hirax.net::Keywords::「報酬」のブログ



2002-08-28[n年前へ]

時には後ろを振り返る 

 そーいえば、小学六年の時、東京から長野まで歩いたっけ。子供心に「歩き終えたら、何かになれる」ような気もしたけれど、「結局、そんなこともなかったなぁ」と思ったような気がする。
 しかし、考えてみればちゃんと「そのこと自体が報酬だった」んだろうなぁ…。明日、留学していく人を眺めながら、そんなことを思ったり。

2002-09-21[n年前へ]

当てはまる文字は何だ!? 

 探偵ファイルの挑戦状。成功報酬有り。で、書いてあるのはスワヒリ語。内容は有名な何かの歌の一部かな、多分。で、訳すと
    訪れるものがある
    いつの時も、喜びが訪れる
    いつの時も、幸せは音になる
    いつの時も、****-****
ていうような感じ。うーん、umri-habuでは変かな。あるいは、timeとlifeで韻を踏んでる何かの歌かな。するとrohoか?が、粗品ではやる気も出ないので、ここまでにしとこ。
 とりあえず、似たような感じで「オト」を入れながら韻を踏んでみました。(リンク

2006-03-21[n年前へ]

仕事仲間との「給料の比率」 

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研:仕事仲間との「給料の比率」 Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女仕事仲間との「給料の比率」を書きました。「(仕事をした結果としての)ギャラの分け前は、一体どんな感じだったら納得します?」という話です。


「半々でいいんじゃないでしょうか?たいていの場合は、下っ端エンジニアの方が”しきり役”より報酬って安いですから、ね」と私が言えば「いやいや、例えば、選手の方が監督より年俸は高いでしょう?それに、こちらの業界では、筆者の方がしきり役(編集者)よりギャラが安いということはありえないんです…」

2006-04-26[n年前へ]

「経済学」@Tech総研 

Title 新橋にあるリクルートの会議室で、ある経済学者の方に「経済学で○×は?」なんていう話を教えてもらってきました。話をしたのは2時間弱ほどの短い時間でしたが、密度が高い話を聴くことができたように思います。その話の内容は、近いうちにTech総研の記事として公開する予定にしています。

 「経済学者」の話を聴きに行きたいなと思ったのは、ライブドアの一件がニュースになっていた頃です。「Tech総研の編集者とウォームビズの計算をする」という共同作業をしながら、こんな話をしたのがきっかけでした。

Title「このしんどい作業の報酬を、二人でどう分けたら納得できるんでしょうかね?」
「そんなことを経営者なんかに聴いてしまうとナマナマしくなってしまうけれど、(少し現実から離れている)経済学者に訊いたらどういう答えを教えてくれるんでしょうかね?」
「そういえば、Tech総研ってほとんど経済記事がないですよね?ライブドアの一件も全然記事に出ないですよね?」
「(経済事件という意味で)リクルートはライブドアの先輩なのに、ライブドアの件に触れないのって何かヘンじゃないですか…?」
 …といった話を私がして、それなら「経済学者に色々聞いてみよう!」「そして、わかったことを記事にしてみよう」ということになったわけです。

 ちなみに、今日の対談、会議室の予定がきちきちだったので、次の会議室予約を入れていた「リクルート社員」から怒られながら会議室を出て、終えました。自分の所属する会社内とはいえ、自社内の対応を外の人にも適用する「リクルート社員」って多いんでしょうか…。やだなぁ、あぁいうの。

2009-12-29[n年前へ]

NEWS今昔物語「未来のために頑張る」編 (初出2005年06月23日) 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 「やる気・根性のこと」を「ガッツ」と呼ぶ時代がありました。なぜ、そんなことを書いているかと言うと、ガッツという言葉が今は死語になっていると聞き、下の記事群中ではその言葉をすべて他の言葉に書き直しているからです。

 若い人に聞いてみると、「ガッツというより、あえて言うなら根性かな」ということでした。私の脳内では「根性」の方が(”夜露死苦”的な)死語なのですが、言葉の流行り廃り・言葉の復活など色々あるのだろうか、そういう言葉一覧表を作ってみたいな、とふと思いました。

(記事を書いた時の)ひとこと

 「未来を作りたい」という言葉を聞いたことをきっかけとして、未来を作るために頑張るさまざまなニュースを集めてみました。

性的絶頂感を遺伝子とCTスキャンで考えてみる?

