2009-12-24[n年前へ]
■世界最小クラスのトイデジタルカメラ
12月12日から販売を開始した小型デジタルカメラ「ポケットデジタルカメラ SQ28m」が人気を集めている。
ブルーとピンクの2色展開の同カメラのサイズは世界最小クラスの高さ23ミリ×幅53ミリ×奥行き19ミリで、重量は約21グラム。写真の仕上りは 1,280×1,200ピクセルの正方形で、撮影モードも「ノーマル」「モノクロ」「ノイズ」「ビビッド」の4種類を用意。動画も撮影できる。音声は記録されないが、8ミリ映画のような映像を撮影できるという。
販売価格は5,985円。増産の予定はないという。
2009-12-28[n年前へ]
■NEWS今昔物語「瞳を開いて眺める」編 (初出2005年06月23日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
「未来を予測し・未来を少し操作するような作業」をする、と言えばカメラの赤目防止機能も、考えてみれば、そんな作業です。フラッシュを光らせた時に、瞳が赤く写ってしまわないように、フラッシュを使って写真を撮る前に予備発光を行ない被写体の瞳孔を閉じさせた次の瞬間に、本番のフラッシュを光らせ写真を撮る、というわけです。意外に、そういった技術は、身の回りに隠れていて、私たちはいつの間にか少し操作されているのかもしれません。
(記事を書いた時の)ひとこと
液晶画面をペンで操作することができる(もちろん、キーボードでも操作できる)Tablet PCを使い始めた。すると、「マウスで操作する」という作業が「ペンや自分の手を使う作業」のフェイク(偽物)に過ぎなかった、ということに今さらながら気づかされた。未来のPC、そのPCを扱うユーザ・インタフェースは一体どんな風に変化していくのだろうか
トランプ・カード透視術
6月1日、(自分から見るた時に)裏向きのトランプのカードを透視し、どんなカードであるかを見分けてしまうことができる技術がNewScientist.comに掲載された。7月31日から開催されるSIGGRAPH2005で発表予定の資料(">全文PDF)を読むとわかるように、他の物体に跳ね返る(自分からは見えない)カードの表面からの反射光の色や量を逆算することで(結果として)カードの表を透視できる、という技術である(日本語参考記事)。
デモンストレーションの動画(MP4形式 63MB)の後半(4分20秒辺りから)を眺めてみれば、その技術の楽しさ・面白さに見とれてしまうと思う。
みんなが笑顔の「ベストショット検出技術」
大学生の頃、写真館でアルバイトをしていた。仕事の大半は、結婚式の記念写真を撮影する仕事である。結婚式の集合写真を作成する時、(気をつけて何枚か写真を撮るのだが)瞳を閉じ気味であったり、閉じてしまった人がいることがある。そんな時には、極細筆を使い目を閉じている人の瞳を(他の写真を参考にして自分の手で)描いたものである。
そんな新技術が5月末から、各種メディアで紹介された。電気通信大学院 電子工学専攻の金子研究室の「ベストショット検出技術」は、デジカメで連続撮影した十数枚の画像中から、その中で撮影された人たちの瞳検出・抽出を行い、すべての人が目を開いている写真があれば、その「ベストショット写真」を出力する、という技術である。さらに、もしも目を閉じている人がいれば、その人の「目をつむっていない部分画像」を他の写真から探し出し、「ベストショット写真」を合成することで、造り出してしまおうというものである。
こういった技術は以前から開発されている。例えば、まばたき検出から目を閉じている写真を防止するだけでなく、さらに笑顔検出も行って笑顔の瞬間の写真を出力しようというような技術もある。
写真館でのバイト中、「被写体の気持ち・動きをいつも予測するようにしろ」というアドバイスを受けることが多かった。「(例えば何か面白いものを見て)次の瞬間に笑顔を見せる、(例えば何かに気づき)次の瞬間にふと考えごとをする、(歩く先にライトが当たっていたら)眩しくて目を閉じる、そんな未来の被写体の動きを予測しながら映す瞬間を考えろ・そしていい瞬間になるようにして待ちかまえろ」と言われていた。
