2003-11-12[n年前へ]
■マッシュルームと女子大生
そういえば、昨日の夜カナダ人の女性がかつて留学していたという関西の女子大(帝塚山だったか…?)での小旅行の話をしていた。で、「大きなマッシュルームがたくさん飾ってある寺に行って、みーんなそのマッシュルームに抱きつきながら一緒に写真を撮ってた」と彼女は言うのである。「大きなマッシュルーム???」と、もちろん私には全然意味が判らず、「大きなマッシュルームとは何を意味するのデスカー?」と聞いたわけです。すると、しばらく彼女はなにやら口ごもったあとに「あなたが持っているもので、私が持ってないもの」と答えたのである。
なるほどー、「大きなマッシュルームというのはいわゆる一つの安産祈願の印」なわけデスネーと納得しつつも、なんて反応して良いのやら困ったのである。
2004-10-13[n年前へ]
■もしかして「萌え」、もしかして「腐女子」、もしかして「女子高生」
もしかして「萌え」、もしかして「腐女子」という素晴らしい誤字訂正指摘機能。これは、民主主義に基づいて「多数派が正しい」「正義は多数決で決める」システムをGoogleは採用しているということだろうか? ちなみに、「女子大生」は「もしかして女子高生」だという…。
2005-08-13[n年前へ]
■麹町
数字がバラバラに書いてあって、その数字を順番になぞっていくと最後に絵ができるヤツってあるじゃない?ふと、気づくと目の「ほんのすぐ」前で女子大生のミニ・スカートが風でめくれ上がっている。そんなヘンな景色と、ツー・ショットで撮影されたのなんか始めての経験だ。そして、ゴースト・バスターズが抱えている掃除機みたいな送風機を私は抱えていたりもする。もちろん、バズーカ送風機の先にはその女子大生がいる…。また時には、さらに大きい送風機とも戯れていたりする。今日は、何回スカートがめくれあがる景色を見たことだろうか。どのくらい、そんなことを続けていただろうか?(答えは…3時間)
夏の暑い盛りに納得したのは、「スカートはめくれ上がらないようにできているんだなぁ」ということ。あと、送風機と風速計を抱えて、ミニ・スカートの女子大生に風を(街中で)炸裂させたら犯罪以外の何ものでもないよなぁ、ということ。
バラバラだったりしても、途中で間違っているように思えたりしても、色々と続けていたら最後に何か浮かび上がってきたりしたら最後に、一体どんな絵が浮かび上がってくることでしょうか? なんだか、とてもクダらないものしか浮かび上がってこないような気も…する。けれど、それがどんなものでも、浮かび上がってくれば良いのかも。
それで良いじゃないのかな?って時々思ったりするの。
2008-09-15[n年前へ]
■雑誌の「読者年齢vs.購買力」マップを眺めてみると!?
右に貼り付けた説明スライドのように、「雑誌DE流行マップ」の狙いは雑誌や流行りというものを色々な見方で眺めたいということです。 だから、たとえば、雑誌タイトルの一覧ページでは10種ほどの眺め方ができるわけです。
さまざまな軸で雑誌を眺めたり、言葉を眺めたり、あるいはそこに登場する人たちを眺め直してみることで、流行りや流行らないことの全体像を見てみたい、あるいはその全体の中に各部分がどう位置しているかを眺めてみたい、と思いました。そこで、そんなことができるツールを作ってみたのです。
ツールを作ってみたので、まずは「読者の年齢」「読者の購買力」「読者の数」という三つの軸で雑誌や流行を眺めてみることにしました。ここで、「読者の年齢」というのは「その雑誌を買っている読者の平均年齢」で、「読者の購買力」というのは「その雑誌を買っている読者がファッション・余暇などに費やしているお金の量」で、「読者の数」というのは「その雑誌を買っている人たちの数」です。
右の散布図は、雑誌の「読者の年齢vs.読者の購買力」チャート表示をしてみたところです。横軸が「読者の年齢」で、縦軸が「読者の購買力」です。バラツキはもちろんありますが、大雑把には右上がりの傾向を示しています。つまり、「年齢が高い方が購買力も高い」という単純な傾向です。ただ、そこにはバラツキもあって、そのバラツキこそが「読者の年齢vs.読者の購買力」というポジショニングマップから見えてくる雑誌読者層、雑誌の読者の姿、ということになります(いずれの値も独自の適当ロジックで算出している推定値ですから、正確な姿からはほど遠いとは思います。ただ、「読者の購買力」推定と「読者年齢推定」は独立に推定していることは付記しておきます)。
このグラフを見ると、non-no・JJ・LEONが一直線に並んでいたりして、少し面白いです。年齢が高くなっても若い頃のままの購買力の増加を保ち続けているのが、LEONなんだろうかとか想像したくなります。また、同じ赤文字・女子大生系でも、JJよりCanCamの購買力が低い!?なんていう姿が見えたりします。さらに、CanCamとAneCanもほぼ一直線上に並んでいて、その先にはSTORYがいます。つまり、「CanCam → AneCanという道を真っ直ぐにそのまま進んでいくと40歳を過ぎる頃にはSTORYを読んでいるかもしれない!?」というような想像ができたりするわけです。
2008-09-16[n年前へ]
■雑誌の「読者数vs.購買力」を眺めてみると!?
「雑誌DE流行マップ」で、雑誌の「読者数vs.読者の購買力」を眺めてみたのが、右のグラフです。読者数が多い雑誌ほど読者の購買力が急激に少なくなる、というよくあるタイプの分布図になります。
この分布図は「読者数が多い雑誌ほど読者の購買力が急激に少なくなる」というよりは、読者数が少ない雑誌は読者の購買力がとても高い、という方が正確かもしれません。読者数が多ければ読者の購買力が低くても雑誌は存続できるでしょうが、読者数が少ない雑誌は、読者の購買力が高くないと雑誌を刊行し続けることはできないでしょうからです。
たとえば、CanCamは圧倒的な読者数を誇りますが、その一方で、(独自の実にテキトーな特徴量算出アルゴリズムでは)読者の購買力は低いのです。JJ, PINKY,RAY,Vivi,CanCam といった「お姉系、赤文字系、女子大生系」の雑誌だけを表示して、それらの雑誌それぞれのポジショニングを眺めてみるのも面白いと思います。