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2012-12-01[n年前へ]

シュレック・超人ハルク…「人が恐れるキャラクター」が緑色になった理由とは!? 

 『シュレック・超人ハルク…「人が恐れるキャラクター」が緑色になった理由とは!?』を書きました。「緑(みどり)」という色が持つ歴史的背景(イメージ)の話です。

シュレック  「人が恐れるキャラクター」に緑色が多いのはなぜでしょうか? たとえば、映画「シュレック」の主人公シュレックは、緑色の肌を持ち(外見から)人から怖がられている存在です。また、超人ハルクの主人公ハルクも(人から恐れられる存在である変身時は)緑色の肌のキャラクターです。あるいは、オズの魔法使い(ウィケッド)の主人公、西の”悪い”魔女も緑色の肌をしています。
 これらのキャラクターたち、超人的な力を持ち・人から恐れられ・しかし時に外面とは違うものを内面備えているキャラクターたちは、なぜみな緑色の肌をしているのでしょうか?

2013-01-28[n年前へ]

「春近くの強風による大火事」と「歴史の流れの覚え方」 

 これからの数ヶ月、それは火事が多くなる季節です。火事は、冬に多く・夏に少なくなります。風が強く、湿度も低くなるこの時期には、火事が増えます。右のグラフは「月別の火事発生件数」ですが、「月別の強風度日数」も、このグラフとほぼ同じ形状になります。

 現代と同じように江戸時代も…いえ現代にも増して江戸時代は、冬になると火事が起こりやすく・大火が多く発生しました。春が訪れるこの時期は、大火事が訪れやすい季節でもありました。

 江戸時代が終わる頃、幕府に江戸城明け渡しなどを迫る西郷隆盛らは、江戸への放火を計画しながら、幕府と交渉していました。西郷隆盛と勝海舟が会談をしていたのは3月13と14日。春に向かい風が強くなる時期のことです。

 「官軍」の江戸への放火作戦が、冬の終わりから春にかけての「(大火事を生み出す)強風」を踏まえたものであったかは不明です。しかし、歴史の流れを(納得しつつ)覚えようとする時には、こんな「春近くの強風により大火事が増えること」を覚えておくのも、良い方法かもしれません。

 「火の用心!」という言葉が繰り返されるこの時期に、江戸に火を放とうと「官軍」迫りくる(…それは江戸幕府からすればイヤだよな)と覚えるというのは、いかがでしょうか。

2013-02-23[n年前へ]

「国会議事堂の向き」のヒミツ!? 

 「国会議事堂の向き」のヒミツ!?を書きました。

 国会議事堂を地図上でよくよく眺めてみると、南北東西の方角から少しズレていることがわかります。国会議事堂の入り口は真東ではなく少し北寄りを向いていますし、参議院も北側というより北北西に位置しています。…ということは、玉座は完全には南面(南を向く)していないということになります。一体なぜなのでしょう?

「国会議事堂の向き」のナゾ!?






2013-04-09[n年前へ]

「左右の順位にまつわる歴史的理由」と「右の頬を打たれたら左の…の本当の意味」 

 「左右の順位にまつわる歴史的理由」と「右の頬を打たれたら左の…の本当の意味」を書きました。(参考:「右の頬を打たれたら、左の頬を…」に隠された意外な秘密  (初出:2006年08月01日頃)

 あたりまえのような言葉や作法も、それらが生まれた理由や経緯を知ると、そして、それらの意味を深掘りしてみると、とても面白く・興味深い内容だったりします。今回は、「左右の順位にまつわる歴史的理由」を振り返り、「右の頬を打たれたら左の…の本当の意味」を考えてみました。

2013-05-23[n年前へ]

「県名と県庁所在地が違う理由」〜宮城県と仙台市編 

 「東京都の県庁所在地は東京!?」のナゾは、「県名と県庁所在地が違う都道府県に関する問題」からスタートした話でした。つまり、たとえば、「鹿児島県の県庁所在地は鹿児島市…それでは山梨県の県庁所在地は?そして東京都の場合なら?」という話です。

 「県名と県庁所在地が違う理由」も、追いかけてみると意外なほどに面白かったりします。…たとえば、「宮城県の県庁所在地が仙台市」である理由も、歴史の裏表を垣間見せ、とても面白いものです。

 明治4年の廃藩置県で、(かつての”新政府軍と争いを行った”仙台藩などを集めて)仙台県ができた後(仙台城が仙台県庁となった)、その翌年に、「人心一新」を目的として(仙台という名前を捨て)宮城県に改称した…という歴史を眺めると、実に新鮮で「なるほど〜」と考えさせられます。



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