手や指を動かし・何かを形にしようとする時には、何かしらの道具を必ず使います。そんな時、良い道具があれば、何か良いものを作ることができるような心地になります。
右上の写真は、"PLAY FOR JAPAN"トラックポイントです。その上に掌をおけば、何でもできる・したくなる…そんな心地になるポインティング・デバイスとキーボードです。
2012-04-01[n年前へ]
■iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す!
『iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す!(期間限定公開)』
今年の後半に発売される予定のiPhone 5 には、画像認識エージェント 「ハピネス “Happiness”」 が搭載されます。 その画像認識エージェント「ハピネス」は、「(言葉にできない)人が見つけられないもの・けれど人が求めているものを、iPhone が見つけ出す」という機能です。
現行機種 iPhone 4s の目玉機能は、音声認識エージェント Siri でした。 Siriを使えば、音声を認識して、音声に応じて適切な処理・作業をしてくれます。 「やって欲しいこと」をiPhoneに言うだけで、音声認識エージェントSiriは色々なことをしてくれます。 しかし、Apple によれば「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というのです。この「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というApple関係者の言葉は、”ユーザ”だけでなく、”他メーカ”に対しても向けられているのではないか、と(気のせいかもしれませんが)感じました。
2013-04-01[n年前へ]
■画像処理で浮かび上がる!北朝鮮ミサイルの日本ターゲットは「厚木・呉基地」だった!?
「北朝鮮の金正恩第1書記が3月29日、軍の作戦会議を緊急招集し”アメリカ本土へのミサイル攻撃計画”に署名した」(プロパガンダな)北朝鮮メディアが伝えました。しかし、その北朝鮮国内報道で流れた「作戦会議の写真」には、アメリカ本土攻撃計画が見事に映り込んでいて、ミサイルをアメリカのどこに向けようとしているかが、丸わかりだった、という解析がされています(他には金正恩第1書記が21.5インチのApple iMacを使っているとか)。
日本国内に住んでいる私たちからすると、北朝鮮ミサイルが狙う「アメリカ本土ターゲット」も気になりますが、それより何より、日本国内のターゲットが一番知りたいところです。そこで、(右に貼り付けた)北朝鮮の緊急作戦会議の写真をじっくり調査してみると、金正恩第1書記が座り・作業するピカピカ机の表面、金正恩第1書記の右手の先辺りに、日本周辺地図がわずかに映り込んでいます。そこで、その映り込みに画像処理を掛けて、拡大・復元してみた結果が下の写真です。見事に、北朝鮮作戦会議で映し出されている日本周辺地図が浮かび上がっています。
日本の上には何カ所か情報が書かれていて、そのうち2箇所に明瞭なマークが描かれています。2箇所のマークのうち、おそらく、一箇所は自衛隊の呉基地で、もう一箇所は厚木基地のように見えます。その他の、情報が書かれている場所は八戸基地や大湊基地辺りでしょうか。…とにかく、北朝鮮の作戦会議に写るモニタ画面上では、日本国内の重要ターゲットは厚木基地と呉基地のようです。北朝鮮がミサイルを撃ちそうな時が来たら、厚木と呉近くには立ち入らない方が良いのかもしれません。
ところで、この北朝鮮の作戦会議に貼られた太平洋周辺地図(から復元した日本周辺地図)を眺めていると、「成田空港のあたりから、何本も線が世界へと延びている」ように見えるのは…きっと気のせいですよね。
2014-04-01[n年前へ]
■15歳のときに知っておきたかった科学(拝啓 おっぱいが好きな十五の君へ)
4月26日(土)か4月27日(日)に(一体どっちだ?)、開催予定の「ニコニコ学会β 第6回シンポジウム 研究してみたマッドネス」に遊びに行ってみることにしました。…見に行くからには「何か差し出さないといけない」と感じて、「研究してみた」ことを「今ならでは」の視点で振り返り考えつつ、ご披露してみることにしました。
小さなこどもの頃から「おっぱい」が大好きで、けれどそれと正反対に勉強することは大キライ…だった。勉強をする場所だと思ってた学校を卒業して何年も経ってから、おっぱいの研究にこそ色んな科学が応用できることに気がついた。…もしも、おっぱいが好きだった十五歳のぼくに、こんな科学を届けることができたなら、きっと科学が大好きになってたに違いない! 今だからこそ、あの頃の若い「自分」に伝えたい!
15歳のときに知っておきたかった科学
(拝啓 おっぱいが好きな十五の君へ)
2015-04-01[n年前へ]
■Surface Pro 3でMac OSXを走らせる夢を見る!?
まだWifiやタッチスクリーンを動作させられていないのが難点だけど、Surface Pro 3でMac OSXを走らせている夢を見てみるのも面白そう。春先に、10インチのタブレットOSXを持ち歩き、桜の下で(アラン・ケイが論文中に描いた有名な絵のように)タブレットを使うのも楽しそう。