hirax.net::Keywords::「行列」のブログ



2003-01-16[n年前へ]

他社プロジェクト追跡システム 

解析途中の某データ ある種のデータベースから、他社の社員の組織図やプロジェクトを「勝手に」推定し、その変化なんかを追跡するソフトを作ってみたのである。自分では結構面白いし、おもちゃにしてはなかなかにオソロシイと思うのだけれど、そんな風に思うのはワタシだけかもしれない。

 ちなみに、ある種のデータベースというのはハッキリ言ってしまえば公開特許データだったり、そんなソフトを作ったのは某作業中だったり、その某作業中には横でプラグイン作成に興じている某氏がいたりという、何がなんだか判らない状態だったけれど、とりあえずその解析を行う途中で出てくる行列を画像にするとこんな感じ。これはちなみに某E社のここ数年の1000件のデータベースから解析した、某250人の間での相関行列。ちなみにこの中には某一ノ瀬さんもかろうじてはいっています。

 というわけで、これが今日の「今日見た景色」

2003-06-07[n年前へ]

スクリプト制作 

 学会の発表の準備もせずに(今さら)perlの勉強がてらスクリプト制作にトライ中。とにかく、今日一日集中してみるのだ、ということで、とりあえず第一歩として自分用の「世界のまんなか」を作ってみた。で、テスト用サンプル母集団にはてなダイアリを使ってみた。
 すると、その場合にはほとんど単に発言数(コメントをしている数)の多い人が上位にくる。なるほど、と。相関行列を作るところまで、今日中にできるかな?

2004-04-08[n年前へ]

テキストサイト関連年表 

 この「テキストサイト関連年表」に限らず、そんな新しくも古い?歴史を知る老師たちにはぜひ色んな歴史書を書いて欲しいと思う。もちろん、色んな見方の歴史書ができるだろうし、時には、偽歴史書を作り上げたりもするだろう。そんなものを読んでみたい気も「少し」する。

 そして、void GraphicWizardsLair( void ); //の記述に笑っていたら、自分もこの年表の中で「歴史に埋もれている」ことにふと気づく。

 そういえば、私の乏しい歴史の知識の源(みなもと)は「マンガ日本の歴史」だった。「マンガ日本の歴史」の中で描かれている主人公達は、大きな歴史の流れで「歴史に埋もれているとてつもなく無名の人たち」だった気がする。例えば、大仏の建立のために荷物運びをしている連中であったり、大名行列をひれ伏しながら眺める農民であったり、明治維新に湧く連中を遠くの海から眺める漁師であったり、なんだかとても「歴史に埋もれている」無名の連中だった気がする 。

 もし、彼らのような人達がかつて何処かに実在していたとしたら、「マンガ日本の歴史」を眺めてどんな風に思うだろうか。苦笑いをしたりするものだろうか、歯ぎしりをしていたりするものだろうか、それともそんな本を眺めたら大笑いをしたりするものだろうか。そして、もし石ノ森正太郎が2004年の4月の今を描くとしたら、一体どんな人たちを主人公にして今の日本を描くのだろうか。

2004-05-09[n年前へ]

静岡科学館る・く・る 

静岡科学館る・く・る 評判が良いようなので静岡科学館る・く・るに行ってみた。今のところ、行くのであれば平日の方が良いと思う。また、行くのであれば「科学でも何でも良いから色々遊んでみたい小さな子供」を適当に遊ばせたい親子連れか、「この手の科学館に行ったことのない人」と「この手の科学館に行ったことのある人」の二人のデートというのが適切であるような気がする。

 15歳未満は無料であるし、子供が遊ぶには面白いものは結構ある。だから、たくさんの子供でにぎわっている。その代わりに、不具合を起こしたり、動いていない展示物もチラホラ見受けられる。とはいえ、とりあえず「科学でも何でも良いから色々遊んでみたい小さな子供」を適当に遊ばせたいのであれば、(近くに住んでいるのであれば)ぜひ行ってみると良いと思う。

 もし、15歳以上の大人が行くのであれば…、「この手の科学館に行ったことのない人」には少しばかり難がある。説明文不足のせいか、その展示物が何を意図しているのかがおそらく判りにくいのではないだろうか。「ふーん、面白いのかな」で終わりそうな気がする。(何でもやってみる子供よりも好奇心が旺盛ではない大人であると)最悪の場合、展示物の動かし方・使い方が判らないかもしれない。少なくとも、それらの展示物を上手く動かすことができても「それが意味する科学」には繋がらないように思える(といっても、入場料の500円分の面白さは十分あると思う)。

 そして、「この手の科学館に行ったことのある人」にとっては、「その説明不足」は字が大きくて中身が少ない本を読んでいる気分にさせる(それでも、入場料の500円分の面白さは十分あると思うが)。「面白いな、もっと知りたいな」と思っても、それ以上の情報は全くない。例えばCalifornia Science CenterThe Reuben H. Fleet Science Center等にあるような、小さな子供向けから大学生の専門レベルまでの判りやすい説明といったものはここにはない。小さな子供向けの説明もないし、ましてやさらに詳しい説明は全くない。

 しかし、その難の結果として良い点も一つある。「この手の科学館に行ったことのない人」と「この手の科学館に行ったことのある人」の二人のデートなら、片方が相手の専任インストラクター&ウンチク垂れ人間になれば良いわけで、この説明無しの不親切さという障害が「デートを成功させる」ことに貢献するに違いないと思う。人気展示物だと30分以上の待ち行列ができていたりするから、そんなウンチクによる時間つぶしはきっと役に立つことだろう。そこまで計算しているのであれば、実に素晴らしい心理学の応用だと思う。

 期待が大きかった分辛口のコメントになっているかもしれないが、少なくとも日経サイエンスのタイトル「大人だましの科学館」ではないような気がする。下条信輔氏の「子供だけでなく親も楽しめ、デートコースにもなる」は実に適切だと思うが(ただし、やはり説明文は足りなすぎると思う)。

2005-02-07[n年前へ]

Photoshopプラグイン開発環境 

 Photoshopのプラグインを容易に開発することができる、PDLSのキットを少し手直ししました。Visual C++ 5.0(6.0)版のサンプル・プロジェクトに間違いがあったのを修正するとともに、Visual Studio.Net 2003版のサンプル・プロジェクトも添付してみた'05年2月7日版です。
 Excelでお手軽計算も良いですけれど、行列計算のプリ・ポストをPhotoshopで行うのも結構お勧めです。いかがでしょう?



■Powered by yagm.net