2009-06-14[n年前へ]
■誰とも同じスタートラインに並ばないのが一番いい
週刊SPA! 6/15号、西原理恵子×みうらじゅん対談から。
みうら:誰とも同じスタートラインに並ばないのが一番いい
西原:だから、同じスタートラインに並ばない若手が出てくると怖い。
2009-08-06[n年前へ]
■山岸作品への絶対的な信頼
マンガ家 槇村さとるがさまざまな背景を持つ人たちと対談をした「槇村さとる対談集 」から。
私が山岸作品に絶対的な信頼を寄せているのは、作品を描くときに、ダークなものを都合よくねじ曲げてしまったりしない人だから。同時に、どの作品にも、決して手抜きをしない、自分への厳しさが感じられるのです。
2009-08-11[n年前へ]
■誰かと付き合うより、自分と付き合う方が・・・
マンガ家 槇村さとるがさまざまな背景を持つ人たちと対談をした「槇村さとる対談集 」から。
誰かと付き合うより、自分と付き合う方が、大変なんです。
代々木忠
2009-09-16[n年前へ]
■直観的に結論を先に決めてしまう人間
グラフィケーションで連載された11編の対談が収録された「科学技術を考える 」から、坂村健の言葉。
私は予定結論的推論機能と言っているんですが、要するに人間の場合は、直観的に結論を先に決めてしまうんですよ。例えば物を買うにしても、欲しいと思った時、代替そこで結論は決まっているんです。だけど、買うに至るには頭脳の理解と同意がないと、買う意思決定ができない。そこで、頭脳が後からついていって、あたかも演繹的な推論をやっているふりをしながら予定結論にどうやって近づくかという道を探している。その道筋が頭脳を満足させれば、買うと決まるわけです。
2009-09-21[n年前へ]
■教育費と茄子の花は千に一つも徒はない
スラッシュドットでのコメントから知った、西原理恵子の言葉(毎日新聞の元記事)。
西原理恵子の言葉だけをひきたいところだけれども、文脈背景の紹介上、林真理子の言葉も引用する。
林真理子> 独身のお金持ちの友人が電話してきて「私たちが払った税金をヤンキー(不良)の子に使われるのは嫌だ。民主党は何を考えているのか」と言っていた。
西原理恵子> 子どもが大きくなって年金を払い、高齢者を養うんですよ。ヤンキーが将来刑務所に行けば、もっとお金がかかる。人を人とするためには教育と職業が必要。それは国家が何よりも先にやらなければならないこと。議員の給料払うなら、ヤンキーの教育費に使え。
教育・職業といったことは、西原理恵子のマンガ中で語られるリフレインのひとつだ。たとえば、「営業ものがたり 」なら「うつくしい のはら」あるいは、「朝日のあたる家」といったマンガ中に、繰り返し登場する。あるいは、対談でも時折口にする。
私はまいにち字をならいに行く。
字をおぼえましょう。
字がよめたら 世の中がわかる。
商売ができる。ごはんが買える。
「うつくしい のはら」冒頭
「親の意見と茄子の花は千に一つも徒はない」ということわざがあるが、教育費もそういうものかもしれない。…うーん、そんなこともないか。
教育とは、学校で習ったことをすべて忘れた後に残っているものである。
アルベルト・アインシュタイン
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