2014-03-19[n年前へ]
■国土地理院の地理院地図3Dから立体形状をダウンロードして遊んでみよう!
国土地理院の地理院地図3Dから、山手線南半分あたりを中心に形状データ(STLをダウンロードして、表示してみました。高さ(標高)の倍率を上げてやると、東京がまるで川で削られたグランドキャニオンの景色のように変わります。
そしてまた、国土地理院の地理院地図3Dで、東京の中野あたりから新宿から東京方面を眺めると、中央線が東京グランドキャニオンの谷間沿いを走り抜けていたことを、今更ながらに実感させられたりもします。
容易にアクセスすることができるようになった多くのデータを、自分の意のままに操ることができたなら、色んな面白い「目・視点」を持つことができるような気がします。
2016-04-23[n年前へ]
■国土地理院ドローンヘリ映像から、阿蘇大橋近くの3次元地形図を生成してみる…。
福岡県西方沖地震の後に、国土地理院がドローンヘリで撮影した動画を元にした3D地形図が公開されている。撮影動画自体もYoutubeで公開されているので、その動画を使って(自分でも)撮影されている風景の3次元形状復元をしてみた。たとえば、下のレンダリング画像は、得られた3次元メッシュを(モデラ・レンダラの)Blenderでレンダリングしてみたものだ。
また、自分で3次元形状を生成してやれば、さらに下に貼り付けたような(国土地理院が提供している3Dマップより)高解像度な形状を得ることもできる。そのようにして得られた3次元の世界を、たとえばヘッドマウントディスプレイ(HMD)で立体視したりすれば、土砂の流れもわかりやすく感じられる。
今や、簡易なフルカラー3次元空間程度のものであれば、スマホで撮影した動画や、TVで流れているような誰かが撮影した空撮動画などからでも、誰でも作れる時代だ。
2016-05-03[n年前へ]
■ドローンヘリ映像から、熊本城の3次元像を生成してみる…。
ANNnewsCHの熊本城のドローン撮影映像から、3次元点群やポリゴンを作成してみた。撮影したドローン技術屋さんが、地震後に傷ついた熊本城の姿を映し出すためにどのようなドローン軌跡を描いたのかとか、そんなことが目に見えてくるのは興味深い。
そしてまた、ドローン映像だと「その瞬間」にカメラに写る映像しかわからないから、地震の時に「瓦が落ちたのはほぼ天守閣だけ」なんてことも、映像には確かに写っていても意識することは難しい。けれど、こんな3Dモデルを、自分の意識に沿って、自分の腕でマウスを動かして、自分の目でゆっくり眺めてみれば、容易にわかったりもする。