2005-06-16[n年前へ]
■「虹を見たかい?」
たくさんの人たちが撮影した虹を眺めながら、『携帯電話が広まってからは、「今、綺麗な虹が出てるよ」と「電話越しの言葉」で誰かに伝えることができるようになった。カメラ付き携帯電話が広まってからは、「こんな綺麗な虹が出てるよ」と「眺めている景色を添付写真」で見せることができるようになった。そんな変化が起こっている』と書く、「虹を見たかい?」
「言葉」や「眺めている景色」を伝えてくれる新技術は、結局「気持ち」を伝えてる手伝いをしてくれるのだろう。「気持ちを伝えやすくすること」が良いか悪いかは、結局のところ気持ち次第というところだろうか。それが気持ち次第だというのなら、きっと「悪い」よりは「良い」の方が多いに違いない。
そして、この虹の景色はそんな「良い気持ち」をきっと増やすのだろう、と思う。
2005-06-27[n年前へ]
■「おろかもの」の正義論
小林和之の『「おろかもの」の正義論』(ちくま新書) 多数決という必要悪を伴う民主主義、「頭をかち割る代わりに頭(数)を数える」という民主主義を選ぶかどうかは、次のような信念の問題に行き着かざるをえない、と書く。
あなたは人間が好きだろうか。仲間を信じられるだろうか。
2005-10-08[n年前へ]
■メキシコシティ
成田へ行く前に、10mm 程度のレンズを買っておくか、EOS 5Dを買っておけば良かった。中年のイージー・ライダー風珍走団が驚くくらいたくさんいて、沼津みたい。これは何かの走行会? ちょっと光化学スモッグ気味で目が疲れながら、ウォームビズについて色々調べる。ちなみに、大学時代に受けた教育は「…地球温暖化?来るべき氷河期に備えるためには悪くないかも?アルベド効果だってよくわからないんだし」という感じだったような。
2005-11-17[n年前へ]
■「はてブコメント」に陽を当てる
「はてブコメントの暴力性 」を読んで、「はてブコメント」に陽を当ててみたい、と考える。もっと、はてなブックマークのコメントを表に引き出してみれば、少し感じが違うかもしれないのだから。…それが、いいのか悪いのかわからないけれど。
2005-11-20[n年前へ]
■「WEBコンテンツの変化」と「悪は滅びる」
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「WEBコンテンツの変化」と「悪は滅びる」- 「コメント付きソーシャル・ブックマークの時代」- を書きました。今回は、ずいぶんと長い文章になってしまいました。とはいえ、挿絵?も入れたので、なんとか読みやすくなっていることを祈るばかりです。
参考用に、下に各節の冒頭を書いておきます。興味が出た方は、読んで頂ければ幸いです。
もちろん、(全ての記事に当てはまることですが)今回も「単なる個人としての私」が書いている、そんな記事です。「WEBコンテンツの変化」と「悪は滅びる」というタイトルの、とりとめもない話です。
■「個人の"ホームページ"の時代」 私が「インターネット」を眺めるようになったのは…■「WEB日記の時代」 その直後、おそらく1998年頃から…■「掲示板の時代」 そして、またしばらくして…■「ニュースサイトの時代」 そして、次の時代は…■「ブログの時代」 そして次の時代は…■「コメント付きソーシャル・ブックマークの時代」 ところで、最近は…■「悪は滅びる」 最近、その…
「何かが"悪"かどうかは、それが続くかどうかを眺めていればわかる」と(根拠も無く曖昧に)思っていたり、「何か価値あるものは、滅びずに残っていって欲しい」「何か価値があると思うことであれば、それを続けて欲しい」と期待を込めて…