2017-03-29[n年前へ]
■鎌倉大仏、十円玉を何枚で作れるか!?
数字と科学にこだわる歴史記事をこれから3ヶ月間書くことにした!というわけで、今日は「鎌倉大仏、十円玉を何枚で作れるか!?」を書く。
”10円玉で作ったら4億4500万円!青銅製の鎌倉大仏は、青銅の材料費だけなら1億3千万円!アルミニウムの1円玉で作ったら、6050万枚=6050万円ナリ!”
2017-04-08[n年前へ]
■2人で対決する「決闘」、自分が生き残る確率は50パーセントで正しいか?
2人が対決する決闘、生き残る確率と殺される確率、一体何パーセント?…この確率問題が意外に興味深かったので、『2人で対決する「決闘」、自分が生き残る確率は50パーセントで正しいか?』を書いてみる。
2017-06-10[n年前へ]
■「今と昔の暦がイキナリ1ヶ月ズレたのは給料1ヶ月分カットが目的」という驚き納得する話
『「今と昔の暦がイキナリ1ヶ月ズレたのは給料1ヶ月分カットが目的」という驚き納得する話』を書きました。よく、新暦と旧暦の違いから、お祭りの開催時期が本来の時期より1月ズレる問題を考えることがあります。そんな旧暦・新暦変更の歴史的な経緯が、素晴らしく(経済ロジックとして)わかりやすい…という話。
年末近くの11月、まさかの「来年からは、全然違うカレンダー使うことにしました!」という明治政府の発表は、来年の暦(カレンダー)を作成真っ最中の業者など、大混乱を引き起こしたといいます。…「さまざまなことへの影響が大きい暦の変更を、なんでイキナリ急いでやるの?」と思ったアナタは鋭い!聞けば納得の理由があるのですが、それが明らかになるのはもう少し先。
「今と昔の暦がイキナリ1ヶ月ズレたのは給料1ヶ月分カットが目的」という驚き納得する話
2018-03-08[n年前へ]
■海沿いの陸地にそそり立つ、ピラミッドのような大古墳
大阪の中百舌鳥近くに行く途中、仁徳天皇陵の一周散歩をしてみる。…すると、天皇陵周りの一周散歩に徒歩で約一時間かかり、その大きさに驚いた。もうひとつ驚いたことが、外堀がパナマ運河みたいに段々が着いていたこと。つまり、不思議に驚かされたことが、仁徳天皇陵の周りにある一番外側の外堀は標高が同じじゃない!ということ。
試しに、国土地理院マップで眺めると、一周をする間の最高・最低値で5mくらいの標高差があった。古墳本体を囲う堀は一体化した大きな湖のようで、重力的には等ポテンシャル面を成しているけれど、外堀は同じ標高でない作りになっている。
そこで、仁徳天皇陵の「外堀段差」を周囲の地形と一緒に眺めてみる。すると、古墳は、かつての海沿いの傾斜地上に作られていて、その古墳周りに外堀を作ろうとすると、(古墳中央の)水平面とその周囲に段差が作らざるをえない作りになっている。
他の古墳を眺めてみても、まるで水の流れに沿って建つ神社のように、海沿いや川沿いに建っている。…昔の古墳は、海沿いにそそり立つピラミッドのような存在だったのだろうか。
2018-10-21[n年前へ]
■信長もビックリ!? 科学でツッコむ日本の歴史
来月、11月26日(月)、集英社から「信長もビックリ!? 科学でツッコむ日本の歴史」が発売されます。四六判の書籍で、電子版も発売されます。こどもから大人まで、著者のひいき目を別にしても、とても楽しめる本だと思います。手に取り、楽しんで頂ければ幸いです。 タイトルに続いて「だから教科書にのらなかった」と題されているような本ですから、もちろん正しい教科書的な本ではありません。また「ツッコむ」本でも実はありません。自分なりに「理解したい」「考えたい」気持ちが強い「こども」ターゲットに面白い本を目指したものになります。