2004-09-15[n年前へ]
■おすそ分けの1ギガバイト?
最近の安めのPCでグリッドのシステムを組むと、どうしても巨大なハードディスク領域ができあがってしまう。安めのPCでもハードディスクには80ギガバイト位の容量があるわけで、X100だと10テラバイト程度のエリアができあがってしまう。が、こんなに使うわけがないし、通信速度からもこのハードディスクの領域はほとんど使わないに違いない。単に宝の持ち腐れである。かといって、そうそうファイルサーバに使うわけにもいかない…。
そういえば、Googleは今は何台程度のPCシステムを保持しているのだろうか?…10万台を遙かに超える程度だろうか?ということは、80ギガバイトX10万台…?Gmailの1GBも、単に廃棄物焼却所横の廃熱利用プールみたいなものかな?
2006-11-12[n年前へ]
2011-06-29[n年前へ]
■容量4トンのリトル・マイ・プール
真夏日が続いています。あまりに暑かったので、水を入れただけの風呂につかってみると、これが実に快適でした。 熱を持った体が冷やされて、なにか心地良く疲れがとれ・スッキリ気分になるのです。
それならば、いっそのこと暑い夏を乗り切るために「プールを導入」してみるのはどうだろうかと考えました。 さまざまな節電対策がありますが、いたるところにプールを置き、暑くなったら冷たい水に飛び込み、体や頭を冷やすのです。 そうすれば、エアコンをかけずとも体を気持ちよく冷やしてくれる、というわけです。
そこで、大人がゆったり入れるビニールプールを探してみると、直径305cm・深さ75cmの円形ビニールプール が7000円弱で売られていることがわかりました。このプールに注がれる水の容量はおよそ4トン弱です。そこで、プールに注ぐ水のコストを調べてみると、水道料金が1トンで200円強です。ということは、ごくごく単純に水完全入れ替えをした場合、一回800円程度かかる計算です。安くはない…けれど、絶対に無理な金額でもないように思えます。
こういったプールで遊ぶ動画を眺めてみると、実に楽しそうです。大(だい)の大人(おとな)が「人力版の流れるプール」や「人力ビッグウェーブ」を作り出し、楽しそうに遊ぶようすを眺めると、そんな楽しさを味わってみたくなります。ビニールプールの中に意外なほどに大きなビッグウェーブを作り出すことができるし、プールの中を走り回れば流れるプールもできあがる。…というわけで、小さな小さなマイ・プール、容量4トンのリトル・マイ・プールをAmazonで買うかどうか非常に悩んでいる今日この頃です。
この後、プールを買い、色々遊んでいます(総額200円で作るマイ・ラブホ的”プラネタリウム・ジャグジー”)。
2011-07-09[n年前へ]
■「プール」始めました。
梅雨が明け、広い青空に白い入道雲が浮かぶ毎日が始まります。熱い夏を、それでもほどよく心地良く過ごすために「プール」を買ってみました。
選んだものは、INTEX製のスイムセンターファミリープール 262x175x56cm です。アマゾンで送料無料の4258円ナリの長方形ビニールプールです。当初、直径305cm・深さ75cmの”容量4トン”の円形ビニールプールを買おうと思ったのですが、設置場所の構造を考えると4トンの荷重をかけるには不安が残る…ということで、容量が2トン強の長方形状のものを選んだのです。
自転車用空気ポンプで空気を入れ続けること1時間(それは、小島よしおの「そんなの関係ねぇ!」のポーズを60分間続けるということです)、蛇口を開いて水をプールに注ぐこと数十分、ようやくプールに(許容量を超える)水が満たされました。実際にプールに入ってみると、Amazon に掲載されている写真よりずいぶん大きく感じます。
水面が揺れると、プールの底に集められた太陽の光がきらめきます。それは当たり前の現象ですが、そんな当たり前のことを「太陽が空高くある時にプールや露天風呂や海に行かないと意識しない」ということも、また当たり前の真実であるようにも感じます。
プールを毎日・毎晩眺めていれば、気づくことがたくさんあるかもしれません。ふだん忘れていることを、思い出したりすることもあるかもしれません。
梅雨明けの今日、「プール」開きをしてみました。
2011-07-10[n年前へ]
■1年365日続く毎日「スペシャル」な日常
ビニール・プールに許容量を遙かに超えた水を注入すると、長方形の水面が楕円形へと姿を変えていきます。そんな水面に浮かんでみたり・沈んでみたり、青空を水中から眺めてみたり・水面の上に顔を出してみたりしつつ、さまざまな本を読んでいます。
六角橋商店街の闇市で買った「野宿野郎 2号(特集:お遍路野宿)」を読んでいると、こんな一節に出会いました。
よく「遍路は人生のようなものだ」と言われますが、あながちクサイだけの比喩ではないと思います。
一歩一歩あるいていれば、いつか次の札所に着き、気がつけば八十八番を打ち終わっている。毎日毎日生きていれば、いつか人生が終わっている。
イマイアキラ
水に濡れたラッシュガード越しに吹く風は、いつもの千倍涼しさを感じさせ、(いつもはどこかに消えてなくなって欲しかったように思っていたはずの)熱い日差しが心地良くなります。
楕円形に変身した長方形ビニール・プール横にiPhoneセットを置き、moumoonの「HAPPY UNBIRTHDAY」をかけて、心地良いサビのリズムを聴いてます。水面に潜ると、音楽は聞こえなくなって、水の中にある水の音だけが、自分の耳と頭の中に響きます。そして、水面から頭を上げると、耳に詰まった水の壁の向こうから、ドラムとベースが奏でるリズムが出迎えてくれるのです。
とびきり、はちゃめちゃで行こう。
ちょっとのスペシャルが大事よ。
しなかったことを、してみよう。
お腹抱えて、笑っていよう。
いい日でも、そうでもない日も。
364日の、毎日スペシャルな日常、
いまは、今しかもうないんだよ。
こうなったら、どんな時も、
364日を、毎日祝い続けるよ。
moumoon "HAPPY UNBIRTHDAY"