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2008-10-07[n年前へ]

世界最速バッティングマシン200キロ 

 普通にキャッチボールをするとき、一体時速何kmくらい出ているものなのだろうか。100km/hくらい出ているものなのだろうか、それとも90km/h出ているものなのだろうか。そんなことが知りたくて、バッティングセンターに行ってみた。すると、90kmでも十分すぎるくらい速いということがよくわかった。時速120kmともなると、ボールが出てくる瞬間がよく見えない。

 そんな90km/hの球に驚いていたら、「世界最速バッティングマシン200キロ」というものを教えてもらった。こんなマンガみたいな剛速球が飛び出してくるバッティングセンターのバッターボックスにはとてもじゃないが立ちたくない。ましてや、こんな世界最速の時速200キロのキャッチボール・・・は想像すらしたくない。

2009-06-05[n年前へ]

水が入った中華鍋を摩擦振動させて遊ぶ 

 夜、バッティングセンターに行くと、中華鍋(に見えた)の中に水が満たされていて、その中にコインが入っている。一体これは何なのだろうと考えていると、同行者が中華鍋の水に手を浸し、両側の持ち手部分を掌で軽く擦りだした。

 ますます、それが一体何なのか、同行者が何をしようとしているのかがわからなくなり、さらに眺めているうちに、鍋がうなり音を出し始め、水面に規則正しい模様が浮かび上がってきた。そして、遂には水面から水滴が飛び跳ね始めた。

 そこまで眺めて「なるほど、これは水が入った中華鍋を振動・共鳴させて楽しむものなのか」とようやく合点した。そういえば、ロゲルギストが「新物理の散歩道 第3集 (自然選書) 」で、水を入れた鍋を振動させた時に生じる規則正しい模様がパラメータ励振によるものだ、という話題を論じていた。

 この変な中華鍋は、鍋の持ち手部分をこすることでパラメータ励振、言い換えれば、鍋の固有振動数に応じた摩擦振動を起こさせることで、震動が加速的に大きくなっていくことを体感する「科学玩具」だったのである。

 同行者いわく「鍋の持ち手をこする手を濡らさないと、上手く水面を波立たせることができない」のだそうだ。それは、乾いた手では鍋の持ち手との間の摩擦係数が低く、摩擦振動が生じずらいからだろう。たとえば、紙をめくるとき、乾燥した指では紙をめくりづらく「指先を舐めてしまったりする」ように、あるいは、バッティングセンターなら、バットをしっかり持つために、掌につばをつけたりするように、乾燥した手のひらは摩擦係数が低いが、水で濡れすと摩擦係数が高くなるのである。

 だから、たとえばワイングラスのようなグラスに水を入れ、そのふちを擦ることで音楽を奏でるグラスハープでも、グラスのふちをこする指は濡らしておく、というわけだ。

 濡れた指先でワイングラスを摩擦振動させ、綺麗な音を奏でるのも楽しいが、中華鍋の持ち手を濡れた手のひらでひたすらこすり、水面で水滴を飛び跳ねさせるのもとても楽しい。そして、バットを握る手につばをつけるということと、グラスハープを奏でる指を濡らすということが、目的としては実は同じだ、と考えてみるのもなんだかとても新鮮だ。

2010-12-22[n年前へ]

「天下一品」のある風景 

 少し前のアメトークのテーマが、京都北白川に本店があるラーメン屋の「天下一品」大好き芸人でした。ラーメン屋の「天下一品」と書いてしまうと・・・「それは違う」という人が多いかもしれません。なぜなら、「天下一品」で食べることができるのは「ラーメン」ではなく「天下一品」という料理だ、という人も多いからです。

 「平成」という時代が始まった頃、天下一品の本店に毎週行きました。一日を過ごした終わりに、北白川のバッティングセンターに行き、バットを振り回したりビリヤードやゲームやカラオケをして遊び、その後は北白川のバッティングセンター隣の「餃子の王将」に行くか「天下一品」本店に行くか悩む、というのが典型的な夜の過ごし方のデザインパターンでした。「天下一品」の目の前には、(部屋によっては)テニスコート付きのラブホテルもあったりしましたから、人によってはゲームやビリヤードではなく、テニスをして汗を流していた人もいたかもしれません。京都市街の東北に、つまり、京都の鬼門に位置する北白川の一角は、そんな場所だったように思います。

 北白川バッティングセンターに行った後は、2分の1の確率で「餃子の王将」に行き、あるいは、残りの2分の1の確率で「天下一品」本店に行ったように思います。その頃の「天下一品」のラーメンは、「量」と「ニンニクを入れるか・入れないか」しか選択肢としてはなかったと思います。少なくとも、今のような「あっさり」なんていう”不可思議な”選択肢はありませんでした。

 むしろ、そんな選択肢があった(できた)のは、「天下一品」本店のすぐ横の「王将」の方でした。ある日「王将」の麺メニューに突然「こってりラーメン(というような表現の)」ラーメン・メニューが出現し、「それってどこの天下一品?」と餃子と焼き飯を食べながらビールを飲みつつ、笑った記憶があります。

 一年ほど前、京都駅近くでテキーラをずいぶんとがぶ飲みしました。みじん切りになった記憶の中で、次に覚えているのは、深夜1時に近隣の駅から少し離れた国道沿いにある天下一品にひとり座り、天下一品のラーメンをただズルズル食べている風景です。どこをどう歩いてそこに辿り着いたのか全く覚えていませんが、その時の自分を動かしていた「天下一品を食べたい気持ち」はいくらでも思い出せる・わかるような気がします。

 深夜3時を過ぎた頃、「天下一品」を食べたくなることがあります。24時間営業の「天下一品」があれば、いつでもどこでも飛んで行きたい、と思います。



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