2008-02-19[n年前へ]
2008-10-16[n年前へ]
■自動スキャンマシンを作ろう
たくさんの画像を自動で高精度に読み取る機械を作りたくなった。予算は、10万円くらいで、作成時間はギッチリ48時間くらいで動くようになることが目標である。・・・で、考えたのがオートドキュメントフィーダ部分は、(紙サイズや枚数を考えると)中古のA3 インクジェットプリンタ流用で、画像読み取り部分を何とか8万円くらいで自作する、という具合である。つまりは、手作り感溢れる下の動画(自動スキャンマシン 試作02型 作ったよ!)のような仕組みだ。果たして、上手く動くだろうか。カール対策はどうしたらいいだろうか。
2009-12-22[n年前へ]
■NEWS今昔物語 「機会が自動で判断する世界」編 (初出2005年02月24日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
さまざまな機器が、さまざまなものの自動判別をするような技術が響開発されている、ということを改めて意識し直しました。今回のニュースとは異なりますが、便座の位置での、小便か大便化の自動判別&自動水流しは、もう一般的ですね。
(記事を書いた時の)ひとこと
先日「顔を自動で見つけ、勝手に美人にしてしまう」プログラムを組んだ。そんなカメラもすぐに一般的になるに違いない。
「小論文を自動採点するシステム」
'02年に大学入試センターの研究開発部の石岡恒憲 助教授と株式会社リコーの亀田雅之氏が試作した日本語小論文の自動採点システムが朝日新聞の">記事で取り上げられ話題となった。
「文章の読みやすさ」「論理構成」「与えられた問題に答えているか」を自動で採点するというこのシステムで、試しに私が先日書いた記事『Mac「グラフ計算機」の驚くべき開発秘話』の文章で試してみたら、修辞 4.1(5点中)、論理1点(2点中)、内容2.1点(3点)、最終得点7.2点(10点満点中)で、「議論の接続が不十分であるように見受けられます」となった。なるほど、納得できる結果である。
「顔を見つけ出して、自動でピントを合わせるデジカメ」
株式会社ニコンが、Identix 社の生体認証技術を用いた顔認識技術を用いた世界初の「顔認識AF」デジカメを">2月16日に発表した。顔の輪郭や目・鼻・口・耳などの距離間隔や肌色情報などから、人の顔を自動で認識して、認識された顔にピントを合わせてくれるという。
あまりに目鼻立ちが他人(ひと)とかけ離れていたりすると、「おまえの顔は『顔』じゃない」とピントを合わせてもらえなかったりするのだろうか? それどころか、一刀@「借力」さんの">心霊写真発見機のニュースではないが、勝手に自分の後ろの背後霊を見つけ出して、背後霊にの顔にピントを合わされてしまったりしても、コワイかも…。
「小便の速度」や「大便か小便か」を調べる便器
http://ec3.images-amazon.com/images/I/51bBdan6kLL._SL500_AA240_.jpg 聖なるバレンタイン2月14日、TOTOは(野球のボールの球速を計測するスピードガンと同じ仕組みで)小便の速度を計測し、同時に放尿時間も計ることで、正確な「尿の量」を調べて「適切な量の浄水を行う」という男性用小便器を発表した。男性が、ゆっくりチョロチョロ立ちションしても、短く太く放水しても、便器はその違いを調べあげてしまうのだ…。
しかし、便器に調べ上げられてしまうのは男性ばかりではない。1月27日にが発表した便器は使用時間から大便・小便を自動判定して、適切な水量で洗浄するのだという。女性だって小便か大便かを勝手にトイレに調べ上げられてしまうのだ。ちょっと、イヤじゃないですか?
2010-04-28[n年前へ]
■限られた時間とリソースの中で
「自動計測技術フォーラム(大阪)を聴講した」から。
単純に自動化するだけでは、ものづくりにはつながりそうにはありません。ものづくりに携わるわれわれ技術者が、限られた時間とリソースの中で、どのようにLabVIEWを活用すれば「ものづくりの神様」とより意味のある対話ができるようになるのか。国際競争に勝ち続けることができるのか。
苦しみの日々は続くなぁ。
2011-01-15[n年前へ]
■「いつも思考し創造的仕事をする」という非人間性
「現代科学思想事典 (講談社現代新書) 」中に収録されている、中山秀太郎「オートメーションへの錯覚」から。
骨の折れるくりかえしの単純労働は人間のやるべき仕事ではない。創造的仕事こそ、人間のする仕事であるということがいわれ、自動化へと進み、ホテルの入り口のドアまで自動化された。はたして単純労働は人間のやるべき仕事ではないか。いつも思考し、創造的仕事をするのが人間性回復なのか。人間も動物である。動物は、単純労働も必要であるし、それがまた創造性を助けることにもなる。
中山秀太郎