2007-06-14[n年前へ]
■画像加工サービスで作られた処理サンプル
「画像処理ジェネレータ・サービス」を作り出すサービス、ケータイで撮った写真で簡単に画像加工をすることができるサービス、"Imagenerator"を使ったサンプル集です。
2007-07-14[n年前へ]
■デッサン技術と画像処理プログラム
画像加工サービス "Imagination You Make"の中に含まれている「画像をイラストレーション風に加工するプログラム」は、割に時間をかけて作った。何しろ、Imagination You Make の1機能として、このイラストレーション化プログラムを作ったのではなく、イラストレーション化プログラム用のフロント・エンドとして、(Ruby on Railsの勉強がてら)Imagination You Makeを作ったのだった。Imagination You Makeが出力する解像度ではわからないが、イラストレーション加プログラムの出力はベクトル化処理もされていて、PostScriptとして出力を保存することもできたりする。…その後、Railsで動くサービス側に興味を惹かれたこともあって、「画像処理ジェネレータ・サービス」を作り出す"Imagenerator"を作ってみたりもしたけれど、やはり、本来の「画像をイラストレーション風に加工するプログラム」を作り直す作業は続けている。
「画像をイラストレーション風に加工するプログラム」の画像処理アルゴリズムを作るために、さまざまな試行錯誤を繰り返した。それと同時に、デッサンやイラストレーションや油絵や似顔絵書きなど、絵画に関するテキストを結構読んだ。「イラストレーション風に加工する」するために、「イラストレーション」がどういうもので、どういう風にすれば描けるようになるかをたくさんのテキストから学ぼうとした。
いろいろ実験してみて、普通 人物画や肖像画を描くときは、写真撮影ではないのですから、陰影とか明暗といったようなことは、あまり考えないでいいと気づきました。 安野光雅 「絵の教室」そういう絵画の教科書を読んでみた結果、試行錯誤の結果として作られた画像処理アルゴリズムが、デッサンやイラストのテキストに載っている「描き方」と瓜二つになっていることも多かった。これが、とても新鮮だった。処理アルゴリズムに正解なんてないだろうが、「そう悪くない答え」をプログラミングすることができたように感じ、楽しく気持ちの良い感覚だった。
2007-09-02[n年前へ]
■タフネスとWEBアプリ
夏の夜の田舎町を、自分の足で走る。歩くようにゆっくり走る。
キャリアとは、轍(わだち)のことだ。轍が繋がり、そこに道が出来る。朝、WEBアプリケーションの管理をcookieに移行して、サーバ側を並列稼働させ始めた。そして、状態管理をRailsのコントローラからJavascript側に移行して、Railsのコントローラ機能を、Javascriptからのアクションに応える形になるように手を入れる。
少し前に、「(相手に)心の中が見える装置」を作ってみました。あるいは、「(相手に)心の中を伝える装置」といえるようなものを作ってみました。ビュー側ならぬクライアント側がコントロールする「単なるイベント駆動」に変えたい部分と、その背後でデータが全て繋がっている部分とを、うまく頭の中で整理できない。
ただ、どんな道にせよ、共通するのは、途中で必ず迷うということだ。どちらに進んで行けば良いのか、わからない時がきっとあるだろう。それでも、高速化のための処理を書く。
そして、ケータイと連携させる部分を書き始めると、Imagenerator用に書いたGmailアクセスWWW::Mechanizeが動かなくなっていることに気づく。最後の最後のsubmitが上手く動かない。しかも、その理由が何だか全然わからない。
けれど、本当に大切なのは、わからないということへのタフネスを身につけることに精力を注ぐことだと私は思う。
それが、最良のキャリア教育であると、私は信じている。
2007-10-14[n年前へ]
■imageneratorPipe!
「テキストを操作するYahoo Pipesの画像版を作ろう!」「 画像処理機能をwebサービスとして公開し、YahooPipesを使ってシーケンシャルにつなげられるようにwebサービスのI/Fを揃えよう!」というImagePipesに「画像ジェネレータ"ジェネレータ"」の Imagenerator を対応させてみました。といっても、今は動作未確認で「ただコードを書き、サーバに置いただけ状態」です。
「仕様」上の使い方は、たとえば imagenerator で ComicPolaroid というタイトルで「ジェネレータ」を作った上で、下記のようなJSON
{"items"{"title":"sample","generatortitle":"ComicPolaroid","url":"http://blog.koukokukaigisitsu.info/images/au_1-thumb.jpg"}}を"/imagenerator/generatorPipe"というというアドレスにPOSTすると、指定「ジェネレータ」の"ComicPolaroid"を使い画像処理をした上で、その結果を
{"items":{"url":"/devart/image/9697/img3174631-processd.jpg"}}というJSONとして得ることができる、という感じです。「面白ラボ BM11(ブッコミイレブン)」が書くフレーズに感銘を受けたので、ちょっとこんな感じで作ってみました。
2008-12-25[n年前へ]
■サーバ構成の「お色直し」
”Rails 3 = Merb 2” なんてニュースが流れる、2008年の年の終わりになりました。もう2年近く前になりますが、Rails入門書を買い、一番最初に作ってみたRailsアプリが画像処理アプリサーバ"Imagination You Make"(使い方)で、その後に作ったのが”画像ジェネレータ”のジェネレータ"Imagenerator"(使い方)です。それらを、今更ながら、他アプリと同じクラスタ・サーバに移行してみました。動作に不具合などありましたら、お知らせ頂ければ幸いです。
なお、画像処理アプリサーバ"Imagination You Make"の方は、ログインすると、画像アップロード機能やフィルタリング時のカスタマイズ機能が幾分追加されるようになっています。