2000-06-05[n年前へ]
■毛髪力のガウスの定理
書き始める。ボクテレビの「頭髪におけるキルヒホッフの法則」の本歌取り。
■Happy Summer Wedding!
モーニング娘のハッピーサマーウェディングが何故か気になる。ついでに、受験生ブルースまで口ずさんでしまうのは、単に年か...
2002-06-05[n年前へ]
■大日本印刷が分散コンピューティングを商品化
企業内などのパソコンをユーザーが使用していない時のCPUパワーを活用して高速演算を行う自律分散型並列処理プラットフォーム『AD-POWERs』を開発。ちょっと記事に書いてある性能は高すぎるような気がするんだけど…?(リンク)
■脱出のテーマ
新幹線の中のAudio Serviceから。Eric Weissberg & Steeve Mandel. from "Dueling Banjos" なかなか気持ちの良い曲だった。(リンク)(リンク)
■Winter Games
上と同じく、新幹線の中で。David Foster. from "Motor Land 2" あぁ、いい感じだぁ。(リンク)(リンク)
■あの選手はだーれ?
今日は東京でアイルランドのサポーターを大勢見かけた。で、ドイツ対アイルランドのTVを眺めていると試合前のシーンで子供達と並んで国家を歌うシーンで、アイルランドの1選手が子供を抱きしめて歌っている。他の選手と子供は背中合わせに立って歌っているが、この選手だけは正面から子供を抱きしめて歌っている。あの選手は誰だろう?
2003-06-05[n年前へ]
■私たちの宇宙船地球号パズル
フラーの地球儀をパズルにして遊べるページ。もちろん、「世界を映す玉手箱」や「小さな掌に未来の地球儀をのせて」もフラーのDymaxion Mapに影響されているわけなのである。
■**に関する女性の恥ずかしさの方程式
紳士・淑女は見てはイケナイの「**に関する女性の恥ずかしさの方程式」 あと、男性の恥ずかしさの方程式も。さらには、**の大きさはPhotoshopの選択ツールで色の範囲128アンチエイリアスオンで選択出来るぐらいの範囲だろうか、という疑問も呈されている。それに答えられる人は是非是非答えてみて欲しいものなのだ。
■各種分散コンピューティングプロジェクト
各種分散コンピューティングプロジェクトの紹介のページ。なかなか参考になる。
■セカンドディスプレイへの出力が行えるようになったPowerDVD
これはとても個人的に便利そうなのでメモ。
■いつもながらのネットランナー
いつもの事後承諾具合がなんだかとても面白いのである。
2004-06-05[n年前へ]
■ヒーローと正義
C-MagazineでC++や開発環境の連載を担当したこともあり、東映テレビの特撮ヒーローもののプロデューサーでもある白倉伸一郎の「ヒーローと正義」
ポルノ規制を求める人は、だれかよその人がポルノを見ると悪影響を受けると主張する。「俺がポルノを見たら、何をしでかすかわからないぞ」という人はいない。その方が、よほど説得力があるにも関わらず。 正義だの道徳だの倫理だのをめぐる言説は、そうして、つねに「だれかよその人」の問題であり続け(後略)
英語で「右」"right"が正しいように、日本語でも左は「悪」で右が「善」であり、善玉は右・悪玉は左に立つ、という記載が面白い。だから、ウルトラマンのスペシウム光線も仮面ライダーのライダーキックも、もっぱら右から左へ放たれる。そして、善玉どうしでも、右側に立つ方が位が高い、というのがジャンルを問わず見られる傾向だという。ヒーローものに限らず、恋愛ものからポルノまで日本の映像全体で。
■神は定義・分類し続ける
旧約聖書の冒頭で神はあらゆるものを二つに分け続け、それを善であるかを「定義」し続ける。「『善』と『悪』を区別できるようになる」知識の木を食べて、呪いを受けることになる人とその子孫の間には敵意が置かれ、人は人の頭を踏み砕き、人は人の踵に噛みつくことになる。
from ヒーローと正義「象徴的二元論の罠」
■「悟る」という言葉の定義と実際
自分が何かを「悟る」ことを考えるときに、まずしようと思うのは、「定義すること」と「あきらめること」のような気がする。「悟る」という言葉自身にはなんとなくプラスの響きがあるのに、実際にそれをしようと思うと、なんだかマイナス方向の気持ちになってしまう。「そんなもんよね」って、思ってしまっていいんだろうか?