 先日、女性が性的絶頂感に達するかことができるかどうかは遺伝子が決める)。 一卵性双生児と二卵性双生児を対象としたアンケートの結果は、「女性が性的絶頂感に達するかことができるかどうか」への遺伝子の寄与率は34%だった、という。そんな性的絶頂感のナゾをさらに解き明かしていくためには、CTスキャンを用いて女性の本物と見せかけの性的絶頂感の違いを明らかにした研究(日本語解説記事) などにも期待したいところだ。

 ところで、男性と女性それぞれの性的感覚の時間変化が異なるようすを示すグラフなどを見ると、やはり男と女の間には深くて暗い河が流れているようだ。何しろ、男は「やる気になってから、性的絶頂感に達することができるようになる」までの時間が2.8分であるのに対して、女性の場合は14分以上かかるというのだから…。

"The Musical Baton"津波と、頑張って"手作業"で作る津波伝搬樹形図

 5月末から6月中旬にかけて、"The Musical Baton"という名前の「記事」が非常に多くのWEBページ(個人ブログやSNSなど)上に書かれた。これは、「音楽に関する質問に(自分のWEBページ上で)答え、その質問に(自らのWEBページ上で)答える責任を次の5人に廻す(pass the baton)」というものである。この津波の震源地がどこなのかは定かでないが(参考: 1)、BlogPulseによる"Musical Baton"という言葉の言及量推移を示すグラフやはてなダイアリにおける言及グラフを眺めれば、言及量が急激に増加しており、まさに津波のようであったことがわかると思う。

 1人から次の5人という広がり、すなわち、5のべき乗を素直に流せば、13世代で世界のインターネット人口を突破し、14世代では地球の人口を突破することになる…のだから、そんな急激な増加も当たり前の話であるが、その大きな津波が日本でどのように伝搬していったかを頑張って"手作業"で調べた人がいる。まるでウワサ話が伝搬するように、"The Musical Baton"が人を介して手渡されていったようすを眺めてみるのは、不思議に面白い。

頭の中のパイプライン

 「大きな報酬が得られる選択肢を選ぶ意思決定をする場合」と「小さな報酬しか得られない選択肢を選ぶ意思決定をしなければならない場合」で処理を行う脳部位が異なる、というサルを実験対象とした研究報告がasahi.comに掲載された(参考情報:Science日本語要約)。

 メイン・サブの2CPUをデュアルで使うタイプのコンピュータの動作で例えるならば、優先度に応じて高性能なメインCPUに仕事を割り振るか、ちょっと動作が遅いサブCPUに仕事を割り振るかを切り替えるというような仕組みである。

 進化を続ける生物が生み出した脳の中の最適化処理・脳の仕組みにはただただ驚くばかりだ。

「コーヒー飲んで頑張る」の秘密が明らかに?

 6月20日、カフェインの覚醒効果を分子レベルで立証したという研究結果が、大阪バイオサイエンス研究所から発表された。徹夜で頑張るような時、気合いを入れて頑張るために、コーヒーやコーラといったカフェイン飲料の力を借りている人は多いと思う。つまり、効果はすでに判明していたわけだが、その秘密がついに解明されたというわけである。

 脳医学で覚醒効果の仕組みが解明されていけば、カフェインを含む色んな飲料のさらに上を行く、超"気合い"や超"頑張り"注入ドリンクも登場するかもしれない。…なんだか、ちょっと危険そうだけど。



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