2013-02-22[n年前へ]
■証明写真とプリントシールで「美人の秘密」を科学する
アスキーPC 4月号が届きました。掲載されている記事は、題して、『証明写真とプリントシールで「美人の秘密」を科学する』です。
作り上げた「張りぼてモデルさん」を入れたリュックを背負い、買い物客でにぎわうショッピングセンターに行き、プリントシール器と証明写真機の比較撮影実験を行ってみました。…組み立てた三脚の上にモデルさんの頭部を取り付けた途端、さらに視線が周囲から集まってきます……。
マネキンヘッドや「実物大の顔(ハリボテ)」をリュックサックに背負い、賑わうショッピングセンターに行くのは、結構度胸が入ります。リュックから(記事中では使いませんでしたがマネキンヘッドや)ハリボテ顔を取り出すと、自分がまるで旧約聖書に登場するモーゼになったかのように、海ならぬ自分の周りがすぅーっと引いていくのを感じるのです…。
2013-03-22[n年前へ]
■心惹かれる「アスキー女性編集者の平均顔」
3月23日発売のアスキーPC 5月号が届きました。この号に掲載されている記事(「ぐるぐるサイエンス」)中で、「アスキー女性編集者の平均顔」を作り・眺めました。…その顔が、ひどく心惹く面立ちなのです。「平均顔」ということは、実際には「そんな顔の人は、実際にはどこにも存在しない人」です。まるで、おおた慶文のイラストレーションのような「ドングリまなこの女の子」…どこかにいそうでいて、けれどどこにもいないような漢字の…柔らかそうでいて・けれど内心とても気が強そうな…何だかひどく魅力ある顔立ちです。
この顔を眺めたくなったら、アスキーに行ってみると良いかもしれません。もちろん、実際には存在しない人ですから、頭の中で平均合成する必要があります。
…けれど、やはり何だか魅力的ですよね。
2013-05-18[n年前へ]
■アスキーPCに書いた「最後の暗号(通信)」記事
今週の金曜日の5月24日、アスキーPC7月号に「編集部がガチに送ってきた(画像)暗号を解く」記事(第2回)を書きました。編集部が送ってきた「暗号」はなぜか2通で、その1通目は妙に簡単な暗号で、けれど2通目は容赦なく難しい暗号でした…。
つまり、編集部は「ガチで暗号を送るけど、もし解けないと記事ができあがらないと困るから、簡単に解読できる暗号も送っておこう」と考えたに違いありません。そんな、お情けの簡単暗号を解くだけで満足するわけに行かない!と発憤した暗号解読の記事が、5月24日発売のアスキーPC7月号の「ぐるぐるサイエンス」です。
アスキーPCは、6月24日発売号(8月号)で休刊します。そんな状況の編集部が送ってきた、最後の通信内容がこの暗号文です(暗号画像:読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?)。…そんな最後のメッセージということを念頭に置いて暗号画像を眺めてみれば、暗号文が何だか解きやすく思えたり・その内容が味わい深く思えたりするかもしれない、と思います。
2013-05-24[n年前へ]
■「アスキーPC7月号の暗号」〜思考過程が楽しいのだ!編
読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?に対する、chamekanさんのアスキーPC7月号の暗号から。
…解けなかったのだが、解こうとした過程自体は自分としてはおもしろく、他のひとにとっても、ああ、こういうふうに考えてドツボにはまってひとがいるのね、というおもしろさがあるのではないかと思う。
アスキーPC7月号の暗号
ちなみに、「暗号画像」はこんなPNG画像ファイルで、およそ下に貼り付けたような画像です。
chamekanさんは、こんな解析・検証用のWEBプログラムを作られていたりして、何だか凄いぞ!と楽しくなります。
さて、「アスキーPC7月号の暗号」についてです。「暗号画像」は単なるガウシアンぼかしを掛けた画像です。しかし、非常にボカされているために、フォントや文字位置の手掛かりがない限り、各文字を推定して、それらの文字を積み重ねて各単語を推定して、その各単語の積み重ねから文章推定をする…というのは、とても困難に思えます。
そこで、私の場合は、「解空間」は非常に限られたものである(そうに違いない)ということを前提にして、つまりは「決めつけ・思い込み」で、「ありうる答」を選び出した…という具合です。
たとえば、私の場合、「暗号解析の過程」は、およそこんな具合でした。
- 2単語目の末尾は□で、単語としては〜○×△という形じゃないか…
- 暗号文の内容は、英語で(私たち日本人でも”そこそこ”知られている)有名なフレーズに違いない
- よし、"Quote" "Best 100"辺りでググり、上から眺めてみよう!
- おっと、**番目に怪しいやつがいるぞ!
- 試しにボカしてみると、確かにそれっぽい
- それ以外の候補があるのかどうか、プログラム組んで、確かめてみよう!
暗号解析は、人による(人を選ぶ)かもしれませんが、かつてのエラリークイーンの本格ミステリー小説の楽しさと同じように、自分で解こうと考えてみる過程自体がとても面白いものです。…というわけで、思考過程が楽しい!というひとつの例のご紹介(アスキーPC7月号の暗号)です。