「悟る」とは仏教用語だと思うのですがその通り、「仏に近づく」感覚がするのです。イコール人間らしさからは遠ざかってる気がする。Mayunezu Space Ver.6
2005-06-05[n年前へ]
2006-06-05[n年前へ]
■マリリン・モンローのクラスタ減色動画
何だか色んなものをグルグルグルグル回してみたい今日この頃。昨日作った「マリリン・モンローのクラスタ減色動画」も、染めの助・染め太郎のように傘の上で…じゃなかった、Windowの中でコロコロコロコロ増してみることにした。「いつもより、余計に回しております〜」
2008-06-05[n年前へ]
■”本城直季”的トリック・アイ
”本城直季”的なミニチュア的写真を雑誌やポスターなどでよく見かける。そんな”本城直季”的写真に綺麗に変換できそうな景色を見ると、カメラで撮影して、後でソフトウェアで処理をかけてみる。そうすると、”本城直季”的景色ができあがる。
もしも「その場で”本城直季”的景色を眺めることができるメガネ」があったら、どんな感じだろう?目の前の広い景色の中から、ごく限られた部分にピントが合った、被写界深度の浅いミニチュア的な”本城直季”的景色を見ることができたらどんな感じだろう?
そう考えているうちに、ふと気がついた。「大きく広がる景色中のごく限られた部分しか見えない」のが「私たちの普通の見方=目」なんだった、と気がついた。私たちは結構楽しくもミュニチュア視的トリック・アイを持っていたのだった。
2009-06-05[n年前へ]
■水が入った中華鍋を摩擦振動させて遊ぶ
夜、バッティングセンターに行くと、中華鍋(に見えた)の中に水が満たされていて、その中にコインが入っている。一体これは何なのだろうと考えていると、同行者が中華鍋の水に手を浸し、両側の持ち手部分を掌で軽く擦りだした。
ますます、それが一体何なのか、同行者が何をしようとしているのかがわからなくなり、さらに眺めているうちに、鍋がうなり音を出し始め、水面に規則正しい模様が浮かび上がってきた。そして、遂には水面から水滴が飛び跳ね始めた。
そこまで眺めて「なるほど、これは水が入った中華鍋を振動・共鳴させて楽しむものなのか」とようやく合点した。そういえば、ロゲルギストが「新物理の散歩道 第3集 (自然選書) 」で、水を入れた鍋を振動させた時に生じる規則正しい模様がパラメータ励振によるものだ、という話題を論じていた。
この変な中華鍋は、鍋の持ち手部分をこすることでパラメータ励振、言い換えれば、鍋の固有振動数に応じた摩擦振動を起こさせることで、震動が加速的に大きくなっていくことを体感する「科学玩具」だったのである。
同行者いわく「鍋の持ち手をこする手を濡らさないと、上手く水面を波立たせることができない」のだそうだ。それは、乾いた手では鍋の持ち手との間の摩擦係数が低く、摩擦振動が生じずらいからだろう。たとえば、紙をめくるとき、乾燥した指では紙をめくりづらく「指先を舐めてしまったりする」ように、あるいは、バッティングセンターなら、バットをしっかり持つために、掌につばをつけたりするように、乾燥した手のひらは摩擦係数が低いが、水で濡れすと摩擦係数が高くなるのである。
だから、たとえばワイングラスのようなグラスに水を入れ、そのふちを擦ることで音楽を奏でるグラスハープでも、グラスのふちをこする指は濡らしておく、というわけだ。
濡れた指先でワイングラスを摩擦振動させ、綺麗な音を奏でるのも楽しいが、中華鍋の持ち手を濡れた手のひらでひたすらこすり、水面で水滴を飛び跳ねさせるのもとても楽しい。そして、バットを握る手につばをつけるということと、グラスハープを奏でる指を濡らすということが、目的としては実は同じだ、と考えてみるのもなんだかとても新鮮だ。
2010-06-05[n年前へ]
■リスクを背負いつつその可能性に賭けることができる人たち
川合史朗さんが、「選ばなかった人」の物語(「選ばなかった道」)に続き、その逆の場合、ある「選んだ人」のことについて書かれていました(「選べる人が選べばいい」)。
でも正直に言って、自分が食えるかどうかという不安など、「従業員に来月の給料を払えるかどうか」という不安に比べたら、吹けば飛ぶような悩みにすぎない。その点で、私は人を雇って事業をしている人は尊敬している。
「このチャンスに乗ることを選んだら大変な思いをして、きっと選んだことを後悔する。けれども、選ばなかったらもっと後悔するだろう。」
そう心底思える人だけが、選べば良いのだと思う。
ふと、以前考えたこと、経済学者の栗田啓子先生に話を聞きに行った時に手帳に記した内容を思い出しました。その内容をもとに、書籍用のコラムに変えたものの下書きを引用すると、このようになります。
