hirax.net::inside out::2004年06月11日

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2004-06-11[n年前へ]

現在・過去・未来 

 現在・過去・未来に関する四つのNEWS。ニュースと言っても、決して新しいことではありません。North East West South、東西南北で眺めた四つのNEWSを並べてみたら、何故か現在・過去・未来の出来事が並んでいた、そんな感じのニュースです。

 ところで、「※記事内のリンクは更新日時点で確認しています。その後のリンク切れはご容赦ください」という注釈で判るように、あっという間にリンク先が消えていくんだなぁ、ということをつくづく実感します。「『「匂い』と『景色』をつなぐ脳内リンク」からはあっという間に「リンク」が消えてしまったのが、残念ではありますけれど少し面白い今日この頃です。そんな消えてしまったリンクがいくつもありますが、そこは脳内リンクで補うことにしましょうか。

東西南北から現在過去未来で古今東西 

 蛇足で付け足してしまえば、時間軸と空間軸は所詮どちらも単なる軸に過ぎないわけです。空間の距離感も時間の感覚も、どちらの遠近感も交換可能な等価なものなんですよね、きっと。

 空間的に遠ければ届くのに時間がかかる、っていう風に。そう、ちょうど柳田国男の蝸牛考のように。多分ね。

「1人称で語れ。」 

 「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい

私は著者の主張のいくつかに反対である。戦後の平和主義はあやしげなものだったと考えている。死刑を完全に廃止せよとはいえない。最近日本は狂いだしたというセリフは聞き飽きた。ついでに、W杯の前からサッカーが好きだ。 しかし、一つ全面的に賛成するメッセージがある。1人称で語れ、語れなかったことを他人のせいにするな。自分への怒りと憎しみを他人への憎悪と不信にすりかえるな。それさえしなければ、世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい。 かつてすりかえた経験のある1人として、私も同じことをいいたい。

 価値があると思うものも価値がないと思うものも、愛すべきものも憎むべきものも1人称で語るのが良いかもしれない。当然のごとく、それに対する応答はその一人称に帰ってくるわけだが。  from 日日ノ日キ