hirax.net::Keywords::「都会」のブログ



2007-06-08[n年前へ]

世界の何処かで響く音  share on Tumblr 

 アメリカからきた知人に「民族音楽を聴きたいと思う?」と聞いた。すると、「いや、そうは思わない」と彼は答えた。確か先週は、「季節が変わる頃には、ベトナムやカンボジアに行ってみたい」と言っていたはずだ。とりたてて奇妙だというほどではないけれども、その言葉はやはり意外に聞こえた。そして、民族音楽が好きな私には、その言葉が少し引っかかった。だから、「何で民族音楽を聴きたくないの?」と聞いた。

 すると、彼はとてもシンプルに言った。

 民族音楽は、ぼくの小さな部屋で、小さな音で聞く音楽でもないし 電車の中で、ヘッドホンをかけて聞くものでもないから
 そして、こんなことを話し出した。

 民族音楽は、土地に根付く植物みたいなものだと思う。 大地に息づく草や木は、その芽を育んだ水や土や空気から離れて存在できるものではないのと同じように、民族音楽も、生まれ育った場所から切り取って、他の土地に持っていくことはできないだろう?もしも、他の場所へ持って行った時には、フリーズドライされたインスタント食品みたいなモノに変わってしまうんじゃないだろうか。

 確かにそうかもしれない。旅する場所、その先々で聴く音楽、街に流れている音楽が、私は好きだ。あの音は、その場所で、その空気に浸かっているからこそ素敵に感じるのだろう。そこで聞くからこそ、生き生きと新鮮に、そして、奥深く感じるのだろう。

 いつか、「民族音楽は聴かないの?」と聞かれたら、私も真似して言ってみよう。

 通勤電車の中で、iPodで聞く音楽じゃないから。

 色んな場所に行ってみる。その土地を包む音楽を肌で聴き、土地の空気に響く音に振り返り、空気に染みこむ匂いを鼻の奥で嗅ぎ、その場所を包むものを味わいに行く。私は色んな場所に行ってみる。

2011-02-27[n年前へ]

「ビルの階数」と「エレベータに並ぶ人数」でエレベータが停まる回数がわかるの法則  share on Tumblr 

 都会で感じる「気まずい時間」のひとつが、ビルのエレベータで過ごす時間です。エレベータという三畳一間以下の狭いスペース中で、たくさんの人が視線を合わせずに「進行階表示を眺めている」瞬間は、まさに「気まずい」という言葉を描いたような時間に思えます。そんな瞬間こそが好きだ…という人が決して多いとは思えませんから、「エレベータに乗る時間をいかに少なくするか」を考えている人はきっと多いことだろうと思います。

 M階のビル(の一階)で、エレベータの前にN人が並んでいるならば(そのN人がエレベータに乗り込むならば)、平均的に、エレベータが停まる「階の数」は

M ( 1- ( (M-1)/M )^N )
と表されます。…これはつまり、高いビルならば停まる階数が多い可能性が高く、エレベータに乗り込む人数が多ければ、やはり階数が多い可能性が高い、という単純な真実です。

 それは、エレベータが停まる階数は、NとM次第で変わるけれど、ビルの階数とエレベータに並ぶ人の数を眺めてみれば、どれだけの「気まずい時間」を過ごすことになるのかを知ることができるという面白い真実、「ビルの階数」と「エレベータに並ぶ人数」でエレベータが停まる回数がわかるの法則です。

 明日、あなたがエレベータに乗り込んで気まずい時間を過ごそうとする時に、「ビルの階数」と「エレベータに並ぶ人数」を数えて「何階に停まるか」予想してみるのも面白いかもしれません。エレベータの中で、「科学が予測する数」が真実と一致するかどうか、そんな賭けにワクワクしてみるのも楽しいはずです。・・・そうすれば、都会で感じる「気まずい時間」が少し減るのではないか、と思います。

2012-09-07[n年前へ]

「田舎と都会の電力事情と飲食店・風俗店の境界」や「apple][のビデオ回路」など  share on Tumblr 

 9月7日の「n年前へ」から。

 「飲食店・風俗店の境界と田舎・都会の境界」に関する議論がエンエンに続く参議院地方行政委員会。高田なほ子君と政府委員(原文兵衞君)のエンエンと続く会話はまさに喜劇。

「飲食店と風俗店、境界と田舎と都会」の境界線をルクスで計る(2004年)
 apple][の回路は、14.32MHzのオシレータ出力を2分周した7.12MHzの信号がビデオ信号のドット・クロックとなる。(基本的には)1ドットが1bitの単純な構成だ。NTSCのビデオ信号のカラー情報は「ビデオ信号に重畳した3.58MHz波形」の位相で表すが、この3.58MHzはappleのビデオ・クロック(7.12MHz)のちょうど2倍である。ということは、2ドット分のビデオ・信号を"on""off"として出力した場合と、"off""on"して出力した場合では、NTSC信号でのカラー情報(位相)が180度ずれたもの(=補色)を表すことができる。

 さらに、(ある時期以降の)appleの場合ビデオ・データの特定の(=横7ドット, 縦8ドットのテキストモードとの兼ね合いで使われていなかった最上位の)bitを立てると、フリップフロップ回路で70nsだけ信号を送らすことができる。その70nsのずれは、NTSCのカラー信号3.58MHzのドット・クロック幅の25%に相当する(角度で言うと90度)。ということは、NTSC信号でのカラー情報(位相)が0, 180度の色だけでなく、90, 270度の色も出力(疑似生成)することができるようになる。すなわち、黒・白・紫・緑に加えて青・橙という計6色が出力することができるようになる。

appleのビデオ機能(2005年)
 飛び乗った東急東横線 各駅列車車両を隅から隅まで眺め、一体スピーカーがどこにあるのかを確認してみました。確認した結果の図、車両のどこに車内放送用スピーカーがあるかを描いてみたのが下の図です。この図を描いてみて、「私は列車の中で隅っこの席に好んで座っていたけれど、そんな”隅っこの席”14/16=87.5パーセントの確率で間近にスピーカーがあったのだ!」ということに気づきました。隅っこの席には、(今日、確認した東急東横線の車両では)非常に高い確率で「真上・正面・すぐ横」のいずれかにスピーカーがあったのです。

「うるさい電車の車内放送」を避けるためのテクニック(2011年)



■Powered by yagm.net