「賭けることができる人」が経済を動かしてるここで登場するリチャード・カンティロンは、18世紀に生き、放火事件で亡くなり、召使に殺されたとも言われている人です。
「経済学88物語 」(根井雅弘 編)で栗田先生がカンティロンの著作「商業試論」を紹介されています。読んでみて、とても興味を惹かれたのが「市場の動きとなる企業者(アントレプレナー)の本質は、不確実な利益のチャンスを選択するということだ」という内容の部分でした。
”成功するかどうかわからないチャンスに賭けて、そこに向かって走り出すことができる人たちが、企業者であり・経済の市場メカニズムを動かし続けている軸なんだ”という280年も前に書かれた言葉は、今の時代をも、やはり的確に表現しているように思います。
いろいろな技術分野で、確実ではない可能性があるときに、リスクを背負いつつその可能性に賭けることができる人たちが社会を回し続けているのかもしれない、となぜか納得したのです。
「アントレプレナー」の訳語としては、「企業者」という言葉を使う人が多いようです。本来、意味が同じで、発音も同じである「企業者」と「起業者」ですが、経済学素人の私には少し違う言葉に見えてしまいます。
「自ら会社を興し、新たに事業を手がける人」(Wikipedia)というアントレプレナーの意味を考えると、「起業者」という言葉の方がふさわしいようにも思えます。 私のような経済学素人には、歴史の中の「企業者」という言葉は「起業者」と置き換えながら考えた方が、わかりやすいのかもしれません。
コラム以外の部分では、アントレプレナーの訳語としては、(翻訳語句が作られた)歴史的な背景もあり、企業者という語句を使いましたが、私は「起業」者という言葉の方が今でも「わかりやすい」と感じています。
だから、企業者という言葉を起業者と置き換えて、もう一度、その前半の言葉を書き写してみることにします。
”成功するかどうかわからないチャンスに賭けて、そこに向かって走り出すことができる人たちが、起業者という存在であり、その起業者が、経済の市場メカニズムを動かし始める軸なんだ。”
2012-06-05[n年前へ]
■「透明シート印刷+オイル浸け」で「立体プリント」
1970年代後半から80年代にかけて、マイコン(マイ・コンピュータ)と呼ばれた個人用・一般向けのコンピュータは「でくのぼう」でした。それは、とても私たちをワクワクさせ、値段の高さに(私たちを)悲しくさせつつ、けれど、何だか少し「能力(力)不足」というものでした。
しかし、いつの時代にも、その瞬間には「能力不足」とされる「でくのぼう」が、その次の時代を作っていくのだろう、と思います。「あぁ、こんな能力じゃ使い物にならねぇ!」と、私たちに感じさせるものこそが、次の時代に重要になるものなのです。
…そんなこんな気持ちに駆られ、「立体フルカラープリンタ」を、昔ながらの素朴・単純なやり方で作ってみることにしました。「昔ながらの素朴・単純なやり方」というのは、透明シートにパターンを印刷し・折り畳んで(離散的な)立体印刷(もどき)を作るというものです。
インクジェット用(透明)OHTシートは(液体の)インクを吸収するために、内部に空隙が数多くあります。それはすなわち、光を散乱させ・透明度が低くなるということです。…それは、今ひとつ上手くないので、今回はLBP用のOHTシート上に模様を描き、屈折率がOHTシートとほぼ同じ=境界反射がおきず透明シートを透明にするオイルの中にOHTシートを浸けて、「立体プリント」を干渉してみました。
透明シートを(屈折率がほぼ同じ)オイルの中に入れれば、透明シートは「存在しない」のも同じです。そうすれば、見えるのは「(見えない透明シート上に印刷した)インク」だけ、ということになります。…というわけで、今日は、「透明シート印刷+オイル浸け」で「立体プリント」の「当たり実験(とりあえず、やってみて、どんな感じになりそうか感触を掴むための実験)」をしてみました。(うう?誰でしょう?最終目的は〜巨乳ビジョンの撮影データを印刷するための〜巨乳体感ビジュアリゼーション・プリンタを作るのが目的だろう!と言っているのは…)
2013-06-05[n年前へ]
■明日は絶対ブラジャーするぞ!(インドネシア語で”勉強する”は"ブラジャー"という)
かつて、オウム真理教が「修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!」と唱えていたけれど、どこかの世界に「修行=ブラジャー」と発音する言語はないんだろうか?…もしも、そんな言語があったなら、24時間365日、日々「ブラジャーするぞ!」と唱える一派がいて・面白かったかもしれないのに…。
「インドネシア語で”勉強する”は、ブラジャー」というtweetを見て、辞書を調べてみた。…ほんとだ、ブラジャーにしか聞こえない。いいぞ!インドネシア語!
