hirax.net::inside out::02月27日

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2001-02-27[n年前へ]

『毒電波は本当に存在するのか。』 

 依頼内容 >>> よく駅なんかで、「世界が危機に陥るのは、携帯電話からでてくる毒電波の仕業だ。たばこは麻薬だー」と、叫んでいる人がいますが、本当なんでしょうか。あと、うちの近所で、「私の生理不順は松下電器が出している有毒宇宙電波のせいだぁー」と通行人に主張していらっしゃるかたが、住んでおられますが、本当なんですか。調査お願いします。
進行状況 未調査
依頼主 W K一郎
これってもしかしてもしかして > わきめも(リンク

2002-02-27[n年前へ]

Portege3490 

 う〜ん、バックアップ用に買おうかなぁ。それにしても、もう欲しいと思える機種が無いのは困ったモノ。(リンク

2003-02-27[n年前へ]

ワコールのセミオーダーシステム 

 Kさんから教えて頂いたワコールのブラジャーセミオーダーシステム「デューブルベ」。アンダー&円周(バージスサイズ)を計測しトップは測らないというカスタムシステム。あなただけのカスタムブラジャーは如何ですか?

「ラジオスターの悲劇」 

 最近、バングルス(Bangles)のEternal Flame(胸いっぱいの愛)をよく聴いていたのだけれど、元々はバグルス(Buggles)の方が好き。だから、ラジオスターの悲劇(Video Killed the Radio Star)なんて本当に大好きだった。あの頃は良かったな。
 from かさねかさね

In my mind and in my car, we can't rewind we've gone to far.Pictures came and broke your heart, put the blame on VTR.

ヤマハが歌声合成ソフト開発 

 歌詞とメロディを入力すると歌い出す「VOCALOID」(ヴォーカロイド)を開発したと発表。実際の人の歌声から収録したデータベースをもとに合成し、元の歌声の性質を残したリアルな歌声を合成可能。

2005-02-27[n年前へ]

自分の瞳 

 自分の瞳(視線)を眺めてみると面白い…かも。あっ、しまった一瞬バストに視線が行ってる…。うぅ。

自分の瞳自分の瞳自分の瞳






2008-02-27[n年前へ]

「1bit変調」と「誤差拡散法」 

 「ゴールデン/デッド・クロス」と「ナンシー版画」と同じように、一見違う分野の技術に見えても、実は全く同じ仕組みで動いている技術のペア(対)はたくさんある。そんな技術ペアの一つが「ΔΣ変調」と「誤差拡散法」である。ΔΣ変調の方は「1bit変調」といったキャッチフレーズとともに、オーディオ機器のAD(アナログ→デジタル)・DA(デジタル→アナログ)変換において使われることが多く、誤差拡散法はアナログ画像をデジタルの離散階調(多くの場合1bit=2値)で表現する場合によく使われる技術である。どちらも、結局のところ、離散的に表現した結果の誤差を、「将来」にフィードバック(ズレの帳尻合わせ)をするだけである。そうすれば、ちゃんと帳尻が合う、という技術である。

 それは、変な例えかもしれないが、一日1200kcalのカロリー制限をしているのに、今日は「天丼詰め合わせの一杯(たとえば、1800kcal)」食べてしまったから、明日は絶食しよう、(そして、それとは逆に)必要カロリーがもしも足りなければ、次の日は天丼一杯食べよう…そういうことを続けていれば長期的には「必要カロリーと摂取カロリーの帳尻」はきちんと合うよね、というような仕組みだ。つまりは、「ただそれだけ」の仕組みである。

 と書きながら、「ただそれだけ」の単純なやり方だからこそ、色々な分野に応用が利くのかもしれない、と考えた。きっと、基本的なことは色んな応用ができる、ということなのだろう。たぶん、そういうことなのだろう。

ΔΣ変調誤差拡散法






2009-02-27[n年前へ]

「理解術」が「説明術」を支えている 

 わかりやすく物事を説明できる人の話を聞いていると、多くの場合、その人たちが私たちにわかりやすく話をすることができる理由に気づかされます。それは、その人自身の中で、話題・議論の中身について「十分に物事が整理されている」ということです。そして、その人自身の中で「わかりやすい話」として十分な理解ができている、ということです。

 つまり、「説明術」の根本にあるのは「理解術」なのです。その人たちは、「(十分に理解した上で)わかりやすい話」を話しているから、「わかりやすく物事を説明できる」というわけです。

