2011-10-02[n年前へ]
■「天下一品(テンイチ)」のラーメン無料券には「紙幣」のように偽造防止透かしが入ってる!?
10月1日は「テン=10&イチ=1」といいうことで「天下一品(テンイチ)祭り」でした。ご存じない方はいらっしゃらないと思いますが、念のために書いておけば、テンイチ(天下一品)というのは、京都が本店で、科学的に言えば「極限まで粘性が高いスープ」を特徴とするラーメン屋です。「マクドナルド(関西風に言えばマクド)」がアメリカ発のジャンク・フードなら、京都発のジャンク・フードが天下一品(テンイチ)のラーメンです。そして、そのトロトロスープを、ある種のジャンキーたちは中毒のように欲するのです。
10月1日は「天下一品祭り」ということで、ラーメン一杯食べると、もれなく「ラーメン無料券」が一枚ついてきました。天下一品ジャンキーな私も、そのラーメン無料券をもちろん手に入れて、それが通し番号「十九万四千三百三十二番」という右の写真です。
この「天下一品ラーメン無料券」を、手に持ち太陽に透かしてみると(円形部分だけが明るく見える)透かしが入っています(参照:下写真)。この透かしは、もちろん偽造防止のためでしょう。天下一品(テンイチ)と言えば、誰もが欲する稀少品…というわけで、もはやそれは一種の「紙幣」です。コンピュータやインクジェットプリンタが出回ったことで、「見た目に違いがわかりづらい」コピーを作り出すことが容易なこの時代でも、さすがに透かしがある紙を使ったならば、そう簡単には偽造されたりしない…というわけです。
「天下一品(テンイチ)」のラーメン無料券は、今や一種の紙幣ともいうべき価値ある存在です。だから…と書くのも変ですが、実は天下一品ラーメン無料券には、偽造防止のために「紙幣」のように透かしが入っていたのです。テンイチ恐るべし。
*偽造防止にまつわる記事は「「追跡コードの記事」と「紙幣偽造の現場」」なども面白いかもしれません。
2012-02-27[n年前へ]
■「サッポロ一番塩ラーメン」が何故MITラボで未来の"野菜食"となったのか?
2年前の記事「次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジー」を読み、さらにその講演動画(Pranav Mistry: The thrilling potential of SixthSense technology の11分11秒あたり)を見ると、不思議なことに気づかされ、そして思わずツッコミを入れるに違いない。…それは「未来のカメラがはサッポロ一番塩ラーメンを、ベジタブルフード"野菜食"と認識するのか!?」とか、「そもそも、なんで未来なのに、サッポロ一番の塩ラーメン!? 」という、日本人であるからこそのツッコミだ。
いつの間にか、意外なことに、サッポロ一番塩ラーメンは全米進出し(いや、ここまでは全然意外じゃないな)、”野菜食”としての位置を築いていたようだ(ここは完全に意外だ!)。…少なくとも、MITメディアラボでは、サッポロ塩ラーメンは未来の世界のベジタリアン向け国民食のイメージになっているようだ。日本人は、実は未来の世界から来たベジタリアンだったのだろうか?
「サッポロ一番塩ラーメン」は何故MITラボで未来の"野菜食"となったのだろう?
参考:『マルちゃん正麺』がチキンラーメンとサッポロ一番に肉薄中
2013-02-12[n年前へ]
■天下一品とラーメン二郎を判別するための「画像処理アルゴリズム」を作ってみよう!?