@hirax 2:57 AM - 4 Jun 13
インドネシア語で「勉強する」が「ブラジャー」だから、それを使えば、「今日の昼間はブラジャーするぞ!」って感じだ!
@hirax 4:44 AM - 4 Jun 13
「ブラジャー」って 日本語 ですか ?
@zep_nurdiana 4:58 PM - 5 Jun 13
ブラジャーは日本語じゃないでしょうか。英語ならブラで、フランス語ならブラデデュウゥ〜な感じで、日本語ならブラジャーという感じで!
@hirax 5:05 PM - 5 Jun 13
2015-06-05[n年前へ]
■「かくれんぼ」のコミュニケーション
公園の子供たちがかくれんぼしていて「もういいかい」「もういいよ」「もういいかい」「もういいよ」と延々と呼びかけ合っていて、鬼はもう探し始めてるんだから黙らないとお前すぐ見つかるぞ。
星☆貴之/超音波砲 @hoshistar81
隠れ側は「もういいよ、が鬼に届いたか」がわからないから、繰り返さざるを得ないのでは?あるいは、両者とも相手の声を聞こえなくて、両者の中間にいる星先生だけが両者を聞いてる可能性も > 「もういいかい」「もういいよ」が繰り返されてる
Jun Hirabayashi @hirax
状況は、鬼たるアリスが隠れるこどもである複数のボブにメッセージを送り、それに対しボブがアリスにメッセージを返す。その両者のメッセージを、イブたる星先生が盗聴している。アリスがボブからの返答を受けたことを伝える手段は無いし…そもそも
Jun Hirabayashi @hirax
小さい子は猫ちゃんといっしょ。かくれんぼ好きの猫は、静かにしていると気になって必ず顔を出してこちらを覗く。見っけ!と云って近寄ると大慌てで又隠れる。おんなじ。見つかるのが嬉しくて。。。
tanu(I am not Abe)
可愛いというか愛しいというか、それはとても素敵な景色ですね。
Jun Hirabayashi @hirax
2016-06-05[n年前へ]
■Ricoh Theta Sに撮影した風景はHMD(Oculus) で眺めた方が「あの時感じた風景」を思い出せるかも!?
昨年(2015年)の11月の満月の時期は、リコーの全天周カメラをタイの古都(スコータイやチェンマイ)やバンコクで持ち歩き、さまざまな条件の撮影を(コード書きつつ)トライしていました。今日は、その時にThetaを中心とする4πステララジアンの全方向風景をヘッドマウントディスプレイのOculus Riftで眺めてみました。…面白いのは、その時に眺めていた「気球上げコンテスト」や、みんなで借りた(チェンマイの安くて美味しい鍋屋さんに向かう途中の)乗り合いタクシーに乗っている時の感覚や、飲んだ後にピン川近くを歩きつつ眺めた空へと流れていく気球灯籠の景色は、妙味に沿った方向に視界を遮られたHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で眺める映像の方が、「的確」かも…と感じたりします。
11月の満月の夜、最近10年くらいはタイのチェンマイに行くことにしています。昔、あの時眺めた景色を、あの時の視点から眺めたならば、一体どんなことを感じるのだろうか…?と考えたりします。
空に灯籠を流す11月の満月の夜、初めてチェンマイ空港に着く前に、飛行機の窓から不思議な星空が見えたことを思い出します。その満点の数限りない星に見えたものが、全て空に流された灯籠だったと気付いたのは、空港に、そして街に着いてからでした。
あの時眺めた風景を、その風景を眺めながら感じたことを、可能な限り伝えるための「道具」を探してみたくなります。