 もちろん、100人の人がいれば、同じ1つのことにたいしても100人それぞれの「理解」があることでしょうから、わかりやすい説明をできる人たちは必ず、その人なりの十分な理解の上でのわかりやすさ、を持っています。

 たとえば、「小説と物語の違い」を尋ねられたら、あなたならどう答えるでしょうか? 作家 江国香織は「彼女たちは小説を書く」の中でこんな風に、インタビュアに対して、わかりやすく、さらりとその答えを口にします。

 小説というのは文章のものだと思うんです。だから、何が書いてあるかというよりも、どう書いてあるかという方が圧倒的に大事だし。
 物語は何が起こるのかが大事だし、第一、書かれなくても(物語は)存在するでしょう?

彼女たちは小説を書く」 p.185
 「第一、書かれなくても(物語は)存在するでしょう?」と言われたら、「はい、そういえば、そうですね」と思わず頷き答えるしかない、と思う。そして、こんな説明をされたら、たとえば、「そうか、人は誰でも、60億人の人がいれば60億の物語があるけれど、けれど、(文章にされていない)それらは小説では確かにないんだな」と、私たちも「小説と物語の違い」について、少し理解することができるのです。

 ところで、「説明術」の根本にあるのは、あくまで「十分に理解した上でのわかりやすい話」です。「十分な」が重要です。「繋ぎ換え」「端折り」などで、一見わかりやすい話に思わせる・聞かせるものではない、ということも何より大事かもしれない、と思うのです。

2010-02-27[n年前へ]

「男と女のデート大戦略(アルゴリズム)」をプログラムで語る (初出:2006年03月26日) 

Title  「サイエンス・ウォーカー」で「科学なデート」で、「理系ウンチク話」をデートの時に喋るのは、デート成功のために有利なのか・それとも不利なのか?どっちなんだろうか?と書いてみました。

 すると、その後、「本人が楽しそうに話してたら、何が楽しいと思ってるかを伝えようとしたら、きっと受け手も楽しい。けれど、相手に楽しさを伝える前に自分を賢そうに見せたり自分の知識をひけらかしたりしたがる人だと、受け手はあんまり楽しくない」「友達だって、恋人だって、飲み会だって、一方通行の会話(話?)だと楽しくない」「(理系話題に慣れていない)聴き手に合わせて上手く説明したり、話をアレンジできる機転が(話し手に)ない場合には、理系ウンチク話をしない方が良いかも」なんていう意見を頂きました。

 その言葉を眺めながら、私はふと「相手に合わせて上手く理系ウンチク(あるいはそれ以外)を話すデート作戦」をキッチリ考えてみたくなったのです。…「ゴリゴリ理系っぽく」論理的に考えてみたい、と思ったのです。

 そこで、試しに、「男と女の間のデート戦略アルゴリズム」をプログラム言語で考えてみることにしました。例えば、

try {
    if (he.talksAbout(rikei)) { 
        she.likes() 
    }
} catch (Java.she.Exception jse) { 
    she.talksAbout(DISLIKE); 
    he.chagePolicy('otherWay');
}

という感じです。

 実際に、行動をプログラムで実装してみれば、デートの作戦・考え方や、自分が予想する相手の対応がすっきり、明確に見えてくるような気がします。そして、何より、そんな作業はとても面白そうです(あくまで、理系的には、ですが)。

 「男と女のデート大戦略(アルゴリズム)」をプログラムで語る、オープン・ソースの「デート」支援 というのも結構楽しく役に立つかもしれません。「誰もが活用できるデート戦略(アルゴリズム)」や「(いさまざまな)例外・エラー処理に対してどのように対処するか」を、さまざまな言語でオープン・ソース開発する、というハウ・トゥー本なんていうものがあっても、面白いのではないでしょうか。

 さらには、もしかしたら、いつの日か「男プログラム」と「女プログラム」がデート試行をすることで、アルゴリズム・実装の「性能・効果比較」をすることができるようになり、その結果として、汎用的な一般最適アルゴリズム(戦略)すら、できあがったりする時代が来たりするかもしれません!?