東京が誇る「ラーメン二郎」と京都が誇る「天下一品(ラーメン)」を区別する画像処理アルゴリズムを、今日は作ってみました。
見た目(色)だけで言えば、ラーメン二郎と天下一品のスープはかなり似ています。しかし、Googleで「天下一品 こってり」と「ラーメン二郎」でイメージ検索をかけた結果(左下:”天下一品 こってり”のイメージ検索で得られた画像群、右下:”ラーメン二郎”のイメージ検索で得られた画像群)を色解析してみると、実は「区別するための手がかり」があります。
下図は、(それぞれの)イメージ検索結果の画素値群をLAB色空間にマッピングしてみた(そしてab平面で画素値群を眺めてみた)結果です。
ラーメン二郎と天下一品を区別するための画像処理的手掛かり…それは「天下一品 こってり」には緑色のネギの色が入っていて、「ラーメン二郎」には焼き豚チャーシューが発する赤茶色の比率が多い、ということです。ラーメン二郎で撮影されたラーメン画像には赤茶色はあるけれど・緑色はなくて、天下一品ラーメンには緑色のネギは入っているけれど、赤茶色はそれほど入ってないのです。
ドンブリ写真から「どのラーメン店か(ラーメン二郎と天下一品)を見分けるための方法」を、今日は考えてみました。ラーメンの味を区別する、たとえば「味が薄いラーメン」「味が濃いラーメン」を区別し、好みの味かどうかをケータイ(スマホ)写真から区別することができる画像処理、そんなものを作ってみたい今日この頃です。
2013-08-19[n年前へ]
■[今日見た景色] 北白川今出川でアビーロード
夕べ食べた天下一品のこってり(並)と餃子が腹にもたれ朝飯抜きで桂から松尾に向かい、嵐山から北王子を回って天下一品本店の前を通ります。…やっぱり人が何人も並んでいて、北バチ跡もテニスコートが屋上にあるラブホもなくて、少し残念に思いつつ南へ向かいます。そして、北白川今出川で信号待ちをしながら、ビートルズの「アビーロード」のジャケット写真みたいな景色を眺めます。
その後、円山公園脇を抜け・東山五条から1/9号に入り、天下一品で五条桂店で角煮こってり(並)with ニンニクをブランチ代わりに食べ、つまりは夜も昼も天一に行き…そして夜は(京都郊外にある)体育館近くで五山送り火を風に吹かれつつ眺めた…というのが2013年8月16日の「今日見た景色」です。
自分は無駄の多い人生を送ってきた。けれど、”保証はないけど、やりたいこと"…"保証はあるけど、興味ないこと”…そのどちらかをもう一度選択できるとしても、前者を選ぶ。
by Anonymous Coward Re:40過ぎると (スコア:0)
2014-01-14[n年前へ]
■「小さな1人用鍋」に投入するラーメンは直径12cm弱の円形乾麺を買いましょう!?
冬は鍋が美味しい季節です。…たとえ、それが1人鍋だとしても、ほんわか暖かな気分になれるのが「鍋」の力です。そんな(心寂しい)1人用鍋に、シメの(インスタント)ラーメン乾麺を投入するときには、大きさ把握が重要です。なぜかと言えば、小振りな1人用鍋よりもインスタントな乾麺サイズがもしも大きかったとしたら、心を暖かくするシメのラーメンを美味しく茹でることができないからです。
そこで1人鍋に向いたラーメン乾麺を見つけ出すために定規を持ってスーパーに行くと、「マルちゃん正麺」が最高だ!ということを発見しました。なぜかというと、マルちゃん正麺は直径12cm弱のまん丸円形状で、1人寂しい超小型サイズの3号土鍋は、口径約12cmだからです。…つまり、マルちゃん正麺乾麺は、ベリーリトルな3号土鍋に投入するのにまさにジャストフィットなサイズなのです。もしも大きさが直径13cm以上だったり、(形状が円形でなく)四角だったとしたら、3号土鍋に乾麺を投入することはできません。…しかし、直径12cm未満の円形乾麺ならば、「小さな小さな1人用鍋」にでも、何の問題もなく、乾麺をそのまま投入することができるのです。
鍋が円形(なのが普通です)だとしたら、それに内接する(=入れることが可能な)乾麺もやはり(鍋よりほんの少しだけ小さな)円形がボリューム豊かでお腹いっぱいになります。冬の1人鍋で心と身体を温めようとするならば、「小さな小さな1人用鍋」に投入するラーメンは直径12cm弱の円形乾麺を買う…というのが秘訣かもしれません。