hirax.net::Keywords::「本城直季」のブログ



2006-07-03[n年前へ]

「地平線までの距離」 

THE EYE FORGET: Distance to the Horizon スライドShowTHE EYE FORGET: DISTANCE TO THE HORIZON リコーのデジタルカメラ RICOH GRD で地面近く・足下近くから、その先の景色を撮影し、「巨人の国」を蟻の視点から眺めてみよう、というという"DISTANCE TO THE HORIZON" その景色からは、確かに「地平線までの距離」を実感することができる。写真集のスライドショーページはこちら

実はその(本城直季の)撮影方法のアイデアは本城のオリジナルではない。昔からそのやりかたは知られていたし、実際は本城よりもずっとまえに同様の、写真集も海外で出版されていた。
多くの人が彼(本城直季)の写真に共感するのは、その撮影方法のアイデアがオリジナルかどうかではなく、かれが描きだしたビジョンが他の写真家より明確で、一歩進んでいたからだろう。

2006-11-26[n年前へ]

高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト 

 Tech総研ブログ平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女 高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトを書きました。今回は(前回バージョンとは違って)気持ちよくサクサク動く高速動作版を作ってみました。

2008-06-05[n年前へ]

”本城直季”的トリック・アイ 

 ”本城直季”的なミニチュア的写真を雑誌やポスターなどでよく見かける。そんな”本城直季”的写真に綺麗に変換できそうな景色を見ると、カメラで撮影して、後でソフトウェアで処理をかけてみる。そうすると、”本城直季”的景色ができあがる。

 もしも「その場で”本城直季”的景色を眺めることができるメガネ」があったら、どんな感じだろう?目の前の広い景色の中から、ごく限られた部分にピントが合った、被写界深度の浅いミニチュア的な”本城直季”的景色を見ることができたらどんな感じだろう?

 そう考えているうちに、ふと気がついた。「大きく広がる景色中のごく限られた部分しか見えない」のが「私たちの普通の見方=目」なんだった、と気がついた。私たちは結構楽しくもミュニチュア視的トリック・アイを持っていたのだった。

”本城直季”的景色






2009-03-19[n年前へ]

「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトのまとめページ 

 これは、「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトのことを、まとめた記事です。とりあえず、手っ取り早く使ってみたいのであれば、一番下のWEBアプリ版で試してみるのがよいかもしれません。


処理前写真処理後画像 「本城直季」風なミニチュア写真を作り出すソフトを作ってみました。つまり、こんな風に実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理をするソフトウェアです。
 とりあえず、Windows用の叩き台バージョンを ここに置いておきます。マウスで「(グレーの矩形で表示されている)ピントが合ってる領域」を決めるたびにレンダリングしますので、あまり大きい画像は使わない方が良いかと思います(800ピクセル x 600ピクセル くらいの画像であれば特に問題はないでしょう)。手直し版と使い方・遊び方の説明などは、近々ちゃんと書いてみます。
 Mac持ってる人の場合は、結構な割合で(こういう機能を手作業ですることができる)Photoshopなどを持っていそう…と考えると、Macintosh用は作っても意味なさそうですね…。


image  さて、「本城直季」風ミニチュア写真を作り出すソフト 叩き台バージョンを作ってみたわけです。こんな風に 実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理を行うソフトウェアです。このソフトウェアには大きな問題がありました。つまり、動作があまりに遅かったのです…。そこで、今回は気持ちよくサクサク動く高速動作版を作ってみました。動作環境は、(以前と同じく)Windows版ですが、Mac OSX版・Linux版などを順次公開していく予定です。今回作成したアプリケーションはToyImage2.20061126.lzh (2.4MB)に置いてありますので、ダウンロード・展開して使ってみて下さい。

 このソフトウェアの使い方は、下記のようになります。

  1. 画像ファイルをExeアイコンにドラッグ&ドロップする
  2. 画像中からマウス(クリック&マウス移動)でピントを合わせたい領域を選択する
  3. キーボードの"s"ボタンを押すと、結果画像が"○×の処理.00.jpg"というようなJpegファイルとして保存される
  4. ソフトウェアの終了はキーボードのESCを押す

 あなたの撮った写真を、色んなミニチュア写真にしてみると面白いかも知れません。そして、そんなミニチュアの景色をブログなどに張って、みんなに見せてみるのはいかがでしょうか。


 上で作成した高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト、今回は画質改良や機能追加をしてみました。さらに、Windows版だけでなく、Mac OSX (intel) 版も作ってみました(ただし、今回のバージョンでは画像ファイルの保存ができません)。ファイルは、Windows版が toyphoto.20061129.lzh (2.4MB) で、Mac OSX (intel) 版 が toyphoto.i.20061129.dmg (6.1MB)toyphoto.i.20061130.dmg(11MB) になります。画質改良については、処理速度を落とさない範囲で疑似輪郭が出にくいように(少しだけ)してみました。また、使われる方がコントラストや鮮やかさをスライダーで調整できるようにしておきましたので、画像を色々変える楽しみも追加されているかも…しれません。

 Mac OSX (intel) 版を使うには、ディスクイメージを展開して、アプリケーションフォルダに"toyphoto"フォルダをコピーし、インストールスクリプトを動かせば、(多分…)動くのではないか…と思います。動くのではないか…と思ってはいますが、テストをしていないので、もしかしたら動かないかもしれません。実際、Mac OSX (intel) 版については、冒頭に書いたように、今回のバージョンでは画像ファイルの保存ができません。なぜかというと、この記事を書きながらMac OS X で適当に動かしてみたところファイル保存ができなかった…(アプリが落ちてしまう)というわけです。そこで、とりあえず、「Command + Shift + 4 + Space 」で適当な範囲を(マウス/ポインタで)選び、画面キャプチャ・画像ファイル保存することで遊んで頂けたら…と思います。というわけで、今回はまるでMac OS X版に関しては体験版のようになってしまいましたが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


 さてさて、今度はわざわざミニチュア写真を作るアプリケーションを使うのも面倒なので、WEBアプリケーション版 「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトも作りました。それが、たとえば下のようになります。


2009-09-23[n年前へ]

Google Mapsでミニチュア模型風写真を作る 

 Papervision3D と Google Maps を組み合わせたデモを眺め、その表示画像からミニチュア模型風写真(いわゆる、ひとつの「本城直季風写真」ですね)を作ってみたくなりました。そこで、以前作ったミニチュア模型風写真作成ソフト(最新版は・・・ToyImage2だったでしょうか・・・?)を使って、適当に「Google Mapsのミニチュア模型写真」を作ってみました。それが下の画像です。

 右側の「地図そのままミニチュア模型写真」はさておき、さすがに「航空写真で作られたGoogle Mapsのミニチュア模型写真」はそれっぽく見えるのが、(遥か上空から撮影されているのですから)あたりまえの話とはいえ、面白いものです。

 もちろん、Google Earth表示でも同様なことが「もっとそれっぽく」できるわけですが、今日は、遊びがてら「Google Mapsでミニチュア模型風写真」を作ってみました。

Google Mapsでミニチュア模型風写真を作るGoogle Mapsでミニチュア模型風写真を作るGoogle Mapsでミニチュア模型風写真を作るGoogle Mapsでミニチュア模型風写真を作る








■Powered by yagm.net