2004-08-31[n年前へ]
■「持ち歩くAirMac Express」と「ブロック・サイン」
外出時の打ち合わせに行く時は、ノートPC(とたまにACアダプタ)をカバンに入れるのはもちろんだが、AirMac Expressも同じくカバンに入れて持ち歩いている。AirMac Expressは小さな小さな無線LANのベースステーションだ。重さはたったの189グラムだし、サイズも小さなACアダプタ程度だし、持ち歩くのも(それほど)気にならない。
LANがあえて排除された閉ざされた会議室でもホールでも、電源コネクタとAirMac Expressさえあれば、LANが完備されたスペースに変身する。これは実に素晴らしい。無線LANを装備したノートPCを持った人達は、(AirMac Expressというものを知らない他の人にはほとんど気づかれぬまま)電脳以心伝心状態になる。会議を聞きながら、ノートPCのキーボードをカタカタと打っている人は(仕事の内職ももちろんしているに違いないが)、案外、同時に発言者の言葉に対してツッコミをチャットで(会議室にいるメンバー内で)入れ合っているかもしれない。Wikiでこっそり(正式版とは別の)議事録を共同作成しているかもしれないし…、発言者の口が言ってることとは違うことを、発言者の指は喋っているかもしれない…。
というわけで、AirMac Expressは持ち歩いてナンボです。そして、打ち合わせが始まる直前に「(まるで)野球のブロック・サイン」のような手つきをしている人達がいたら、それはIPの確認とかサーバー役の確認でもしているのかもしれません。「オレのマシンは*.*.*.2だから、オレのPukiwikiで場を開こう」とか…。ちなみに、この場合「自分を人差し指で指さし、ピースサインをして、OKサインをする」みたいな感じでしょうか、ね。原始的ですけど。
2004-09-15[n年前へ]
■エクセルで散布図グラフCGI
エクセルで円グラフCGIをいじって、エクセルで散布図グラフCGIを作ってみる。作ってはみたが、バックで動くのがExcel2003ならちゃんと動くのに、Excel2000では散布図の点にラベル文字が描かれない。ラベル文字を描く設定にしても、動作しないようだ。何とも、困ったものだ。
とはいえ、自分用のノートPC with Excel2003 with apacheではちゃんと動くわけで、自分用にはとりあえずこのままでも十分役に立つ。何しろ、Excelでラベル付き散布図を描くのって何だかとてもメンドくさいし。CGIを動かしてるデスクトップ用のExcel 2003は後で追加購入することにしよう。
2004-10-15[n年前へ]
■XPアクティべーション騒動
Windows XPを動かしているノートPCの起動ディスクのドライブレターがふとしたはずみでL:に勝手に変わってしまった。起動ディスクのドライブレターが変わると同時に、Windows XPのアクティべーションが発動し以降はエラーを起こして動かなくなった。しょうがないので、Windows XPをリカバリ再インストールし、起動ディスクのドライブレターをレジストリ変更で修正しなんとか元通りになる…、疲れた…。ドライブレターとアクティべーションが少し前よりキライになる。うぅ。
2004-11-12[n年前へ]
■Future of Mathematica
Speed, Scope, Scalabilityを実現する(しようとする)というMathematica 5.1を目前に控え、Stephen Wolframの実弟で経営・営業面を統括しているConrad WolframによるMathematicaセミナー。内容は…
・Why was Mathematica born?
・Foundations of Mathematica...
・What's there, what's new?
・Key technologies...
「未来のMathematicaはどんな感じ?」「Tablet PCやPDAへの展開は?」と聞いたら、「(Notebookが融合された環境であるように)もっと色々なものが融合した環境になる。Matrixみたいな世界は当然入ってるかもね」「あと、Mathematica on Palmは開発してあって、(Wolfram)内部では使ってるんだ」と言う。"Mathematica on Palm"があるなら、それは出して欲しい人も多いはず…。
とりあえず、今日もサインをねだる。というわけで、ノートPCに"Mathematica for me! Stephen Wolfram"というサインを追加。やる気倍増。ちなみに、その対角線には「地球防衛軍ピンク」のサインが…。あと、もらったTシャツには"Go Mathematicaing!"。
2004-11-26[n年前へ]
■300系新幹線の悪夢
新幹線に飛び乗り、東京に向かう。目覚ましにコーヒーを買って、隣の席のテーブルに置いて、ノートPCを開いて資料作成の続きを始めた。しばらくすると、トンネル(トンネル内はいつも恐怖を感じる)に入り、いつものようにガタピシグラグラ車両が揺れ始める(300系は本当に悪夢以外の何者でもない)。と、思ったらコーヒーの缶があまりの揺れで飛び上がりながら倒れ、周りにコーヒーをまき散らした。もちろん、作業中のPCの上にも…。砂糖無しのコーヒーだったのが不幸中の幸いだ。急いで乾かしつつ、作業を続ける。
Wikipediaにも「300系の導入当初は、座席前のデスクに置いたコーヒーがこぼれたとか、サンドイッチが手も触れないのに丸ごと床に転落した、などの苦情が相次いだ」と書いてあるが、多少の改良をした今でもひどすぎだ。
IEEEのマイルストーン賞も受賞した東海道新幹線だが、少なくともあんな300系を世に出してしまい、しかもそれを今でも使い続けている、という点において(かつてのJRではなく、少なくとも「今の」JRは)マイルストーン賞はスッパリキッパリ返上して欲しい。「高速鉄道に関して世界最高水準の技術と風洞を持つJRが300系の揺れ問題を長年放置していたのは実に情けない」という5年前から全然変わっていないところが、情けない。