2002-03-03[n年前へ]
■ホッケーと犬とおじいさんと
久々に千本浜へホッケーに。つ・疲れた…。
で、防波堤の上を眺めていると、おじいさんと小さい犬がいる。一人と一匹は互いに背中合わせに座ってる。おじいさんは南の海を眺めていて、犬は西の海を眺めてる。一人と一匹は、ずーっと長いことそんな風にしてる。
二時間後にもう一度眺めたときにはもう一人と一匹はいなかった。あぁ、なんでカメラを持って行かなかったのだろう。あんな景色を撮りたかったなぁ。
2007-06-03[n年前へ]
■カメラ付き携帯電話から画像加工サービスを使う
バージョンアップを行いました。
携帯電話から下記アドレスに写真を添付したメールを送ることで、画像加工ジェネレータ"Imagenerator"(説明など)の機能を携帯電話から利用できるようにするテストを開始しました。下記のアドレスに画像を添付したメールを送ると、10秒ほど後に、処理画像のURLがメールで返信されます。その画像を眺めてみたり、あるいは、携帯電話のデータフォルダに保存したり...といったように遊ぶことができます。送信先アドレスは、つまるところ、imagenerator.mobile+処理名@gmail.comです。今のところは、処理サービス名に日本語が入っているものは動かない状態のまま運用しています。
- イラスト写真: imagenerator.mobile+ComicPolaroid@gmail.com
- ミニチュア写真:imagenerator.mobile+mini0@gmail.com
- 美人加工写真:imagenerator.mobile+bijinphoto@gmail.com
- 超美人処理:imagenerator.mobile+cbijin@gmail.com
携帯電話のカメラを使って撮影した写真を、マンガ風・雑誌の表紙風・ミニチュア写真風…と、自由自在に画像を作り出すことができるようにしたい、と思っています。Imagenerator で気軽に画像で遊ぶうちに、画像加工サイトができあがり、ついでに、携帯電話からもその画像加工サイトの機能を使うことができる、という具合です。たとえば、右の写真は携帯電話で撮影した写真を「ミニチュア写真」「イラスト写真」にメールを送り、処理されてきた画像です。携帯電話のカメラ機能を通して見ると、目の前の世界がミニチュア世界やイラストレーション世界に変化していくことでしょう。携帯電話の料金体系が定額料金でないと、ちょっと使い辛いかもしれませんが‥。それでも、携帯電話のカメラを通して、不思議な世界の姿を眺めることができるかもしれません。
なお、現在はau携帯電話、および、(携帯電話ではありませんが)gmailからの送信でテストを行っています。
2007-06-14[n年前へ]
■画像加工サービスで作られた処理サンプル
「画像処理ジェネレータ・サービス」を作り出すサービス、ケータイで撮った写真で簡単に画像加工をすることができるサービス、"Imagenerator"を使ったサンプル集です。
2008-01-06[n年前へ]
■路線バスで「ローレンツ収縮」!?
蜜柑畑から青い海を見下ろしたくなって、そんな景色の場所に行ってみたくなって、少し遠くまでランニングに出かけた。「往路」にずいぶん時間がかかってしまったので、「復路」の一部を路線バスに乗った。
ランニングのスピードに比べると、路線バスは宇宙をワープしているように速い。そんな路線バスの一番後ろの席に座り、ケータイのカメラ越しに外の景色を眺めていると、何だか奇妙な感覚に襲われた。
「外の世界が奇妙に歪んでる!?」「普段のランニングの速度に比べて、バスの速度が速いせいで、ローレンツ収縮が起きているのか!?」「ついに相対論的効果・ローレンツ収縮を肉眼で見ているのか!?」と一瞬妄想してしまうような、奇妙な景色がそこには見えていた。
目の前の家はピサの斜塔のように何だか斜めに傾いているし、松林もひしゃげているように見える。まっすぐ立っているはずの電信柱は明らかに斜めに地面に刺さっている。カーブミラーなんか、倒れないのが不思議なくらいの変な角度で設置されている?…何かがおかしい!?
いくら路線バスが速いといっても、相対論的効果が目に見えたりするほど速いわけもない。なぜこんな風に見えるかというと、動画撮影された景色が素早く一方向に移動しているのに対して、ケータイの撮像素子からの(動画撮影時の)値読み出しタイミングに(画素位置ごとに)ズレがあるために、こんな風に見えているに違いない。ここに貼り付けた動画中(撮影時には90度回転した状態で撮影されている)で、撮像素子からの読み出しは画面下方向からされていて、早く動いている近くのものが「画面下部では右に写り」「(読み出し時間が後の)画面上部では左に移り」「その結果斜めに見える」ということだろう。
誰もが手にするケータイのカメラも、ちょっと使う条件を変えただけで、90度撮影する向きを変えただけで、矛盾をきたして奇妙な世界を見せる。そんな入り口が目の前にはたくさん置いてあって、不思議の国のトムキンスのように、私たちを不思議で新鮮な世界に連れて行く。