2009-04-30[n年前へ]
■純正A-bike より 8インチ空気タイヤ版 A-bicycle の方が断然イイ!の不思議
「(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle のツーリング・ビデオ」などで書いているように、ギミック満載の折りたたみ自転車A-bike のパッチモン自転車(つまりは偽物の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle を買って乗っている。それを見たリッチな知人が純正A-bikeを公式サイトから購入した。サイトで「購入ボタン」を押してから、5日ほどで香港から自転車が送られてきたという。
そこで、「純正A-bike」とパッチモン「8インチ空気タイヤ版 A-bicycle」を比べてみた。(参考までに、楽天で売っている税込 13800 円ナリのA-SCOOTER 8インチ RA-A8シルバー も、ショップ・メーカに確認したところ、同じく8インチ空気タイヤでした。もちろん、その他の構造が同じかどうかはわかりません)。また、私が買った8インチ空気タイヤ版 A-bicycleは「体重計」で実測した限りでは5.5kgを少し超える程度でした。7.5kgのものではないと、ここに明記しておきます。
純正品とパッチモン8インチ空気タイヤ版のデザインは全くといってよいほどに同じに見える。とはいえ、やはり純正品の方が純正品がゆえに綺麗で格好良く見える。右上や下の写真で、右側が純正A-bikeで、左側がパッチモン「8インチ空気タイヤ版 A-bicycle」である(フレームの色が違うのは、パッチモンには何種類も色があり、私がブラックを買ったからというだけである)。
さて、一緒に折りたたまれた状態から組み上げてみた。…すると、なんとコロッと音を立てて、ネジが一本落ちた。ネジが落ちた源を捜してみると、なんと、純正A-bikeのシートを支えるネジだった。ここら辺から、少し「純正A-bike」に不安を抱えながら、「純正A-bike」と「8インチ空気タイヤ版 A-bicycle」を乗り比べてみると、比べようもないほどにニセモノの方が遥かに安定していて、安心して自転車に乗り・走らせることができることに驚かされた。
少なくとも、今回比べた純正A-bikeは「剛性」「直進性」において、パッチモンに比べてかなり劣っていた。前輪・後輪の直進性、そしてフレームから後輪への剛性感が、全然違うのである。それは、単に個体差かもしれない。しかし、細かな部分の設計が違うことにも原因があるように見えた。それは、たとえば、6インチと8インチというタイヤ径の違い、あるいは、キャンバー角の設計の違いである。そしてまた、同じ寸法・作りのようで、実は結構違う各パーツの剛性・設計の違いである。
たとえば、前輪と後輪を繋ぐ角型シャフトは、純正品の方が細く、中央部分の折りたたみ部にはかなり遊びがあり、少し曲がってしまう。しかし、パッチモンの角型シャフトは純正品より一目でわかるほどに幅広く、折りたたみ部を伸ばした状態では全く遊びがなく堅いのである。それに加えて、パッチモンのシートシャフトと全部を繋ぐプラ部品には、(右の写真のように)内部にリブが形成され剛性を確保しているのに対し、純正品にはそのようなリブはなかった。つまり、単なるU字断面構造の強化プラスチックである。そこで、ためしにその部分を握ってみると、純正品ではグニッと変形するするのに対し、パッチモンの方は変形しない。材料自体の硬さは違うのかもしれないけれども、作りが違うせいか、力をかけたときの変形具合が違う。もちろん、変形が大きいのは純正品の方である。ちなみに、純正品のプラ部品内部の構成写真が下の写真だ。
他にも、パッチモンA-bicycleのシートシャフトの部分には、元祖A-bikeにはない(3段階を選ぶことができる)ポッチがついていて、組み立て・折り畳み時に位置出しが簡単で便利に思える。また、純正A-bikeでは、タイヤに空気を入れる時にチューブとバルブ金具の間が捻じれて負荷がかかりがちで少し不安になるのに対し、8インチ版空気タイヤのパッチモンでは、空気を入れるのにバルブ部分をねじる必要がない。この差は、タイヤに空気を入れる時に、バルブ接続部分の負荷が原因によるパンクの発生量を差を生み、パッチモンの方がパンクしづらいのではないか、と思わさせる。
意外なことに、8インチ空気タイヤ版 A-bicycle はさまざまな部分で改善がされていて、純正品より(現時点では)遥かに「良い移動道具」になっている。個体差は大きいだろうから、一概に判断することはできないが、今日の純正A-bike v.s. 8インチ空気タイヤ版 A-bicycle を実際に眺め、実際に触り、実際に乗ってみた上での勝負結果では、モノとしてはパッチモンの圧勝だった。もちろん、メーカによる保証などは考えない上での話、である。
2009-05-01[n年前へ]
■腹巻や腹帯を使ってA-bike(型自転車)を輪行する
しばらく前に、ハードオフ併設のB・スポーツで折りたたみ自転車A-bikeの類似品A-bicycleの8インチ空気タイヤ版を買いました(楽天で売っている税込 13800 円ナリのA-SCOOTER 8インチ(エースクーター)RA-A8シルバー も、ショップ・メーカに確認したところ、同じく8インチ空気タイヤということでした。その他構造が、すべて同じかどうかはわかりません)。
このA-bicycleの8インチ空気タイヤ版があまりにも便利なので、A-bike型自転車をさらに使いやすくするための試行錯誤を続けています。本体だけでなく、一緒に使うのに便利な道具・持っておくと良さそうな道具を「あくまで格安に」揃えようとしているわけです。
