hirax.net::Keywords::「落書き」のブログ



2009-03-22[n年前へ]

デジタルがアナログに追いつく日 

 こう言うと「冗談」だと思われることも多いのですが、私はコンピュータを扱うのが本当に苦手です。何か資料を作るときは、ハサミと糊でマニュアリー(手作業)でコピー・ペーストをしながら、仕上げることが多いくらいです。

 先日書いた「論理的にプレゼンする技術 」の特長はとてもイラストが使われていることです。そのイラスト・イメージは、駅中の喫茶店で、いつも持ち歩いている小さなホワイトボードに絵を描きながら「イメージ」を編集者に伝えました。「こういうことを伝えたい」という絵をホワイトボードに描き、そして、それをケータイで撮影して記録していくのです。

 そんな携帯用ホワイトボードに描いた、ラクガキの例が下の画像です(あるいは、さらにその下に小さく張り付けたような「まとめ」用イラスト例になります)。本書のページを本屋で手にとって、一枚一枚めくってみれば、こんな稚拙なラクガキを元に綺麗に・わかりやすく描き直されたイラストを、必ずどこかに見つけることができるはずです。

 ところで、手書きで「言いたいこと」を描くよりも、コンピュータを使って資料を作る方がずっと時間がかかるように思います。しかも、プレゼンテーション・ソフトウェアで図を作ったりした日には、「考えていること・言いたいこと」がメリハリがつかなくなり、わかりにくい資料になってしまうことが多いようにすら思うのです。不思議なような気もしますが、そう私は感じています。

 デジタルがアナログに追いつく日は、まだまだ来ないのではないでしょうか。それは、単に「私が追い付いていない」だけなのかもしれません。けれど、やはり、デジタルがアナログに追いつく日は、まだまだ来ないのではないか、と思うのです。

イラストイラストフローフロー






2009-05-26[n年前へ]

サンフランシスコのストリートビュー風地図上でグラフィティ(面白い・綺麗な落書き)を描けるサーボス 

 「 SFを塗りつぶせ! 3Dマップにグラフィティをマッシュアップ

 カリフォルニア州バークレーにあるearthmineというスタートアップが「Wild Style City」というオンライン3Dマッピングサービスを開始した。Googleのストリートビューのように街(現在無料公開されている場所はサンフランシスコのみ)を散策でき、実際の街をキャンバスにビルや建物の壁面にグラフィティ(面白い・綺麗な落書き)を描ける。ローラーとスプレー、マジックなどのペイント・ツールは、ちゃんとグラフィティ・アーティストの意見を聞いて設計したという。

2009-07-09[n年前へ]

前略、道の上より 

 初夏や初秋、太陽を眩しく見上げながら、平らな場所で寝転がるのが好きです。芝生のような草むらに寝そべってみたり、時には、(人がいたら、変な目で見られてしまうので)人のいない駐車場のアスファルトの上で「岩盤浴」をするのが好きです。

 人気のない道で、スラローム・スケートの練習をし、疲れたら寝転がって心地よく空を見上げると、背中をアスファルトに温められながら、雲が空をゆっくり動いていく景色が見えたりします。あるいは、雲の向こうにある太陽の光が気持ちよく体中に注ぐのを感じます。

 時折、ふと気が向いて、道の上に落書きをしてみたりします。チョークでコキュコキュと絵を描いていると、不思議に楽しく熱中することができます。ただひとつの難点は、書いた絵を消す・直すことが難しい、ということです。チョークで書いたものを消すための「消しゴム・スプレー」みたいな素敵なグッズがあるといいな・作ってみたいな、ということが最近感じる願いのひとつです。



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2009-07-11[n年前へ]

Time Lapse Sidewalk Chalk Drawing of Superman 

 "chalk drawing”や、”chalk painting”で画像検索をかけると、たくさんのチョークで描いたらくがき(というレベルを遥かに超えたアート)が見つかる。

 下の動画は、スーパーマンを描く過程の早回しビデオ”Time Lapse Sidewalk Chalk Drawing of Superman


2009-11-09[n年前へ]

説明用の図を描くための変な小道具 

 説明用の図を描くための小道具が欲しくなることがある。それは、たとえば「素体」であったり、「Too パース定規 」であったりする。画を滑らかに素早く描ける人たちと違い、犬だか猫だか、はたまた、アメーバだかもよくわからないような絵しか描けない絵心がない種族としては、そんな道具にでも頼りたくなるのである。

 以前は、「ステッドラーの人型定規 」を筆入れに入れて持ち歩いていた。それを使って図を作ることも多かったのだが、次第に関節が折れ、腕や足がいびつな形にしか動かなくなってしまい、いつの間にか持ち歩かなくなってしまった。それと同時に、説明用の図(というより単なる落書き)もあまりしなくなってしまったような気がする。

 今度、ペーパークラフトの素体でも作ってみることにしよう。そんなものを持ち歩いていると、色んなアイデアが湧いてきそうな気がする。それが一体どんなアイデアなのかは、わからないが。



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