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2009-01-20[n年前へ]

膨大なセンサー・アレイで情報収集、MotoGPバイクの「五感」に迫る 

 膨大なセンサー・アレイで情報収集、MotoGPバイクの「五感」に迫る

 MotoGP向けオートバイの出力対重量比は、一般的なオートバイに比べると、とてつもなく大きい。このため各チームは、ライダーがオートバイを乗りこなしやすくするための補助手段として、高度なマシン制御技術を導入するようになった。エンジン出力の調整が必要かどうか、必要な場合は、「いつ、何を、どのように」調整するのかを、ライダーのみならずマシンに搭載した制御システムが判断する。レース中は、ピットでマシンに手を加えることが禁じられている。従って、エンジンの点火タイミングや、スロットルに応じた燃料供給量の制御は、ライダーの操作に協調して制御システムが実行しなければならないのである。しかし、マシンに搭載した各種センサーがリアルタイムに測定する情報に、制御システムがどの程度依存しているのかは明確になっていない。筆者はこの点に注目した。

2009-01-31[n年前へ]

他人に何かをしたいっていうのは・・・ 

 「彼女たちは小説を書く」より。

 他人に何かをしたいっていうのはあんまり思っちゃいけないことと思うけど。コントロール願望につながりかねないから。

赤坂真理「言わなかったこと、言ってもいいこと」

2009-02-15[n年前へ]

液晶テレビはこうして進化した 

 液晶テレビはこうして進化した LEDバックライト編

 最もシンプルかつ安価なディミング方法は、0Dディミングです。0Dディミングでは、求められるレベルまでバックライト全体をディミングし(1セグメント)、フレーム全体の動画信号をこれに合わせて調整します。

 それに対し、複数の水平行(10セグメントなど)をベースにした「1Dディミング」によるアプローチでは、必要なレベルまで各行をディミングし、個々の行に属する動画信号をそれに合わせて調整します。

2009-03-12[n年前へ]

新幹線のアクティブ制御の設計解析手法 

 以前「鉄道車両の設計と制御におけるシミュレーション技術」という川崎重工の技術紹介を聞いたことがある。これが、実に様々な点で面白かった。

 新幹線の振動/揺れが気になることが多かったので、たとえばこういった記事をはじめとして、新幹線の振動抑制制御について、とても気になっていた。特に血液中の鉄分が多い方、いいかえれば、鉄っちゃん(鉄道おたく)ではないと思うのだが、新幹線の制御をどのような考え方で、どのようなやり方で設計/開発を行っているのか に興味があった。

 新幹線の振動抑制に関しては、

  1. 台車の左右加速度を計測する
  2. 加速度をフーリエ変換しパワースペクトル密度にする
  3. 人間の振動に対する各周波数に対する感度をかけ、さらに積分することで「乗り心地」指数(レベル)を算出する
ということだった。(講演を聞きながらメモした内容を信じるなら)「乗り心地」評価値はISOで決まっているらしい。下に描いたらくがきが、そのフローの概略をメモしてみたものになる。

 ちなみに、このような「乗り心地」評価値を用いながら、客車を支える空気バネの電磁弁を開閉することでセミアクティブ制御したり、客車下中央に位置する動揺防止制御用アクチュエータでアクティブ制御を行っている、という。

 ちなみに、加速度センサからのFB制御だけでなく、ATCの地点情報を用いてFF制御を行っている、というあたりも面白い。…鉄道もなかなか面白い。鉄っちゃんの気持ちが、少しわかるような気がしてきた。



 この講演の面白さ/興味深さは「(シミュレーション)ソフトウェア開発/管理における課題」「異種技術分野のソルバ/ツール連携」に関する現状の問題を、講演者が整理した上で、聴衆になげかけた部分にもあった。実に勉強になった。

新幹線の乗り心地評価






2009-03-30[n年前へ]

サイバネットシステム,プラントモデルと制御設計フローを連携する「Maple」オプションを発売 

 サイバネットシステム,プラントモデルと制御設計フローを連携する「Maple」オプションを発売

 MapleSim Connectivity Toolboxは,Mapleのオプション「MapleSim」で作成した数式ベースのプラントモデルを,制御設計/シミュレーションソフト「Simulink」(米The MathWorks社)で利用可能な「S-Functionブロック」に自動変換するソフト。



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