A-bike(やその派生コピー品)は15秒もあれば、折りたたまれた状態から乗ることができる姿に変身します。もちろん、その逆も同じです。ところが、バッグに入れる時間も同じくらい・あるいは、それ以上の時間が掛ってしまうこともしばしばあります。そこで、A-bikeを簡単に持ち歩くためのセットを作ってみることにします。狙いは「伸縮性を持った” 腹巻 ”・”インナーマッスルベルト ”・”腹帯”状のようなもので「A-bikeの包みこむだけ」という輪行超幅広ベルトを作ろうとしています。そうすれば、自転車を一瞬で取り出せますし、(一方向だけですが)タイヤを転がしながら移動させることもできるので、重さも感じなくて済む、というわけです。
そこで、100円ショップに行ってみると、「腹巻」は女性用のものしか売っていませんでした。驚いたのが、それらの「腹巻」にはもれなくホッカイロ用のポケットが付いていたりして、女性の装いの下に隠された工夫に驚かされました。・・・しかし、女性用の腹巻はA-bike(型自転車)を覆うには(”直径というか”ウェストサイズ”は結構良い具合に見えたのですが)幅が足りないように見えました。
そこで、とりあえず、マジックテープ3本で「ハンドル部分」「ペダル部分」「タイヤ上部」を固定し、「中身丸見え」で輪行するという具合にしてみようか、と思っています。それが、右の写真です。A-bike(型自転車)を折りたたむと、ベビーカーよりも遥かに小さく邪魔にならないサイズになりますから、少し人目を惹かないように、あるいは、他の人に触れた時にも大丈夫なように、クッション性のあるもので覆い、その周りをマジックテープで固定するくらいで良いかな、という具合です。
2009-05-02[n年前へ]
■消えたA-bike(型自転車)の下部シャフト折りたたみボタンのバネを200円で作る
昨日はA-bikeを輪行し、5kmほど上り・下り坂を全速力で走ってきました。そして、今日の朝方にA-bike(型自転車)のA-bicycle(8インチ空気タイヤ版)に乗ろうとすると、下部シャフト折りたたみボタンのバネが無くなっていました。たいして重要でない部品が無くなったのなら、気にしないで良いようにも思えますが、「折りたたみ」「固定」に関わる部品が無くなってしまったら、「折りたたみ自転車」としては致命的です。そこで、修理例の参考に「電池ボックスに使われているバネ」を流用・加工して、下部シャフト折りたたみボタンを作ってみることにしました。
まずは、(400円出して買った)電池のマイナス部分に当たるバネ(のひとつを)を適当なサイズにニッパーで切り取り、A-bike(型自転車)の下部シャフト折りたたみボタンの周囲を覆うようにバネを押しつけながら、ボタン中央部にある穴にバネの先頭を通しました。そして、バネが抜けないようにバネを(バネの先頭がボタンの中で動かなくなるように)回し、固定しておきます。そうすることで、何の不具合もなく、これまでと全く同じ見た目で・同じ感覚で使うことができるようになりました。その修理後のシャフト折りたたみボタン部分が、下の写真になります。実質の修理費は200円ナリ、になります。
ネジを細工しながら、このバネは一時的には針金クリップでも簡単に固定することができそうなことに気づきました。移動中にこのバネが無くなったことに気づいた時には、そして、その際に(幸運なことに)ボタン部分が無くなっていなかったとしたら、コンビニか文房具屋で書類を止める針金クリップを買って、ボタンを持ち上げるようにしておけば、とりあえずその場を凌げるように思えます。
念のため、今度は、バネが外れてもボタン部分が無くならないように、釣り糸か何かでボタン部分とシャフト部分を結んでおこうと思います。というわけで、今、A-bike(型自転車)パッチモン自転車で50kmくらい走ったところです。
2009-05-15[n年前へ]
■「スラローム」スケート始めました。
スラローム・スケートを見たことをきっかけに、スラローム・スケートを見よう見まねで始めました。車輪部分を取り外すことができるHYPNO(ヒプノ) のシューズを、久しぶりに、引っ張り出し駐車場でたまに練習しています。「HYPNOは柔らかくて(剛性がなく)頼りにならないから、ちゃんとした靴を買った方が滑りやすいですよ」とアドバイスされつつ、今日も HYPNOで滑ってきました。
毎日5mほどA-bike(風自転車)で走っています。剛性もなく、ブレーキもネジが緩んで効かなくなったりする超小型折りたたみ自転車ですが、手入れをしている限りは、とても気楽に手軽に乗ることができます。・・・というと、一回、交差点でウィリーをして転びましたから、語弊がありそうです。けれど、少なくともHYPNOでスラローム・スケートの練習をしている時よりは遥かに気を使わずに足を動かし、気楽に進むことができます。
つまるところ、どんなものにもリスクとメリットが表裏一体で付いてきます。A-bike(風自転車)は、メンテナンスを欠かさなければ、リスクよりメリットの方が高いように思います。けれど、「スラローム」スケートの方は、メリットが「楽しさ」と「(ちょっとハードな)エクササイズ」だけかもしれません。だから、リスクとメリットの収支決算は少し分が悪いようにも感じられます。・・・とはいえ、「遊び」はポートフォリオで選ぶこともないでしょうから、趣味・楽しみの世界では、少し赤字で負け気味くらいの方が良いのかもしれません。
2009-06-15[n年前へ]
■A-bike(風自転車)にローラーキャリアを取り付ける
重量が増えて7kgをちょっと超えるくらいになってしまったけど ニューマティックタイヤ、スプリングシート、そしてこのローラーキャリアを取り付けることで やっと思い通りに持ち歩ける極小径自転車になりました。