2011-02-27[n年前へ]

「ビルの階数」と「エレベータに並ぶ人数」でエレベータが停まる回数がわかるの法則 

 都会で感じる「気まずい時間」のひとつが、ビルのエレベータで過ごす時間です。エレベータという三畳一間以下の狭いスペース中で、たくさんの人が視線を合わせずに「進行階表示を眺めている」瞬間は、まさに「気まずい」という言葉を描いたような時間に思えます。そんな瞬間こそが好きだ…という人が決して多いとは思えませんから、「エレベータに乗る時間をいかに少なくするか」を考えている人はきっと多いことだろうと思います。

 M階のビル(の一階)で、エレベータの前にN人が並んでいるならば(そのN人がエレベータに乗り込むならば)、平均的に、エレベータが停まる「階の数」は

M ( 1- ( (M-1)/M )^N )
と表されます。…これはつまり、高いビルならば停まる階数が多い可能性が高く、エレベータに乗り込む人数が多ければ、やはり階数が多い可能性が高い、という単純な真実です。

 それは、エレベータが停まる階数は、NとM次第で変わるけれど、ビルの階数とエレベータに並ぶ人の数を眺めてみれば、どれだけの「気まずい時間」を過ごすことになるのかを知ることができるという面白い真実、「ビルの階数」と「エレベータに並ぶ人数」でエレベータが停まる回数がわかるの法則です。

 明日、あなたがエレベータに乗り込んで気まずい時間を過ごそうとする時に、「ビルの階数」と「エレベータに並ぶ人数」を数えて「何階に停まるか」予想してみるのも面白いかもしれません。エレベータの中で、「科学が予測する数」が真実と一致するかどうか、そんな賭けにワクワクしてみるのも楽しいはずです。・・・そうすれば、都会で感じる「気まずい時間」が少し減るのではないか、と思います。

2012-02-27[n年前へ]

人が「聞きたい」と感じる話題のマトリクス 

 人が「聞きたい」と無意識的に感じていることや、「(そんなことは)聞きたくない」と強く感じていることを、「内心不安に思うこと」と「待ち望む期待」という2択、そして、「それら不安や期待への肯定と否定」という2択の、計2 x 2のマトリクスで描いてみました。

 「(内心)不安に思うことの否定」というのは、かなりの部分「期待の肯定」と重なります。たとえば、一年近く前を振り返るなら、「不安に思うことの否定≒期待の肯定」という右上の象限と左下の象限は「安全厨」と呼ばれることもあった話題です。

 そして、「不安に思っていたことへの肯定」と「期待していたことに対する否定」というのも少し似ています。それらは、期待に反することなので、人は決してそれを「聞きたい」とは思いません。しかし、そんな「不安に思うことへの肯定」や「期待していたことへの否定」を一度聞いてしまったならば、その落胆や失望を補うための解決策や希望を心から欲します。何らかの「薬(くすり)」を、私たちは欲しくてたまらなくなります。
 …だから、私たちはそんな薬を聞きたくて・読みたくてたまらなくなります。そんな左上のゾーンは、この一年間、時に「放射脳」と呼ばれたりもした話題です。

 何かの話を聞くとき、あるいは、何か記事を読むときには、こんな2×2のマトリクス上で、その話題の立ち位置を確認してみると、少し興味深いかもしれません。

2015-02-27[n年前へ]

フェルメール「真珠の耳飾りの少女」…実は「耳飾りは真珠じゃない」 

 フェルメール「真珠の耳飾りの少女」…実は「耳飾りは真珠じゃない」…という記事を書きました。フェルメールが描いた少女が身につけている耳飾りは「真珠じゃない」というのが定説ですが、その紹介記事を書いてみました。

 17世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメールが描いた「真珠の耳飾りの少女」は、美しい少女が口元に微かな笑みを浮かべるように見えるさまから「北方のモナリザ」とも称される名画です。オランダのデン・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵する「真珠の耳飾りの少女」は、日本でも人気高いフェルメールの中で、最も愛されていると言っても過言でない名画です。現在では「真珠の耳飾りの少女」と呼ばれているこの作品ですが、少女が身につけている「耳飾り」は、実は「真珠じゃない」というのが定説です。

 右に貼り付けた画像は、新潟県工業技術総合研究所の阿部 淑人氏が、「フェルメールが描いた少女が、ティアドロップ形状のガラス製耳飾りを付けていたら、どんな風に見えるかを試しにレンダリングしてみた」コンピュータグラフィック画像です。青と黄色のターバンのように、エキゾチックでミステリアスで、何だかとても魅力的ですね。

2019-02-27[n年前へ]

ジャニーズWEST「エージェントWESTのミッション遂行」を手伝いに行く! 

 今週末、3月2日(土) 深夜0時40分~、ジャニーズWESTのエージェントが担う「エージェントWEST」ミッション遂行に招集され、大阪近くをウロウロしているみたい、です。