そんな作業、未来を予測し・未来を少し操作するような作業も、デジタル信号処理が肩代わりするようになる時代が、近く来るのだろうか。
実は3倍の大きさだった「アンドロメダ座大銀河」
先月末、地球から200万光年先にあるアンドロメダ座大銀河の大きさがこれまで知られていたよりも実は3倍も大きかった、という報告がされた(日本語記事)。以前は、直径がおよそ7~8万光年と見積もられていたが、今回周辺の天体の動きを観測した結果、実は22万光年以上の大きさであることがわかった、という。
アンドロメダ銀河の直径が8万光年なら地球から眺めた時の大きさは2.3°程であるが、もし直径22万光年ならば6.3°にもなる。6.3°というと、11cmの直径のものを1m離れて眺めたときの大きさである。
両手を伸ばして、左右の親指と人差し指をで「大きな円」を作ってみよう。それが、今回判明したアンドロメダ銀河の大きさだ。もうすぐ始まる夏からは、アンドロメダ銀河を眺めるのに良い時期になってくる。夜空に向かって両手を伸ばし、自分の指越しに「大きな銀河」の姿を思い浮かべてみよう。直径22万光年もの大きさのアンドロメダ銀河を、自分の指で作ったリングの中で眺めてみれば、きっと奇妙で不思議な感覚に襲われると思う。
2010-01-05[n年前へ]
■デジカメ「ミニチュアモード」「ジオラマモード」対決!?
最近のデジタルカメラの機能の中で、今注目を集めているのが「ミニチュアモード」や「ジオラマモード」などと呼ばれている機能だ。これは実際の風景をミニチュアのように撮る手法で…誰でも簡単にミニチュアのような写真を撮ることができる。
そんなアーティスティックな画像処理機能を搭載した4機種を今回は比較してみたいと思う。
ただ、ニコンのぼかさない部分の幅は少し狭すぎるかもしれない。全体で見渡してみると好みの範疇かもしれないが、E-P2とCX2のぼけ方はかなりシフトしたときの効果に似ているように思う(シフトの仕方によってもぼけ方は違ってくるので一概には言えないが)。
撮影中に余裕があれば、CX2のように幅や位置を調整できる方がいいと思うが、時間が限られているときはD3000のように撮影後再生時に調整できるもののほうが安心できる。個人的にはぼけ始めがゆっくりしているE-P2が好みだ。
2010-01-08[n年前へ]
■米カシオ、新EXILIM発表! 光学10倍ズームの超高速連写機が注目
米カシオ、新EXILIM発表! 光学10倍ズームの超高速連写機が注目
カシオ計算機の米国現地法人は2010年1月6日(現地時間)、コンパクトデジカメ「EXILIM」シリーズの新製品を発表した。秒間40コマの超高速連写や秒間1000コマのハイスピードムービー機能を搭載した薄型高倍率ズームモデルを用意したのが目玉。撮影した画像をクレヨンや油絵風に仕上げる撮影モード「Art Shot Function」も新たに盛り込んだ。カシオ計算機の広報担当者によると、国内での販売も計画しているが、具体的な発売日や価格は未定とのこと。
2010-01-21[n年前へ]
■世界最薄のG-SHOCKデジカメ「EXILIM G EX-G1」の実写画像
カシオ「EXILIM G EX-G1」、世界最薄のG-SHOCKデジカメの実写画像
(CASIO デジタルカメラ EXILIM-G は)耐衝撃、防水、防塵、耐低温性能を誇る、タフなコンパクトカメラだ。約2mからの落下に耐える構造で、水深3mまで使用可能。また、ホコリや低温(-10度)にも強い最強のコンパクトデジカメと言える。ウインタースポーツでも重宝するだろう。
撮像素子は、1210万画素の1/2.3型正方形画素CCD。画像処理エンジンには、EXILIMエンジン4.0を搭載する。レンズは、35mm判換算で38~114mm相当をカバーする光学3倍レンズ。開放F値は、F3.9(W)~F5.4(T)となっている。また、マクロモードでは広角端で約 10cmの撮影が可能だ。