2008-08-19[n年前へ]
■「これでいいのだ」
週刊SPA!の福田&坪内による「これでいいのだ」という連載のタイトルから、ふと、タモリの赤塚不二夫への弔辞を思い出した。
あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。…この考えをあなたは見事に一言でいい表わしています。すなわち、「これでいいのだ」と。
弔辞の際に持っていた紙が白紙だったのか、それともアウトラインが書いてあったのか、そんなことは結局のところ、どっちでもいい話だ。もしも、紙にすでに何か書かれていたとしても、その瞬間に何か思ったことがあれば、その思いは言葉にされたことだろうし、紙に何も書かれていなかったとしても、きっと少しだけ違う、けれどやはり同じような言葉になったに違いない。
『天才バカボンのパパなのだ』という作品で別役実が書いたあの台詞はなんだったのだろう。一人がシャツを脱いで裸になる。するとそばにいた者が、不意にこう言うのだ。「私も脱ごう」
宮沢章夫 from 一台のロボットをつくるには、どれだけの知恵が必要だろう?
2009-01-13[n年前へ]
■誰でも正義の味方になりたがる時代
バットマンの誕生は'39年。不況と戦争の真っ只中だった。「正義の味方、英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」(ブレヒト)。
日本は、誰でも正義の味方になりたがる時代にとうとう戻った。
神足裕司 「これは事件だ」
2009-05-19[n年前へ]
■金融資本主義という「システム」について
鴻上尚史の「ドン・キホーテのピアス」 No.716 から、「僕たちの好きだった革命 」再演について。 から
それは、「私たちは、金融資本主義という失敗しつつあるシステムに生きていることはよくわかっている。かといって代わりにどんなシステムを提示したらいいのかわからない。けれど、今のままのシステムが間違っていることだけははっきりしている」という実感に生きる社会です。
2009-06-02[n年前へ]
■「微乳こそ美乳!」の科学
週刊SPA!の中吊り広告を見た。特集記事:「微乳こそ美乳!」の科学・・・って、週刊SPA!相変わらず濃い。時代を反映し、記事内容はやはり変わっているような気もするけれど、それでも、やはり濃い。何しろ、Bカップの魅力を悶絶探求の「科学」だもの。
2009-06-03[n年前へ]
■コンプレックスの使い方
週刊SPA! 6/9号 「真実のコースター」 第50回 椿姫彩菜 (文:松岡宏行 厚生:岩岸えりか )
セクシャルマイノリティは、お笑いで目立つ人が多いけど、私には人を笑わせる才能はありません。
コンプレックスを笑いに変えられるのは、強い人だと思うんです。でもそれができる人は、世の中のごく一部ですよね。
自分のコンプレックスを逃げ道にしている人もいると思うんです。悲劇のヒロインぶったりして。でも、生きている以上、どんな人でも悩みは絶対あるので。だから私は、自分を不幸だと言うつもりは全然ないんですよね。
■Powered
by yagm.net