2015-01-02[n年前へ]
■「走った風でスカートめくりできるか?」を力一杯追い求めれば…意外なものが見えてくる!?
2015年も始まった!というわけで、「走った風でスカートめくりできるか?」を力一杯追い求めれば…意外なものが見えてくる!?を書きました。
“中2病”という言葉で呼ばれる妄想爆発の中学2年生、そんな多感な彼らの「突拍子のない妄想」を実現させるための実験サポートをしてみました。サポートした妄想内容はズバリ、「走った風でスカートめくりできるか?」です。
収録を終えた川島は丸1日かけてスカートめくりに挑んだことについて「スカートをめくりたいなんて、ウブい企画ですよね。それを中学生と一緒に必死こいてやるっていうのはこっちもすごくウブい気持ちになって、童貞に戻った気分でした。今の中学生って、もっと大人びた感じやと思ってたら、意外とおぼこかったですね。先生になりたいっていう憧れもあったので、その夢もかなえていただきました」とコメント。番組の見どころを「男子中学生なんて特にね、スカートをいかにしてめくるかなんて絶対妄想してるじゃないですか。そういう夢をね、まさかこんなテレビでかなえるだなんて思ってもなかったです。この番組を見る子らは幸せやと思いますよ。マネキン(が相手)と言えどもね、その姿はやっぱり神秘ですから」とアピールした。
中学2年生の妄想を実験!野爆・川島「童貞に戻った気分」
2015-01-07[n年前へ]
■「ビールの泡」で流体力学を実感しよう!?
ビール好きのシミュレーション屋さんが、「ビールの泡」で流体力学を実感するためのコンテンツを作っていました。グラスの中を浮き上がっていく泡が、浮き上がる泡との抵抗がいつしか周りのビールをも動かし始めて、時には(浮き上がろうとする)泡を下方向へ動かしたりするさま…が見ていると、とても面白いものです。こうしたさまを体感することができるビアホールがあったら、毎日満員御礼の大人気店になったりして…。
2015-03-06[n年前へ]
■流体シミュレーションを活用した「ビールの注ぎ方と泡の立ち方」シミュレーション
流体シミュレーションを活用して「ビールの注ぎ方と泡の立ち方(と美味しいビールの特徴)」の関係を明らかにしよう!という、ビール好きの・ビール好きによる・ビール好きためのOpenFOAMによる、ビールが注がれた瞬間のようすを計算した結果。
これは、軸対象モデルで、中央上部からビールが注がれています。
中心にそっとビールを注いだときの液面と泡の動きを計算してみました。専門的に言うと、自由表面と粒子の連成解析ソルバーをOpenFOAMで開発して、ビールを注ぐ様子をシミュレーション。表示はグラス断面、泡は右断面を表示、液面の色は速度の大きさを示しています。後半は右断面の拡大。中心からビールが流れ込むので、右断面だと反時計回りに泡が大きく回転しています。( masami kadoemon)
2016-03-21[n年前へ]
■北風が吹く初春には、秋葉原愛三ビル前交差点辺りがスカートがめくれやすい危険地帯です!?
かつて、「人生で必要な科学は、全てスカートやブラジャーで学んだ!」などとホラを吹いたというか嘘をついたせいで、数ヶ月に一度くらい「スカートがめくれやすい場所や日時を教えて下さい」とTV番組の(しかもまだ企画中の)ディレクタさんからメールが届いたりします。…そんな時のFAQとして、今日は、日本が誇る電脳都市である秋葉原を例にして、その回答例を書いてみることにします。
単刀直入に回答例を書くと、この季節…まだ北風が吹く初春には秋葉原愛三ビル前交差点辺りが「スカート」がめくれやすいです。たとえば、株式会社ゼンリンが3Dゲーム・エンジンUNITY用に提供している「秋葉原3Dマップ」を3D形状でーたとして出力した上で、さらに流体計算ソルバOpenFOAMに読み込んで(右図はOpenFOAMに読み込む前に3DソフトBlenderで編集している作業画面です)、秋葉原に吹き付ける北風が「通りを歩く人たち」にどんな力を及ぼすかを計算してみたのが次の図です。
この計算結果例からわかるのは、北から吹く風が秋葉原UDXビルをを経て、秋葉原ダイビルと住友不動産秋葉原ビルの間、秋葉原ソフマップ本店と(交差点対面の)坂口伝熱秋葉原本店(愛三ビル)との間で(実景色の写真は下図になります)、不規則そうな強烈な渦を巻いていることです。
もちろん、こうした「風の動き」は「周りの建物配置」や「風向き」などに依存します。…というわけで、その「法則」は次回以降に詳しく書いてみることにします。(続:北風が吹く初春には、秋葉原愛三ビル前交差点辺りがスカートがめくれやすい危険地帯です!?)
2016-03-22[n年前へ]
■続:北風が吹く初春には、秋葉原愛三ビル前交差点辺りがスカートがめくれやすい危険地帯です!?
北風が吹く初春には、秋葉原愛三ビル前交差点辺りがスカートがめくれやすい危険地帯です!? で行った秋葉原の街中に吹く風の流れを計算した結果を、同じ視点から・同じ構図で見たGoogle Earth(Google Map)の実写画像に重ね合わせてみました。実写風景に重ね合わせながら、コンピュータの中で計算された風の動きを眺めてみると、風の気持ちや心の動き…ならぬ流体の動きが一目瞭然に見えてきて、面白いものです。
そして、下記のような質問メールの状況における、「危険地帯」が見えてくるような気がします。
数ヶ月に一度くらい「スカートがめくれやすい場所や日時を教えて下さい」とTV番組の(しかもまだ企画中の)ディレクタさんからメールが届いたりします。…そんな時のFAQとして、今日は、日本が誇る電脳都市である秋葉原を例にして、その回答例を書いてみることにします。
北風が吹く初春には、秋葉原愛三ビル前交差点辺りがスカートがめくれやすい危険地帯です!?
こんなふうに、見慣れた街並みの日常風景に(秋葉原を見慣れてる…のは一般的ではないのかもしれませんが)、直接それを見ることはできないけれど・間接的にしかその存在を知ることができないようなものを、実際に眺めることができるようにしてみると、少し新鮮に感じます。
さまざまな現象をリアルタイムにセンシングして、その計測結果を使ってリアルタイム物理計算を行い、そのシミュレーション結果を実写に重ね合わせつつ表示してくれるVR/AR/MR的な電脳メガネは…あと何年くらい待てば手に入るのだろう?と考えたりします。